競馬界では、毎年10月第1週は世界の競馬の最高峰と言っても過言ではないフランス凱旋門賞が行われます。(当欄でも毎年のように触れているような気がしますが。)今年と来年の舞台はいつものロンシャン競馬場が改修のためシャンティイ競馬場。このレースには過去19頭もの日本馬が出走しましたが、未だに勝利はなし(2着は4回)。あのディープインパクトもオルフェーブルも勝てませんでした。ですから日本馬の優勝は悲願です。ただ日本馬が弱いということではなく、馬場適性や斤量などいろいろな要素により勝ちきれていないということです。
今年は10月2日日本時間23:05発走予定。日本からはダービー馬マカヒキが参戦予定ですが、どんなレースを見せてくれるか。グリーンチャンネルの無料放送のほか地上波での中継もあるようですから応援してまいりましょう。
そしてなんと言っても今年から日本でも正式に馬券が買えるということで、こちらの方も楽しみです。IPATを通じて買えるようです。オッズは日本独自の従来と同じ方式になるようなので、きっとマカヒキの方に人気が集まるとは思いますが、そこは馬券好きなら当然他の馬たちもチェックといったところでしょう。英国のポストポンド、アイルランドのファウンド、仏ダービー馬のアルマンザール・・・挙げればキリがありません。当サイトでも直前にtwitterなどでつぶやくかもしれません。
さて、それまでは日本の競馬(もちろんばんえい)を楽しんでまいりましょう。
今週のばんえいは先週に引き続き重賞・銀河賞があります。
はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第24回銀河賞(BG2) (2016年9月25日(日)20:10発走 帯広10R ダ200m 4歳オープン別定) | |||||||
はむ 予想 |
馬 番 |
馬 名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 備 考 (展開目安) |
1 | イノリノチカラ | 牡4 | 710 | 安部憲 | 小北栄 | 青毛 差 | |
注 | 2 | コウリキ | 牡4 | 720 | 浅田達 | 久田守 | 鹿毛 追 |
○ | 3 | バウンティハンター | 牡4 | 730 | 阿部武 | 金田勇 | 栗毛 先 |
4 | アスリート | 牝4 | 690 | 大河和 | 服部義 | 鹿毛 追 | |
▲ | 5 | キンメダル | 牡4 | 720 | 菊池一 | 小北栄 | 鹿毛 差 |
△ | 6 | タキニシサンデー | 牝4 | 690 | 西将太 | 大橋和 | 芦毛 逃 |
7 | テンカトウイツ | 牡4 | 710 | 長澤幸 | 服部義 | 芦毛 逃 | |
8 | サンノハヤヒメ | 牝4 | 690 | 舘澤直 | 金田勇 | 栗毛 差 | |
9 | シリウス | 牝4 | 700 | 藤野俊 | 長部幸 | 鹿毛 追 | |
◎ | 10 | センゴクエース | 牡4 | 750 | 鈴木恵 | 槻舘重 | 鹿毛 先 |
【はむ!の見解】(個人的見解です。)
みどころ:
ばんえい4歳3冠路線(柏林賞、銀河賞、天馬賞)の第2弾にあたる銀河賞。当欄でも時々触れているが、4歳3冠については同世代戦でほとんどメンバーが替わらないのにそれぞれのレースの勝ち馬が異なることが多いのが特徴である。ばんえいの場合は4歳でもまだ成長途上で各馬の力の差がはっきりしていないことやハンデ差、馬場状態など様々な要素が考えられる。これがまた予想を難しく、あるいは楽しくしているともいえる。銀河賞に限れば、1番人気は昨年のカイシンゲキが勝つまで10連敗と人気馬がかなり怪しい。下位人気でも2008年のシベチャタイガーや2011年のホクショウバトルが8番人気で勝つなど荒れ気味だ。ハンデ面ではトップハンデは2勝とやはり信頼できるところまではいかない。一方軽量馬や牝馬は穴人気するが勝ち切れていないことが多く、中穴狙いが妥当か。
今年は、センゴクエースという飛び抜けた存在がいるため例年の傾向には当てはめづらいが、そのセンゴクエースが前走前哨戦の山鳩賞で障害大崩れでまさかの大敗を喫しており、このあたりをどう評価するかが予想のカギだ。はまなす賞で勝ったバウンティハンター、3歳時に活躍したキンメダル、コウリキらが挑戦する。
今回も1行寸評します。
各馬寸評:
1 イノリノチカラ:重賞初出走の柏林賞で後方待機での追い込み3着が光る。調子は維持している。
2 コウリキ:実績馬も1年以上勝利から遠ざかっている。障害が課題も流れに乗れれば末脚は鋭い。
3 バウンティハンター:前走はまなす賞で重賞初勝利。めきめき力付けている。自在の脚質が身上。
4 アスリート:3歳時はスピードはあっても非力な面があった。重量加増は課題だが力はつけている。
5 キンメダル:ダービーなど2着馬。柏林賞で大敗するなど最近の成績は今一つだが復活の兆しも。
6 タキニシサンデー:牝馬だが、先行力と粘りが身上。重賞実戦を積んでおり、地味ながら力はある。
7 テンカトウイツ:重賞2着2回、今回久々の重賞。先行力と障害力がこの馬の持ち味。展開次第で。
8 シリウス:重賞2勝馬ながら近走は障害で崩れることが多く苦戦。追い込みの脚は鋭く一発はある。
9 サンノハヤヒメ:オークス以来の重賞出走。ライバルとの接戦を制してここに駒を進めてきた。
10 センゴクエース:これまでの圧巻の強さと前走の崩れのギャップをどう考えるか。自分との戦い。
まとめ:
何度も繰り替えすが、センゴクエースの評価、特に前走の障害ミスによる惨敗も念頭に、これをどう考えるかがこの予想のすべてだ。当欄ではやはりセンゴクエースの力が1枚2枚、いや3枚ほど上であり、本命は揺るぎないと考える。前走は初の大外枠でかつ前半の行き脚も悪かった。今回も大外に入ったが、当然修正してくるだろう。競馬なので絶対はないが、勝つ可能性は極めて高い。
相手探しだが、逆転はセンゴクが崩れた場合のみということで、わざわざ負かしにいく馬はいないだろう。そんな中、どの馬が自分の走りをできるかということがポイントだ。その中人気サイドにはなるがバウンティハンターのはまなす賞での走りに強さを感じた。相手なりの自在の走りができ障害も上手だ。荷物は重くなるが対応は可能と見る。対抗一番手。3番手は弱みはあってもキンメダルの重賞での実績を取りたい。他ではタキニシサンデーがどこまで粘れるか。軽量のハンデが魅力。障害で引っかかることがあるのでそこをクリアできれば。馬場が乾いて重馬場になればコウリキあたりが台頭してくる。他では前哨戦の山鳩賞で勝利したアスリートが重量を背負ってどうか、他馬がもたつけばテンカトウイツの逃げ残りも。
はむ!の馬券狙いどころ:詳細は上表
最近は当たってるのに取りガミというのが続いている。やはり思い切った絞り込みができていないということだろう。今回こそは絞って買いたい。センゴクの頭を中心に。相手はやはり好調バウンティハンターを絡めるか。安いけど三連複を中心に狙う。だんだんマイナスが増えてきているので穴で取り返しに行きたいのは心情だが・・そのあたりはワイドで。タキニシと一発ありそうなシリウスかな。
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
三連複 10=3=5,6,2 合計3通り 700円
三連単(フォーメーション)10→3,5,6→3,5,6,2,7 合計12通り 100円
三連単(追加)10→3,5→3,5,6,2 合計6通り 100円
三連単(追加)3,5→3,5,6→3,5,6,2 合計8通り 100円
(はむ!のワイドで勝負!)
ワイド 6=2,3,5,9 9=10,3,2,5 合計8点 100円
合計5,500円で勝負!
今回の結果と回顧は、近日アップします。
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