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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2018年7月3日火曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】回顧・第12回柏林賞(7/1)

ばんえい重賞レース回顧
第12回柏林賞(BG3)-2018年7月1日-10R 200m直 曇 2.3%
  1着注(8)ジェイワン(鈴木恵) 1分36秒0
  2着 (6)ゴールデンフウジン
  3着 (5)シンエイボブ
   単勝 8 490円(4番人気) 馬複 6-8 790円 三連単 8-6-5 58,890円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (○▲△等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい4歳馬三冠レースの第1弾、第12回柏林賞は、4番人気のジェイワンが障害後方から追い込んで混戦の先行馬勢をまとめて差し切って重賞初制覇。鈴木恵介騎手は旭川記念に続く重賞勝ちで通算69勝目。

レース振り返り
  本州で梅雨が本格化したころ北海道といえどもこの時期は雨が多く、当日も朝から雨模様。軽馬場でかなり速い時計が出ていた。
  レースは序盤からかなり速いペース。第1障害ではほぼ横一戦だったが、先行馬のメジロゴーリキが押し出されるように前に、ゴールデンフウジン、ジェイワンあたりも意識的に前に行き、これにナカゼンガキタやミノルシャープあたりもついて行く。刻みを入れる馬もいたが、ゴールデンフウジンら先行勢はそのまま止めずに進む。そして第2障害手前にはゴールデンフウジンが先に到達、メジロゴーリキらが一歩遅れて到着。ここまで40秒の速いペース。障害もゴールデンフウジンが先に仕掛けるが坂の7分どころでストップ。これを見てナカゼンガキタ、メジロゴーリキ、ミノルシャープが仕掛け、少し遅れてカネサスペシャル、シンエイボブも仕掛ける。この中ではメジロゴーリキが最も先に障害を越え、ナカゼンガキタ、シンエイボブが続く、さらに続いて越えてきたカネサスペシャルの勢いが良く、障害を降りてから先頭へ。外からミノルシャープも続き切れ味良く前を追う。その後方は、ゴールデンフウジンがこれらの馬に遅れ、そしてジェイワンはさらにこれらを見るように進み、6,7番手あたりで障害を越えた。
  残り30mあたりではメジロゴーリキ、ナカゼンガキタは勢いがなく後退、先頭を行くカネサスペシャルをミノルシャープが追いこの2頭が先頭争い。しかしこの2頭も徐々にスピードが緩む。そこをシンエイボブが吹き返し、後方からジェイワン、ゴールデンフウジンがものすごい脚で追ってくる。残り20mあたりでは6~7頭がほぼ横一戦に並ぶ大接戦。その中からジェイワンの脚色が良く頭一つ抜け出す、ゴールデンフウジンも追うが、最後はジェイワンが半馬身の差で振り切り優勝。1番人気となっていたゴールデンフウジンが2着に入り、さらに半馬身ほどの差でシンエイボブとカネサスペシャルが競り合って最後はシンエイボブがわずかの差で3着に入った。当欄で本命にしていたマツカゼウンカイは前半で遅れ、後半追いついたものの5着まで。2番人気だったウンカイタイショウも速いペースについて行けず見せ場なく9着に終わった。

次走へのメモ
ジェイワン(1着):華麗な復活劇。長いスランプから脱し調子が戻りつつあったところに、今回の軽馬場、軽ハンデ、そして鈴木恵介騎手を迎えて、勝てるチャンスが巡ってきていた。先行馬についていって、障害は溜めにためた上で最後で差し切るという勝ち方はやはり第一人者・鈴木騎手の見事な手綱さばきによるところが大きく感じる。馬としても勝ち味を覚えて、先々が楽しみだ。次の大きな目標は秋の銀河賞だが、その前に3,4歳重賞はまなす賞があり、ハンデもにらみながら力を入れるレースを選択していくことになるだろう。
ゴールデンフウジン(2着):こちらも2歳時のナナカマド賞勝ち以来久々の重賞好走。1番人気に押し出されただけに、障害のカカリの部分で引っかかったのがやや惜しまれるが、直線のスピードはこの馬の非凡さを見せた感じだ。今後も特に軽いところでは相当やりそうだ。軽量レースも視野に選択肢が広がる。
シンエイボブ(3着):繰り上げ出走であったが、全く臆することはなかった。軽馬場を十分に生かし、前半から障害へとうまくまとめて、最後の追い比べまで脚を残し、9番人気ながら3着に食い込んだ。障害さえクリアできれば勝ち負けになる。人気薄なら特に怖い存在になりそう。
カネサスペシャル(4着):切れ味で勝負するこの馬が、障害越えですぐ先頭に立った時点で勝ちが見えた一瞬もあった。その後もこの馬なりの走りはできていたが、上位入線した馬の馬場適性が勝ったっというところか。重量・馬場ともに重い方がこの馬の持ち味を出せそう。
マツカゼウンカイ(5着):結果としてやはり軽馬場と大外枠に泣かされた。それでも後方から5着まで押し上げた粘りは立派で、序盤にもう少し前について行けていれば、見せ場があったかもしれないが、このレースで見限る状況ではない。巻き返しは可能。
  その他では、メジロゴーリキ(6着)はやはり馬場適性の差か、意識的に先行したが後続を離しきれなかった。ミノルシャープ(7着)は軽馬場で期待され、一瞬の切れ味も見せたが、どうも競られると弱い面が見られる。ウンカイタイショウ(9着) は連勝の勢いで2番人気となっていたが、前半から全く見せ場をつくれずジリ貧となった。端枠も影響したか。

はむ!の予想(馬券)結果
  (通常分)今回 -4,400   (配当)0 (投入)4,400
  (単複・ワイド)今回 -1,090    (配当)410 (投入)1,500
  今年度累計 -6,480 (7/1現在)
    通常  -5,010 (配当 7,590 - 投入 12,600)
   単・ワ  -1,470 (配当 3,630 - 投入 5,100)
  ワイドの一本だけ入りボウズは逃れたものの大敗。軽馬場となってやばいと思いつつもここで先に買い目を公表している以上変えるわけにもいかず(変えても当たらないが)、そこは天気が読めなかったのが反省点。
  早くもマイナスが膨らみ落ち込み気味ではあるが、なんとか盛り返していきたい。

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2018データ・馬券成績表)

  次回重賞は2週間後の7月15日、古馬の重賞・北斗賞です。予想はいつもどおり前日までには書きたいと思います。

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