コラム欄を分けたことで、素人のどうでもいいようなネタがやりにくくなり、むしろハードルが高くなってしまった。
というわけで、新タイトル「競馬つれづれ」として、ばんえいやその他競馬の話題などを幅広にやっていきます。但し、不定期です。(本体の方のネタも切れているので)
はむ!の競馬ベタ長談義
記念すべき?リニューアル第1回の話題は、競馬の実況アナウンサーについてです。とはいっても、以前当欄で凱旋門賞の際の残念な実況の話をした際に、長くなりすぎて端折った続きで書こうとしていた内容です。
競馬の実況アナウンサーは、レース展開をわかりやすく伝えるとともに、競馬場の雰囲気を伝えるために不可欠な存在です。過去にも名アナウンサーはたくさんおりました。しかしこれらの話題をし始めるとすごく奥深いし、実をいうと以前のことは筆者はあまり詳しくないのです。(競馬ブーム時代に多くの人が知っている杉本清アナの名調子を毎週のように聞いていた程度でした。)
ここでは最近の地方競馬の場内実況アナウンサーについての話題に絞ります。
地方競馬で名アナウンサーといえば、やはり一番に挙げられるのは大ベテランの兵庫の吉田勝彦アナでしょう。ハスキーな声で最後の「ゴールイン!」というエキサイティングな声もさることながら、出走馬を知らなくてもこのレースがどういう展開になっているのかわかるような実況が楽しめました。現在JRAで活躍中の岩田騎手も小牧騎手も兵庫在籍時に吉田アナの実況で勇気づけられたことでしょう。はむ!も競馬をまだ知らない何十年も前からラジオ関西のレースダイジェストなどでこの人の声を聞いたことがあったなと思っていましたが、もう50年以上もやっているとのこと(ギネス認定)。最近はさすがに登場回数も減ってきましたが、その声は健在です。
その吉田アナの弟子といえるアナウンサーは多くいますが、元南関東を中心に実況していた及川サトルアナはその特色を受け継いだ人の一人でしょう。じわじわ盛り上げていくタイプ。また、兵庫で現在中心格となっている竹之上次男アナもタイプは違うものの、地方競馬を愛するテイストは吉田アナの影響を受けていると言えます。
この他にも地方にはそれぞれその競馬場ならではの実況アナウンサー名調子を聞かせてくれます。佐賀の中島英峰アナは低音ボイスで渋い実況。最後の直線に入ると「栄光のゴールまで○○○メートル」(○の数字はその都度変わる)とか言いながらエキサイト度合いが増して行くのが特徴。そしてあのホッコータルマエが佐賀記念で勝った時の「圧勝~」とか、佐賀出身のJRA川田将雅騎手が帰って来たとき「やっぱり故郷はいいもんだ」とか、レース後の一言も楽しめます。
高知の橋口浩二アナは、他のアナウンサーのようにエキサイトな実況で迫力を出すタイプではなく、優しい語り口で雰囲気を醸し出すタイプ。わかりやすい実況と、協賛レースなどではアドリブも加えて紹介するなど、親しみやすさが持てます。
しかし中島アナにしても橋口アナにしてもほとんど一人で実況をしており大変だろうなぁと感じます。
(話の続きがありますが、長くなったので続きは次回以降に)
はむ!のばんえい多々雑感
さて、ばんえいの方の話ですが・・(本当はアナウンサーの話でばんえいまで持ってこようと思ったのだが、アナウンサー話が思いのほか長くなりすぎたのでたどり着きませんでした。また次回以降)
重賞の狭間なのでばんえいの話題は少し一段落しています。この間のニュースですが、「中高年の星」と言われたゴールデンバージが12月に死亡。天馬となりました。ゴールデンバージは15歳まで現役を続け、当時ばんえいで最年長の14歳での勝利を挙げたこともさることながら、一度登録抹消されながら不死鳥のように復活したというのも話題になり、全国的に取り上げられました。冥福を祈ります。一方現役の14歳馬コトブキライアンはまだまだ元気いっぱい。史上最多の9月にはばんえい最年長勝利記録を塗り替えたほか、12月6日現在で439戦に出場、これは競馬全体での最多出走記録を更新中です。もっと注目されてもいい馬だと思います(ギネスにでも申請すればいいのにw)。応援してまいりましょう。
今日はこれくらいで。次回は土曜日ごろに21日のばんえいダービーの予想やります。
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