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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2017年3月4日土曜日

【はむ!のばんえい競馬重賞予想2017】第48回イレネー記念(3/5)

はむ!のばんえいコラム
ギャンブルについて。
  前回の続きのような話です。世の中ではギャンブルと呼ばれるものがいろいろあります。少し整理してみましょう。
◎競馬(国、地方)、競輪(オートを含む)、競艇
   国が法律で定め、国か地方公共団体等が実施する「公営ギャンブル」
   依存度:中
○宝くじ類(宝くじ、サッカーくじなど)
   いわゆる「富くじ」。当せん金に税金がかからない。
   予想を伴わないのが原則だが、TOTOやロト、ナンバーズのように数字の選択権あり。
   依存度:やや低
△遊技機(パチンコ、パチスロ)
   ギャンブルとしては認められていないが、景品買い取りによる現金化を黙認し、事実上合法化。
   依存度:やや高
☆カジノ(カジノ場でのスロット、ポーカー、バカラ、ルーレットその他ゲーム機など)
   現在、日本では金を賭けるのは違法(一部合法化に向け審議中)。外国では合法が多い。
   依存度:不明(おそらくその場に入り込めば、かなり高)
■株式、為替(FXなど)などの金融取引
   あくまでも「投資」だが、最近はネット取引も可能で実は最大のギャンブルではないか?との声。
   依存度:(長期的には)かなり高
×麻雀、ゴルフ、将棋、カードゲーム、サイコロゲーム(花札、チンチロリン、丁半など)
   プレーすること自体、あるいは点数を計算するだけなら良いが、その結果をもっての金品のやりとりすることは違法。
×スポーツ(野球、相撲など)や選挙結果、受賞結果などの予想を行うこと。
   予想するだけなら良いが、結果をもって金品のやりとりをすることは日本では違法。外国では公式に認められた機関がいわゆるブックメーカー方式として実施する場合がある。
×上記事項を、非公式の主催者や個人が胴元となって実施。
   ノミ行為として固く禁止されている。
☆賭けるものが金品でない場合(図書券、人生、小指・・・など)
   ここでのコメントは割愛。
  ギャンブルとしての競馬のことを書くつもりが、訳わかんなくなってきたので、今回はこれまで。

  さて、今週はいよいよ明け3歳のチャンピオン決定戦、イレネー記念です。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第48回イレネー記念(BG1)
(2017年3月5日(日)18:05発走 帯広10R ダ200m 3歳オープン定量)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
(展開目安)
  ナカゼンガキタ 牝3 670 島津新 小北栄 鹿毛 先
父 タケタカラニシキ
  ウンカイタイショウ 牡3 690 赤塚健 久田守 青毛 逃
父 ウンカイ
ゴールドインパクト 牡3 690 渡来心 久田守 栗毛 先
父 ヒカルイットウセイ
  キタノミサキ 牝3 670 長澤幸 服部義 青毛 追
父 キタノイチオク
ゴールデンフウジン 牡3 690 西将太 岩本利 青毛 差
父 ニシキダイジン
ジェイワン 牡3 690 松田道 槻舘重 鹿毛 先
父 カネサブラック
  カネサスペシャル 牡3 690 大河和 村上慎 青毛 差
父 アサヒセンショウ
ミノルシャープ 牡3 690 阿部武 大友人 鹿毛 差
父 キングシャープ
ホクショウムゲン 牡3 690 鈴木恵 服部義 鹿毛 逃
父 マックスセンプー
  10 センショウニシキ 牡3 690 藤本匠 岩本利 鹿毛 先
父 ニシキダイジン
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
みどころ:
  ばんえい明け3歳馬の頂点レース。ばんえいでは唯一顕著馬の名前がレース名となっており、ばんえいのG1レースの中でも格調が高い。ばんえいの馬たちはデビューしてまずはここを目指す。なお、4場開催時代から過去47回全て帯広で開催されている。過去10年では1番人気は(3,3,1,3)とまずまずだが、2番人気の馬が(6,2,1,1)とこちらの方が成績が良いのが興味深い。3番人気以下は昨年のフウジンライデンが8番人気で優勝したが、基本的には堅いところで収まる傾向だ。実績ではヤングチャンピオンシップよりナナカマド賞の勝ち馬の方がやや優勢。あと、両端枠は過去10年一度も連にすら絡んでいない。牝馬の優勝は過去に2度しかなく最近でも18年前のアーティガールまで遡る。
  今年はホクショウムゲンという絶対的なエースがいるが、ナナカマド賞での障害ミスの例もあり、他の馬は当然つけいる隙を狙ってくるだろう。6割の勝率を誇る2番人気の馬が何になるかという部分も注目。ゴールドインパクト、ジェイワンといったあたりが実績上位。

各馬寸評:
 1 ナカゼンガキタ:最後の切符を争った前走A-2戦で逃げ粘って勝ち、出走権をつかんだ。先行力が身上の馬だが、重賞黒ユリ賞では重馬場で力をそがれ厳しいレースを強いられた。今回は重量を背負い、強力な牡馬勢相手にどこまで自分のペースを作れるかが課題。障害そのものは上手で大崩れは少ない馬なのでなんとか食らいついていきたい。
 2 ウンカイタイショウ:重賞初出走。やや小柄の馬体でデビューが遅れた上で非力さが見られた馬だが、持ち前の先行力と立ち回りの良さで勝ち星を重ねこの位置に上がって来た。8勝で2着は0回という成績はやはり勝負強さか。障害も安定している。あとは荷物が重くなった時にも先行力が生きるかどうか、あとスタミナ面でも若干の課題はある。
 3 ゴールドインパクト:ナナカマド賞では有力視されながら障害でもたつき、ヤングチャンピオンシップでは予選の十勝産駒特別で惜敗、その他のレースでは堅実な走りで常に上位を占めており、4着以下はわずか2回。障害は本来苦手ではない。やはり主戦ジョッキーで初重賞を目指す若手の渡来騎手の手綱さばきがポイントとなりそう。思い切った騎乗を期待したい。
 4 キタノミサキ:重賞黒ユリ賞では最後方から脅威の追い込みで人気薄を快勝。牝馬チャンピオンとなった。障害が課題の馬のように思われたが、崩れてしまうことはなく、焦らずじっくり攻めれば上がっていける。一旦越えられれば最後まで走り切れる粘りもあるので、降りた位置もポイントになりそう。前半置いて行かれないようにはしたい。
 5 ゴールデンフウジン:世代最初の重賞ナナカマド賞の勝ち馬。とにかくこの馬は障害の出来不出来で成績がガラリと変わる。ナナカマド賞では大外枠から勢いよく越え人気薄を勝利したが、その後は障害を越えられず大きく遅れを取るレースが続いた。一旦坂を降りれば切れ味は抜群なだけに、ペースが落ち着く今回の条件では変わり身を見せるチャンスはある。
 6 ジェイワン:父は重賞最多勝のカネサブラック、母はオークスなどを勝っているウィナーサマーと両血。ナナカマド賞2着、ヤングチャンピオンシップ3着と常に好走しており、4着以下がわずか1回と成績が安定している。障害もじっくり越えていくタイプで、走りも安定。ただ詰めの甘さが見られそこが唯一の弱点か。ペースが落ち着いてくれば力を出せそう。
 7 カネサスペシャル:重賞ヤングチャンピオンシップ2着の成績が光る。本来は先行して力を出せる馬だが、さらに速い馬たちについて行って力負けすることがあった。しかしYCやその予選の北央産駒特別では速いペースに惑わされずじっくり構えて他馬を押さえる形なった。このように自分の形に持ち込めれば、持ち前の粘りを発揮して上位食い込みは十分可能。
 8 ミノルシャープ:重賞はナナカマド賞、ヤングチャンピオンシップといずれも積極策を取って5着に粘り込んだ。以降は今回の出走権を得るためのレースが続き善戦したものの勝ちきれなかった。なんとか回避馬が出て繰り上げ出走にこじつけた。最近は先行策を取ることが多いが、本来は自在に立ち回れるタイプで崩れも少ない。自分のペースに持ち込みたい。
 9 ホクショウムゲン:世代ランクナンバー1。ヤングチャンピオンシップ勝ちなど、勝つときは他を寄せ付けない強さを見せる。馬格も立派。しかし思わぬ障害のミスが出たり、前走はハンデ差と重馬場でゴール前ストップするなど、不安要素はないわけではない。今回は定量戦でもあり、力どおり走れれば勝つ確率は高いが、他馬を意識するような展開になるとどうか。
 10 センショウニシキ:重賞ヤングチャンピオンシップでは穴人気したが速いペースに巻き込まれて4着、その前の南北海道産駒特別では鋭い伸びで勝利している。デビュー時は非力であったが徐々に力を付けてきた。障害は勢いよりも力を入れてじっくり上がっていくタイプで。ペースがゆったりした方が力を出せそう。力勝負の接戦になれば強みを発揮するかも。

まとめ:
  予想を難しくしているのが、ホクショウムゲンのデキ。力も風格も別格だが、時々ポカがある。無敗で臨んだナナカマド賞ではミスで着外、ヤングチャンピオンシップでも怪しい動きだったが自慢の末脚でカバーした。前走でもハンデ差があったとはいえ最後でストップするなど、不安材料は探せば次々出てくる。このあたりが非の打ち所がなかった2年前のセンゴクエースとは違うところ。しかし今回は格調高いG1イレネー記念。定量戦で各馬未経験の重量。そんな中出走メンバーを並べるとやはりこの馬はスケールが違う。落ち着いて走れればやはり力は上。逆に言うと不安材料で人気が下がるなら絶好の買い時と見る。本命視。続く2番手は有力2頭の争いだが、当欄ではジェイワンの安定性の方を取りたい。勝ちきれない面はあるが、重量が増えた方がしっかり走れそう。障害も上手い。ムゲンにミスがあった場合は頭もあり得る。そしてゴールドインパクト。3番手に上げたが全く差はない。重賞では苦い思いをしてきたが、それ以降も堅実な走りを見せており粘り出てきている。後は騎手次第というところ。
  上述の3頭が力では抜けているが、展開次第で当然割って入る馬もいるだろう。そうするとやはり続く馬というより一発のある馬の方を狙いたくなる。ナナカマド賞馬のゴールデンフウジン。障害がネックで近走成績が振るわないが、障害を越えれば鋭い脚がある。ナナカマド賞の勝ち馬は善戦する傾向にあり、今回穴候補として狙ってみたい。あとは、繰り上げ出走で幸運をつかんだミノルシャープは自在な立ち回りと切れ味が身上でペースが乱れれば突っ込みも。重量戦で力を発揮できそうなセンショウニシキあたりも前が止まるような展開になった時に、最後の切符をつかんでやってきた牝馬のナカゼンガキタも粘りが身上で他馬が苦しむような展開になれば見せ場まではあるか。

はむ!の馬券狙いどころ:詳細は上表
  ここまで負けているのだから逆に失うものはないはず。今回は上位馬が力の抜けており基本的には絞れると思う。変に色気を出していろいろ買いすぎないようにしたい。基本はホクショウムゲンだが、障害ミスなどに備えて、ジェイワンあたりを押さえに。
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  馬複 9=6 1,000円 9=3 3=6 各500円 9=5,8 各300円
  三連単 9→6,3,5→6,3,5,8 合計9通り 各100円
  三連単(追加) 9→6,3→6,3,5,8,10,7 合計10通り 各100円
  三連単(追加)6→9,3→9,3,5,8 合計6通り 100円
  (はむ!のワイドで勝負!)
   ワイド 8=9,6,3,10 10=9,6,3 合計7点 100円
  合計5,800円で勝負!

  今回の結果と回顧は、2,3日後にはアップします。

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