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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2014年12月29日月曜日

【はむ!のばんえい重賞回顧】第16回ヤングチャンピオンシップ(2014/12/28)

  昨日は競馬界ではJRAの有馬記念でジェンティルドンナの有終の美などもちろんそちらの話で持ちきりなわけですが、ばんえいの2歳重賞の方も盛り上がりました。センゴクエースが無傷の重賞2勝目。どこまで勝ち続けるのでしょう。そしてばんえいのスターとなるか期待していきたいものです。

ばんえい重賞レース回顧
第16回ヤングチャンピオンシップ(BG2)-2014年12月28日-10R 200m直 晴 2.5%
  1着◎(4)センゴクエース
  2着○(8)ホクショウキズナ
  3着△(7)キンメダル
単勝 4 130円 三連単 4-8-7 1,580円
 ※結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印です。)

  ここまでデビュー以来無敗できた圧倒的1番人気センゴクエースがその強さを遺憾なく発揮。危なげない走りで重賞2連覇、デビュー以来の連勝を8に伸ばした。2着は2番人気でセンゴクエースと同厩のホクショウキズナ、3着には4番人気のキンメダルが入り、三連単も2番人気と堅い決着となった。
  天候は晴れ、気温は0℃をやや下回る程度、馬場水分は2.5%でまずまずの馬場状態ながら他のレースでは少々時計がかかっている状況。レースはシリウスがやや出遅れたがその他はほぼ横一線でスタートしたあと、序盤からホクショウキズナが展開を作りに早めに仕掛け、そして3番人気になった牝馬ワタシハサクランボも積極的に前を行って、センゴクエースはこれらの様子をうかがうように番手に入る。逃げると思われたテンカトウイツがこれらに続くような展開。軽く刻みながらも早めに第2障害まで到達。そして先行したホクショウキズナが先に障害を越え、ワタシハサクランボが相次いで障害をクリア。センゴクエースの方は慎重にためてから障害にチャレンジし、スムーズにクリア。降りてからのセンゴクエースのスピードは全く違い、前の2頭をあっさりかわし先頭へ。あとは少しずつスピードは緩むものの、ホクショウキズナらもきつくなりその差はじわじわと離れていく。そしてセンゴクエースが力強く2着とは7秒差と前走より着差を広げてゴールイン。ホクショウキズナがなんとか粘って2着に入った。3着争いはワタシハサクランボが失速し立ち止まるところを、遅れて障害を越えてきたテンカトウイツと同時に降りたキンメダルが並んで前を追って逆転し、最後はキンメダルが前に出て3着。テンカトウイツが差の無い4着だった。
次走へのひとことメモ
  センゴクエース(1着):強いの一言だ。今回はトップハンデということもあり、鈴木恵介騎手が序盤から慎重に追った感じであったが、唯一のポイントになるかと思われた障害も極めてスムーズにクリアでき、あとはこの馬の力で最後まで押していった。母サダエリコの最後の仔ということで注目されているが、力強さなどは父のウンカイの素質が最もよく出ているとも言える。今回のようなレースをしていれば、少なくとも同世代同士では当分敵なしだろう。この後はさらにハンデがきつくなると思われ、次の目標の3月のイレネー記念までどういうローテーションで臨んでいくかも見物だ。これで8連勝であのサカノタイソンでさえデビュー以来の連勝は7だったので、これを上回っている。サカノタイソンの連勝記録(19)にもチャレンジできるのではと期待される。
  ホクショウキズナ(2着):堂々とセンゴクエースに勝負を挑んだ結果の2着であり、この馬の持ち味は十分出せたと思われる。まだまだ馬体重も970kgと伸びしろは十分ありそうで。成長すればこれからさらに力をつけていくだろう。
  キンメダル(3着):馬体重も戻り体調も良くなっていた。スピードを持っているが重賞初出走ということもあり、今回は無理せず着を拾うレースをしていたように感じられる。切れ味のあるところを見せており、展開次第ではさらに上位も狙える。
  テンカトウイツ(4着):今回は他馬に圧倒されスムーズに前に行けなかった。しかし慌てずついていって大崩れはしなかったので、今後に向け展開の幅ができた感じがする。
  サカノメイホウ(5着):序盤は遅れをとったが最後はなかなかの切れ味を見せ、バテたワタシハサクランボをかわし 5着まで粘り込んだ。馬体重の20kg増は成長と考えられ、2月の黒ユリ賞に向け侮れない一頭という感じだ。
  その他では、先行したワタシハサクランボが最後は一杯になりゴール前で止まったため結局9着まで沈んだが、前半からかなり勝負をかけていった結果であり、牝馬ではやはり実力上位であることには変わりない。6、7着のシリウス、メムロコマチは前半から置かれてしまい勝負にはならなかったが、それなりに走りきっており今後に向け重賞経験は生きたと思われる。当欄で単穴で狙ったコウリキ(10着)はやはり最内枠と障害の課題が克服できなかった。イワキテンショウリ(8着)とともに自己条件での巻き返しを狙う。

はむ!の予想結果(-_-)
  センゴクエースが実力どおりの力を見せたし、当たりといえば当たりだけど、これだけ安ければなぁ。しかも、競馬には絶対がないということでセンゴクエースがこけた時の保険みたいな余計な馬券まで買っているので全然儲けになってない。ま、勝ち癖をつけておくことは大切なので、正月明けの重賞2連発でいい初夢を見ることにしよう。

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2014データ・馬券成績表)

  次回ばんえい重賞は年明け1月2日帯広記念(BG1)です。全国発売なので、地方競馬場や地方競馬場外の近くに住んでいる方はぜひ運試しされてはいかがでしょう。帯広記念を含む予想記事は1月1日に掲載予定です。

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