header2

 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2020年8月15日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2020】重賞予想・第32回ばんえいグランプリ(8/16)

  今週の重賞は、真夏の祭典、ファン投票による選抜レース、ばんえいグランプリです。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第32回ばんえいグランプリ(BG2)
(2020年8月16日(日)20:05発走 帯広10R ダ200m 3歳以上選抜別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
投票順位
  メジロゴーリキ 牡6 800 西謙一 松井浩 鹿毛 逃 14位
  キタノユウジロウ 牡5 800 松田道 村上慎 栗毛 差 20位
ミスタカシマ 牝5 780 菊池一 槻舘重 栗毛 差 12位
シンザンボーイ 牡9 800 渡来心 坂本東 栗毛 追 2位
  カンシャノココロ 牡9 790 藤野俊 坂本東 鹿毛 先 3位
センゴクエース 牡8 800 鈴木恵 槻舘重 鹿毛 差 5位
  ホクショウマサル 牡9 800 阿部武 坂本東 鹿毛 追 6位
コウシュハウンカイ 牡10 800 藤本匠 松井浩 栗毛 先 4位
ミノルシャープ 牡6 800 島津新 大友人 鹿毛 逃 11位
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「ばんえいグランプリ」の概要と傾向
  年に1度のファン投票による選抜重賞。ファン投票上位7位までの馬とあとは賞金上位馬で構成される。基本的にはトップクラスの馬が顔をそろえる。時折、毛色などで人気のある下位クラスの馬が選ばれることもあるが、辞退するか、出てもハンデの少ない別定戦で力の差が大きく、勝負にならない場合が多い。そういったこともあってか、今年からBG2に格下げとなった。しかしファン投票のお祭りであり、賞金も通常より高い。実質的にはBG1に近いレースである。
  傾向を見ると過去10年で1番人気は(1,3,0,6)とかなり苦戦。むしろ2番人気が4勝しておりこちらの方が狙い目か。ファン投票1位馬は過去10年で(1,1,1,6、2016年は出走せず)とこれも厳しい。帯広は北海道と言っても夏は暑く、トップ馬の体調維持などが難しいことも原因の一つか。但し6番人気以下は全く連対しておらず、大穴狙いは厳しい。臨戦過程では、旭川記念と北斗賞が参考になりそうで、両方に出走し、勝つまででなくても上位に入っていることが必要である。騎手別では藤野俊一騎手が過去5勝と現役最多、そして鈴木恵介騎手が4勝で続く。

今回のみどころ
  BG2に降格したとはいえ、ファン投票により選ばれた馬によるレースでありその意義は変わらない。実力、人気両面でのトップクラスの戦いである。最上位でファン投票1位のオレノココロが夏の暑さを避けて回避したのは残念だが、若馬も成長して力をつけており今後を占う意味でも重要なレースとなりそう。特に北斗賞、旭川記念と連覇してきたミノルシャープの力は本物。今回はハンデ差も少なく、重賞3連勝も視野に入る。これに対し、このレース連覇を目指す10歳馬のコウシュハウンカイもここでは意地を見せたいところ。近走苦戦しているセンゴクエースやホクショウマサルもここで本来の力を見せたい。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 メジロゴーリキ:グランプリは昨年に引き続き2度目の出場。昨年は先頭集団の中での粘りの走りで2着に食い込む健闘であった。先行して力で障害を越えて、直線は最後までしっかり走りきるというのがこの馬の型。近走は流れに乗れず後手に回ることも多かったが、少しずつ本来の力が発揮できるところに近づいてきた。
 2 キタノユウジロウ:グランプリは初出場。賞金ランク3番目で滑り込んだ。重賞はこれまで2勝、今年から古馬重賞戦線にも本格的に参戦しまずまずの成績を上げている。この馬が力が出せるのはやはり積極的に前に行けた時。逆に後手に回ると切れる脚がなく苦しい。障害力はしっかりしているのでこれを生かしたい。
 3 ミスタカシマ:グランプリはむろん初出場。重賞6勝と牝馬代表格だが好条件のレースに巡りあえないこともあり、成績だけ見れば苦戦気味。しかし力自体は持っており、同世代牝馬の白鳳賞では大きなハンデながら強さを見せた。脚質は好位について障害を越えて切れ味で前に付けるタイプ。前半で流れに乗りたい。
 4 シンザンボーイ:ファンが多く、3年連続でファン投票で選ばれた。ただ人気だけでなく、このレースは3着2回と実力を見せている。昨年は秋の北見記念で8歳で初めての重賞勝ちも上げた。その後はやや動きが重く上位には入れていないが、この馬は荷物が重くなって流れが落ち着いた方が力が出せる。障害力もある。
 5 カンシャノココロ:ファンに後押しされて3年連続の出走。重賞勝ちはないがチャンスがあれば出走し、人気以上に善戦している。安定した走りが持ち味で障害も時間はかかるがしっかり越えてくる。切れる脚はないものの最後まで走り切れる。準オープンなので今回は10kgのハンデをもらっておりこれを生かしたい。
 6 センゴクエース:グランプリは4度目の出場、過去3度で2着1回、着外2回。とにかくこの馬は障害が最大のウイークポイントとなっている。特に速いペースに流され慌てると失敗することが多い。障害を越えてくれば必ず上位に食い込むだけのスピードと力は持っているだけに、前半落ち着いて好位置につけたい。
 7 ホクショウマサル:9歳にしてグランプリ初出場。ファン投票で堂々選出された。不滅の記録である昨年までの31連勝とばんえい記念3着を経て、今シーズンは古馬オープンとして重賞戦線に挑戦。しかし本来の自分の走りが出来ておらず成績は上がっていない。出足が悪く障害も課題になっている。立て直しに期待。
 8 コウシュハウンカイ:グランプリは6回目の出場、惜しいレースが多かったが、昨年は終始他を引き離して圧勝、連覇を狙う。先行力と安定した走りが売りだが、最近は若馬勢にスピードで押され遅れをとる場面もある。昨年のように積極的に行って主導権を握れれば強さも。今回はハンデ差もほとんどなくチャンス。
 9 ミノルシャープ:北斗賞、旭川記念と今年の重賞2連覇中で絶好調。グランプリは昨年出走し当時5歳馬ながら4着に食い込んでいる。先行逃げ切りタイプで障害を先頭で越えるものの直線の失速が多かったが、最近は粘りと力強さが増し、最後までスピードが落ちなくなってきた。今回も賞金ハンデ差がなくもう一丁あるか。

展開予想
  基礎重量は800kg、この程度ならここに出るメンバーならどの馬も十分守備範囲。馬場も前日の雨で水分を含み軽めになりそう。それぞれの持ち味を見せられるチャンス。やはりミノルシャープとメジロゴーリキの6歳勢が先頭争いというのが概ねの見方だろうが、それほどガツガツとは行かないか。むしろセンゴクエースあたりが鈴木騎手なら早めに動かしてきそう。コウシュハウンカイも前に行きたいところだが、慌てず3,4番手あたりにつけるか。5歳馬キタノユウジロウあたりも調子が良ければ前に行きたい。ホクショウマサルは出足がカギ。
  ミノルシャープは障害も得意で、最近の勢いから見てもまず先頭で越えてくるだろう。近走は失速が少ないとはいえ、やはりある程度引き離して逃げたい。コウシュハウンカイも障害はしっかり越えて先頭争いに近い位置にはいるだろう。これに対し、センゴクエースやホクショウマサルは障害を越えられるか。一旦越えてくれば直線一気も。

【はむ!の見解まとめ】
  オレノココロがいないとなると、同じ10歳馬として◎(8)コウシュハウンカイは負けられないところ。近走はレース序盤でミノルシャープら若馬の勢いに押されているが、走りの安定度はやはりナンバーワン。前哨戦のとかち桂冠賞では勢いのある若馬勢を問題にしなかった。今回も崩れることは考えづらくやはり軸は外せない。馬場状態も丁度よさそう。
  対抗にはやはり○(9)ミノルシャープ。重賞を連覇した今の力は本物だろう。先行力がと障害力があって最後の粘り強さも身につけてきている。ほぼ定量に近いハンデ差で、800kgはまだまだ対応可能。体調さえ維持できていればここもチャンスは大きそうだ。ただ大外枠がカギか。単穴には、鈴木騎手に手綱が戻ってきた▲(6)センゴクエース。依然障害には課題が残るが、今回は積極的に行ってとにかく時間がかかってでも障害を越えることに力を入れてくるだろう。越えてさえくればなんとかなる。
  あとは、この時期になると調子を上げてくる△(4)シンザンボーイが今回も一発を狙ってくる。中団につけ、落ちてくる馬を1頭ずつ拾いながら前に行くというのがこの馬の善戦パターン。今回は今までのように簡単にはいかないだろうが、大レースに強く、無視はできない。おもしろいところでは注(3)ミスタカシマはどうだろう。初めての古馬重賞の北斗賞では見せ場も作り良い経験ができた。本来の粘りも戻ってきており、混戦になれば割り込みも。その他ではやはり(7)ホクショウマサルの復活が待たれるところだが、近走のレースぶりを見ると臆病になっているところがあり、もう少し時間が必要か。(1)メジロゴーリキもそろそろ立て直しても良さそうだが、まだ本調子ではなさそうだ。軽馬場なら見直しも。

はむ!の馬券狙いどころ:
  今のところなんとかプラスはキープ出来ているが、予想に対してやはり何かが足りず、一度外してしまうとズルズルといってしまう可能性も。なんとか防いでいきたい。
  ミノルシャープの3連勝も考えたが、ここは一日の長でコウシュハウンカイの方を狙う。センゴクももちろん狙いたいところだが変に人気するようだと逆らいたくなるのが心情というもの。本当はマサルあたりもそろそろ来るのではと気になるが。そのあたりはワイドも絡めて。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 8=9→6,4,3,7 合計8通り 各200円
      8→9,6→9,6,4,3,7,1 合計8通り 各100円
      9,8→6,4,3→8,9 合計6通り 各100円
  枠複 8=8,6 合計2通り 各500円 合計 4,000円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 8 700円
  ワイド 3=8,9,4,7 7=8,9,4 合計7点 各100円
  合計 1,400円で勝負! 

  今回の結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告したいと思います。その際には次年度の方針なども示していければと思います。(コラム欄は休みます)

【コラム】場外馬券売り場(2)(BAOO天文館に行ってきました。)
  昨年の夏ごろ当欄で書きかけておきながら、その後災害やコロナなどがいろいろあって後回しにしていた話題が多くあります。場外馬券売り場についてもその一つです。その場外についてはいろいろ述べたいことがあるので後回しとし、先週、鹿児島県にある場外馬券売場のBAOO(バオー)天文館に行ってきましたので、そこの報告をします。
  筆者はかねてから、旅打ちとまでは行かないけど、各地の競馬場や場外を訪れることが楽しみです。現在鹿児島県に住んでいますが、大隅半島側の方で、そこには場外馬券売場はありません。(車券・舟券売り場はある)そこで、先日、鹿児島市に行くことがあり時間があったのでBAOOをのぞいてきました。BAOOとは地方競馬全国協会(NAR)の関連会社が運営する地方競馬共通の場外馬券発売所のことで、全国で8カ所(先月1カ所(東広島)が廃止になり7カ所)あります。そして現在筆者が住む鹿児島県には鹿児島市の繁華街・天文館の一角に「BAOO天文館」があります。そこではどこかの地方競馬2~3カ所の馬券を毎日発売しています。そして毎日ではありませんがばんえいの馬券を売る日があります(最近は発売日が増えてきました。)

 コロナまっただ中の時期で、数ヶ月閉鎖していた時期もありましたが、6月末から十分な感染防止策をとった上で再開することとなりました。BAOO天文館は場外の中でも狭い方で、満員になれば100人程度のキャパでしょうか。それこそ密になりそうですが、筆者が行った日は土曜日で最も多くて客は10人程度。しかも入場するたびに体温を測り、消毒液で消毒するなど、感染のリスクは少なそうです。
  一般席のほか、1000円で指定席(ロイヤルシート)もあります。そこでは自分で好きな競馬場やオッズの画面を切り替えて見ることができます。シートもゆったりしており、しかも感染対策で隣の席は空けるので相当くつろげそうです。
  先日はたまたまばんえい帯広の発売日だったので、数レース買ったりしていました。

0 件のコメント:

コメントを投稿