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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2020年7月21日火曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2020】回顧・第51回旭川記念(7/19)

ばんえい重賞レース回顧
第51回旭川記念(BG2)-2020年7月19日-10R 200m直 曇 1.7%
  1着○(3)ミノルシャープ(島津新) 2分12秒4
  2着◎(1)オレノココロ
  3着▲(6)コウシュハウンカイ
   単勝 3 500円(3番人気) 馬複 1-3 350円 三連単 3-1-6 1,610円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○等は、はむ!の当初予想印)

  古馬の重賞で今年からBG2となった第51回旭川記念は、3番人気の6歳馬ミノルシャープが障害先頭で抜け出し、そのままゴールまで駆け抜け、北斗賞に続く優勝で重賞通算4勝目、島津新騎手も北斗賞に続く重賞制覇で通算4勝。大友栄人調教師は旭川記念は3度目の制覇で重賞通算48勝目。1番人気オレノココロは惜しくも2着で、同一重賞4連覇はならなかった。

レース振り返り
  帯広はここ1週間はわずかな降水で、かなり乾燥してやや時計のかかる馬場であった。
  レースは、スタートからメジロゴーリキが飛び出し、ミノルシャープがこれに続く形でこの2頭が前に出て第1障害を越えた。後続はホクショウマサルがやや遅れ気味であったが全ての馬がクリア、各馬早めに刻みを入れゆったりしたペースに落ち着いた。1、2障害の中間あたりでは、前を行った2頭にオレノココロ、コウシュハウンカイ、そしてホクショウマサルも早めに追い上げ、大外のキタノユウジロウも中盤から前に近づいて行った。そして出入りを繰り返しながら同じようなペースで進み、ソウクンボーイ以外の6頭がほぼ一線のまま第2障害の手前に。ここまで77秒のスローペース。
  障害を最も早く仕掛けたのはキタノユウジロウ、思い切って踏み出したが、坂の天板手前でストップ。これを見るようにオレノココロとミノルシャープがほとんど同時に障害に挑戦。オレノココロは天板でやや躓き加減、ミノルシャープの方はしっかり踏み込んでスンナリと障害を越えこれが先頭、オレノココロもすぐに立て直し、直後に障害を仕掛けひと腰で越えてきたコウシュハウンカイと同時に障害を越えて前を追う。さらに一歩遅れてメジロゴーリキが障害をじっくり越えて4番手。5番手以降は大きく遅れた。
  先頭争いはミノルシャープが快調に飛ばし、4,5馬身のリードで逃げる。これにオレノココロとコウシュハウンカイが追うが差がほとんど詰まらない。ミノルシャープはそのままの脚色でゴールに近づく、2番手争いはオレノココロがコウシュハウンカイよりやや前に出て、さらに前を追うが、先頭のミノルシャープはゴール直前でも全く脚色が衰えず、むしろオレノココロの方が若干スピードが鈍って、4.5馬身の差のままミノルシャープがゴールを駆け抜け勝利した。その後ミノルシャープ前脚から倒れ込んだがゴールを越えた後だった。オレノココロはそのまま2着を確保。遅れ始めたコウシュハウンカイは、その後ろからメジロゴーリキが近づいてきたが、なんとかかわして3着に入った。ホクショウマサルは障害が上がらず最下位の7着に終わった。

次走へのメモ
ミノルシャープ(1着):この馬の時代が来たのではと思わせるような強い勝ち方であった。序盤から前には行ったものの無理はしておらず、力は温存。そして抜群の障害力でしっかり山をクリア、切れ味良く後続を引き離し、課題の最後の直線も楽に駆け抜けた。最後倒れ込んだことからみると、息はあがっていたと思われるがスピードが緩まなかったのはこの馬の成長と言えよう。次は当然8月のグランプリ。重量はさらに増えるが、この勢いならもう一丁というところか。
オレノココロ(2着):この馬としては申し分ない走りであった。ある程度レースを引っ張っていたし、障害も引っかかる場面はあったものの全く問題はなかった。馬体重も増え体調も悪くなかったようだ。ここは勝ち馬にうまく走られたというところだろう。荷物が重くなればさらに力を発揮する時が来るだろう。夏の体調維持がうまくいくか。
コウシュハウンカイ(3着):特にミスはなかったし、この馬らしい安定した走りはしていた。ただミノルシャープらにペースを作られ、自分で動けなかったのはこの馬が勝てないパターン。ただ今後荷物が重くなって流れが落ち着けば再びこの馬の出番が来るか。グランプリで連覇を狙う。
メジロゴーリキ(4着):一時期勢いがなく自信を失いかけていたようだが、今回はまず自分の走りに徹して、障害をしっかり上げることに重点を入れていたようだ。本来の力を出せれば勝負になるところを見せたのではないか。今後はどこかで大駆けもありそう。
キタノユウジロウ(5着):大きく離れた5着。ペースが落ち着いたこともあるが、思い切って前に付け、障害を先に仕掛けるという積極策で一瞬は見せ場を作った。障害を越えられていれば上位に入るチャンスはあったのではないか。今後も重賞でも戦えそう。
  その他では、ソウクンボーイ(6着)は、繰り上がり出走ということもあり、序盤から後方待機で、他馬の脱落を拾う作戦であったように思われるが、障害がやはり厳しかった。そしてホクショウマサル(7着)はやはり行き脚が付かず、中間は前に取り付いたがそこでも無理したのではないか。体調自体は悪くなさそうだったが、動きは重い感じが残り立て直しに課題が残った。

はむ!の予想(馬券)結果
  的中 三連単 3-1-6 4枚 ワイド 3-1 3-6 各2枚
  ミノルシャープは本当に強くなった。以前なら直前で失速してたんだが、最近はほとんどスピード落ちないんだよな。オレノココロも万全だったけど、ミノルシャープの強さが目立った。この調子でまだまだいけるんじゃないか?と言う感じ。馬券の方はま、なんとか入ってくれたけど、やはり配当が安いね。でも自分としては目一杯絞ってこれだから。わずかでもプラスに持って行けたから良しとしよう。
  今回収支 +1,220
   (通常分) +2,240  (配当)2,100 (投入)4,500
   (単複・ワイド) -1,020  (配当)580 (投入)1,600
  今年度累計 +10,880(7/19・旭川記念終了時点)
   (通常分) +11,610 (配当 33,210 - 投入 21,600)
   (単複・ワイド) -730 (配当 6,370 - 投入 7,100)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2020データ・馬券成績表)

  次回は2週間後の8月2日(日)、3歳の三冠レースの第一弾、ばんえい大賞典(BG3)です。予想は前日までにアップしたいと思います。

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