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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2017年8月17日木曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2017】回顧・第29回ばんえいグランプリ(8/13)

ばんえい重賞レース回顧
第29回ばんえいグランプリ(BG1)-2017年8月13日-10R 200m直 曇 1.8%
  1着△(1)ニュータカラコマ(藤野俊)1分49秒7
  2着○(3)コウシュハウンカイ
  3着◎(4)オレノココロ
単勝 1 340円 馬単1-3 1,010円 三連単 1-3-4 2,430円
 ※その他の配当、結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえいのファン投票選抜のBG1、第29回ばんえいグランプリは、2番人気のニュータカラコマがマッチレースを制し優勝した。重賞は今季2勝目で通算8勝目、BG1制覇は2011年のイレネー記念以来2度目。藤野騎手も今季重賞2勝目で通算49勝目。
  この日の帯広は前日からぐずつき気味、当日は雨は収まったが、その前のレースの2歳牝馬オープンで1分20秒台が出るほどの軽馬場。レース序盤はコウシュハウンカイが勢いよく飛び出し、その他の馬も続くものの馬場状態を意識してか全体にややばらついた展開、センゴクエースが第1障害でやや引っかかり気味、大外のシンザンボーイが離れた後方から行く。第1、2障害の中間ではコウシュハウンカイが先頭を切り、その後はキサラキクが積極的に前を伺い、フジダイビクトリーあたりが続くという態勢のまま第2障害へ、各馬先行馬に追いつきシンザンボーイ以外はほぼ横一線、ここまで53秒でこのレースとしては速いペース。障害を先に仕掛けたのはコウシュハウンカイで、フジダイビクトリー、ニュータカラコマと続く。この中でコウシュハウンカイは障害をひと腰で越えたが、それ以上に勢いよく障害を越えたのが最内のニュータカラコマ。他の後続各馬はフジダイビクトリーが障害中ほどで1歩止まるなど障害で苦戦する中、障害を先に抜けた2頭のマッチレースとなったが一瞬の切れ味でニュータカラコマが前へ、コウシュハウンカイが必死に追う態勢。そしてその差を保ったままゴール手前へ、両馬とも残り10m程度で苦しくなったものの後続とはかなり差は開いており、先行2頭の差も変わらず結局ニュータカラコマが逃げ切りゴール。コウシュハウンカイはまたしても2着。3着争いはフジダイビクトリーをやはり障害で一歩遅れていたオレノココロが障害を降りた直後から前に出て前の2頭を追ったが3着まで。フジダイビクトリーが4着だった。

  ニュータカラコマ(1着):見事なレースだった。馬場状態や展開すべてがこの馬に向いていたということもあるが、勝負を決めたのはなんと言っても障害力の差。ひと腰で越えただけでなく素早い動きで勢いを落とさなかった。若馬のころは苦手だった障害だが、今はメンバー随一の上手さと言える。また枠順の巧拙もほとんどない。この後は一息入れるか、それともそのまま機会があるごとにレースに出て行くか。いずれにせよ。荷物が重くなっていくとややスタミナに課題が出るので、正月の帯広記念あたりまで長期的視野で調整していくことになるだろう。
  コウシュハウンカイ(2着):馬体重はやや減とみっちり馬体を絞り込んで挑んだ印象。今回は序盤からかなり積極的に前に出て、勝ちを意識したレースだった。展開もこの馬としては完璧なレースだったのではないか。勝ち馬とのマッチレースとなったが、軽めの馬場が特に相手の方に有利に働いたようだ。またしても2着というのもいかにもこの馬らしい。しかしトップクラスの力があることは証明された。
  オレノココロ(3着):馬場が軽くなりこの馬にとってどうかと思われたが、走りそのものは悪くはなかった。障害はひと腰かかったもののこれも想定内。ただ今回は上位2頭に完璧なレースをされたということであって、終盤の伸び脚はさすがというところであった。体調も問題なかったが、この馬はやはり荷物の重くなる秋以降さらに調子を上げてくるだろう。
  フジダイビクトリー(4着):序盤はしっかり先行するなど、この馬の走りはできていた。それ以上に上位に入った馬の勢いが勝ったということだろう。障害もある程度時間がかかることは想定されたが、今回はやや手間取り一歩遅れた結果、前もじゃ追いつけなかった。
  サクラリュウ(5着):伏兵的に、ハナに立つなど攻めて行くのではと期待されたが、各馬の勢いが勝りで中盤までで4,5番手を追走と本来の自分のペースでレースができていなかったようにも感じられる。しかし重賞に出てこそこの馬の持ち味は発揮される。今後出走を確実にするためにももう少し賞金を稼ぎたい。
  その他では、カイシンゲキ(6着)が今回はある程度前に食らいつくレースを見せて復調の兆し。センゴクエース(7着)は障害が甘く、全体的にやはりまだ力不足感がみられた。格上挑戦のシンザンボーイ(8着)は序盤から大きく遅れているように見えたが、障害はひと腰で越えてきており重賞でもそこそこ走れるところを見せた。キサラキク(9着)セイコークイン(10着)の牝馬2頭は障害で苦しんだ。力がないわけではないのだが。

はむ!の予想結果
  頭を迷ったあげく◎をオレノココロにしていて、結果△のニュータカラコマが入ったということだけど、ま、印を打ったのが全部3頭に入ったのは良かった。ただ、本命サイドの三連複は余程点数を絞らないとプラスにならないね。今回も初めから取りガミになるような買い方だった。ただ絞りすぎてしまうと楽しみがなくなっちゃうからね。ばんえいで大もうけしようとは考えてないし・・応援馬券とかワイドとかも買っているように収支関係なくばんえいを楽しんでいるんだ。(と負け惜しみ)。
  今回収支 -3,240 (配当)2,460 (投入)5,700
  今年度累計 -19,130 (今年度残高80,870)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。(新しい年度に更新しています。)
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2017データ・馬券成績表)

  次回の重賞ははさらに2週間後の8月27日(日)、3,4歳対抗戦、はまなす賞(BG3)です。いつもどおり前日までには予想を書きたいと思います。

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