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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2019年1月2日水曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2019】重賞予想・第12回天馬賞(1/3)

  正月シリーズのばんえいは2日連続の重賞。3日は明け5歳の世代最強決定戦、天馬賞です。粒ぞろいのメンバーが揃いました。(なお、帯広記念の結果回顧は後日まとめて行います。また、コラムはお休みにします。)

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第12回天馬賞(BG1)
(2019年1月3日(木)16:40発走 帯広10R ダ200m 5歳オープン定量)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
メジロゴーリキ 牡5 760 西謙一 松井浩 鹿毛 逃
ジェイワン 牡5 760 鈴木恵 槻舘重 鹿毛 差
ゴールデンフウジン 牡5 760 藤野俊 今井茂 青毛 差
  ナカゼンガキタ 牝5 740 西将太 西康幸 鹿毛 逃
  ウンカイタイショウ 牡5 760 渡来心 久田守 青毛 先
取消 カネサスペシャル 牡5 760 島津新 村上慎 青毛 差
ミノルシャープ 牡5 760 阿部武 大友人 鹿毛 先
マツカゼウンカイ 牡5 760 藤本匠 松井浩 鹿毛 先
  ホクショウムゲン 牡5 760 松田道 村上慎 鹿毛 追
  10 シンエイボブ 牝5 740 赤塚健 久田守 鹿毛 追
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「天馬賞」の概要と傾向
  正月恒例のばんえい2日連続重賞の第2弾は、4歳(明け5歳)三冠の最終戦、天馬賞。帯広単独開催後創設され12回目と歴史は浅いが、この時期のレースとしてすっかり定着している。過去10年で1番人気が(7,1,2,0)と安定している。2番人気は(1,4,1,4)とこちらもなかなかのもの。やはりハンデのない定量戦ということで、実力どおり決まるというところか。一方、3番人気になると(0,0,2,8)と振るわない。おそらく世代トップの馬に挑んでいって自滅するというパターンか、穴を狙うなら三連系の馬券が狙い目か。実績では前年度のダービー馬が(6,1,1,1)と強い。4歳の2冠目の銀河賞勝ち馬は(5,0,1,3)と、強い馬がいるときは強いが混戦になっている時はアテにならない場合がある。柏林賞勝ち馬は(3,2,0,5)と微妙。ここ2年はセンゴクエース、マルミゴウカイと3冠馬が誕生するなど、やはり抜けた馬がいるかどうかによって様相は変わってきそう。牝馬の優勝は一昨年のキサラキクの1頭のみ。騎手では鈴木恵介騎手が5勝とこのレースを得意としている。 今回のみどころ
  いつもの年なら1頭強い存在がいてその馬から入れば、というところだが、今年のこの世代は重賞レースごとに勝ち馬が変わる大混戦状態。出走馬10頭中8頭が重賞勝ち馬。過去のデータもあまり参考にならないのではないか。ダービー馬はメジロゴーリキだが今年度は未勝利。最近ではミノルシャープが銀河賞に勝った後、古馬相手の重賞でも勝利目前まで行く善戦(3着)を見せるなど勢いがある。しかし他にも虎視眈々とここを狙っている馬は多く、どの馬が勝ってもおかしくはない。なお、この世代でばんえい菊花賞を勝った牝馬コウシュハサマーは帰らぬ馬となった。同世代としてその弔い合戦でもある。なお、カネサスペシャルは出走取消となりました。
各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 メジロゴーリキ:3歳時ばんえいダービーに勝利。しかし昨年ははまなす賞、銀河賞で2着など善戦はしたものの、特別戦、平馬戦を含め1勝もできなかった。ペースが速くなると厳しい。但し掲示板内には入っており安定感はある。大きな馬体とそこから出るパワーがこの馬の特徴。先行して障害を力で持って行き最後まで粘るという流れが理想。
 2 ジェイワン:デビュー時は常に期待されていたが、3歳時は障害名などで苦しみスランプに、ただ3着に食い込んだダービーなどで力のあるところは見せていた。4歳になってから素質が再開花。柏林賞で鋭い切れ味で勝利した。その後も存在感は見せていたが、障害への苦手意識もあり、勝ちきれない時も多い。軽馬場の方が良さそうか。
 3 ゴールデンフウジン:2歳時のナナカマド賞馬。その後ブランクがあったりして伸び悩んでいたが、4歳になってからそのスピードと切れ味が戻って、柏林賞2着など善戦している。ただ障害があまり得意ではなく、そこで手間取って最後に脚を持て余す場面も多い。馬場は軽いに越したことはないが、全体が速すぎると追いつかないことも。
 4 ナカゼンガキタ:ばんえいオークス馬。今シーズンは世代重賞では見せ場なく敗れているが、古馬戦では意外に善戦、レディーズカップでは一線級を押さえて優勝した。牝馬としては先行力と障害力のある馬で、自分のペースに持ち込めば強みを見せるが、流れが向かないとそのままのこともある。重めの馬場で時計がかかった方がよさそう。
 5 ウンカイタイショウ:重賞は常連だが、いずれも着外に沈んでおり、成績は上がっていない。平馬戦ならレベルの高い相手でも好勝負ができるのだが。特に軽馬場ならスピードが生かせる。障害はこなす程度。脚質は前に行ったり中団に控えたりと一定していないイメージが、基本は先行してこそ力が出せる馬。前半から積極的に行けば見せ場も。
 6 カネサスペシャル同馬は出走取消となりました。3歳時にばんえい大賞典で勝利している。4歳時にも善戦この馬のモットーは障害力。前半は控えて、障害をさっと切り、直線は最後まで粘りきる。というのがこの馬の流れ。他馬がもたつくところを1枚ずつ拾って上位に食い込む。大崩れも少ない。近走は前半から積極的に行くなど脚質転換も模索しているようだ。
 7 ミノルシャープ:重賞は銀河賞と3歳時のはまなす賞と2勝している。ドリームエイジカップではオレノココロなど古馬一線級を相手にゴール10m前まで先頭に立った。ウイークポイントはその最後の詰めの部分。ゴール直前でスタミナが切れる。先行力と障害力、一瞬の切れ味は申し分ないだけに、最後までいかに頑張りきれるかがカギ。
 8 マツカゼウンカイ:4歳時のはまなす賞に勝っている。その他ではばんえいダービー2着などの実績が光る。脚質的には好位差しといったところ。障害はまず無難にこなすというレベル。大崩れは少ない。近走はハンデ差もあってやや置いて行かれるレースが続いているが、定量戦のここでは十分巻き返し可能だろう。接戦になれば粘りを発揮する。
 9 ホクショウムゲン:2歳から3歳にかけては最強の存在でイレネー記念など重賞2勝。しかしその後は大スランプ。障害が全く上がれなくなり大敗が続いた。4歳になってからは一時復活の兆しも見せたが、その後長期休養。7月以来半年ぶりの出走となる。いきなりは厳しいと思われるが、体調が戻っていれば、潜在能力の高さを見せる可能性も。
 10 シンエイボブ:重賞は優勝こそしていないものの、3歳時にオークス2着、4歳時で柏林賞3着などの実績がある。今回は世代ランク11番目だったが出走権のあったメヂカラに代わり出走のチャンスを得た。このような時こそ好走している。切れ味がモットーだが、じわじわ伸びてくるタイプ。障害は得意ではなく近走はやや苦しんでいる。
【はむ!の見解まとめ】
  明け5歳の天馬賞は世代重賞のラスト。本当の意味での世代最強決定戦ともいえる。しかし大混戦のこの世代、未だにどの馬が最強なのか全くわからない状況。天候や馬場状態によっても大きく変わってきそうだ。ここ1週間以上は気温は低いもののまとまった降水もなく乾燥した馬場となっている。しかし脚抜きが良くなっているのか時計はそこそこ出ている。
  大混戦で、どの馬を狙うか迷った上、一通り予想した後にカネサスペシャル出走取消の報が入り予想をし直す必要があった。そして、熟考し、当欄では、もう一度◎(3)ゴールデンフウジンを本命として狙ってみたい。銀河賞の時も期待したが、障害でのカカリが良くなくて5着となった。それでも最後の切れ味は素晴らしいものがあった。この馬の末脚は古馬一線級相手でも十分通用するもの。多少出遅れてもカバーできるほどのものを持っている。課題の障害だが、近走はしっかり上がれておりその勢いを生かしたい。そして前半から自分のペースに持ち込みたいところ。レースに集中できるかもポイントになる。
  相手にはやはり○(7)ミノルシャープ。実績面からこの馬が1番人気になるのでは。先行力、障害力とも申し分なく、スムーズに運べばこの馬が逃げ切る可能性が強い。前開催でスピードレースの地吹雪賞を使い0分50秒台で走った勢いもある。ただ、最後の10mでどこまで我慢できるかがポイント。大崩れはないので軸としては信頼できる。そして当初、近走上り調子のカネサスペシャルを単穴に考えていたが、直前出走取消になったので、切れ味が鋭く一発の魅力のある▲(2)ジェイワンを浮上させた。障害が課題だが、重賞となりじっくり取り組めそう。崩れなければ前に追いつくことは可能ではないかとみた。あとはダービー馬△(1)メジロゴーリキも大きいレースになればもちろん外す訳にはいかない。先行力と力強さはあるので、他馬が苦しむ状況になれば浮上する。ただ今年は未勝利(2着5回)で、決め手に欠ける部分があるのでそのあたりをどう修正してくるか。新馬戦以来実績の上がっていない最内枠、そして今回転厩初戦でどう出るか。
  その他では、実績馬注(8)マツカゼウンカイも定量戦なら無視できない。しかしいわゆる無難なタイプで決め手に欠けるイメージ。馬場ももう少し軽い方が良いか。牝馬勢も侮れず、(4)ナカゼンガキタは序盤から攻めてきそうだが、それで全体のペースが押し上げられると逆に苦しくなるか。調子は上げてきているが。(10)シンエイボブも重賞では好走するタイプだが、大外枠だし近走の成績から厳しいか。

はむ!の馬券狙いどころ:
  重賞の中でも最も堅いと言われるレースだが、今回は様相が違う。何が1番人気になるかもわからず、どこからでも入れそうだが、そういう時こそしっかり軸を決めて狙いに行きたいところ。出走取消馬も出て買い目が一層難しくなったが、当欄で推した上位2頭を軸に攻めて行きたい。枠複を混ぜて。特にゴールデンフウジンは配当的にも一発を期待したいところ。ワイドの方でジェイワンと、無印にしたナカゼンガキタ絡みを押さえる。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 3,7→3,7,2→3,7,2,1,8,4 合計16通り 各100円
  三連単 3,7→3,7,1→3,7,2,1 合計8通り 各100円
  枠複 3=7,2,1 合計3通り 各500円
  枠複 3=7 2=7 合計2通り 各300円
  合計 4,500円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 3 500円  
  ワイド 2=3,7,1,4 4=3,7,1 合計7点 各100円
  合計 1,200円で勝負! 

  今回の結果と回顧は、帯広記念の結果と併せて年明け第1週までには報告したいと思います。

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