ばんえい重賞レース回顧
第25回銀河賞(BG2)-2017年9月24日-10R 200m直 晴 1.8%
1着◎(2)マルミゴウカイ(藤本匠)1分50秒4
2着○(9)ホクショウディープ
3着 (5)ツルイテンリュウ
単勝 2 140円 馬単2-9 540円 三連単 2-9-5 4,820円
※その他の配当、結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印)
ばんえい4歳重賞第2戦のBG2の第25回銀河賞は、1番人気のマルミゴウカイが第2障害2番手からトップハンデをもろともせずその名のとおり豪快に差し切り勝ち。重賞は4勝目となった。
帯広は前日に雨が降り、当日は乾きつつあったものの時計の出る軽めの馬場。レースは序盤はほぼ横一線の態勢。しかし1、2障害中間のあたりから最内枠のフナノクンが止まらずに思い切って前に出ていわゆる大逃げを打う形になった。第2障害手前まで他馬を引き離して先頭へ、ここまで50秒弱のハイペース。後続はツルイテンリュウ、コウシュハローヤルあたりがやや前に出て、1番人気マルミゴウカイも続く。フナノクンは各馬が第2障害に着いたころに早くも障害越えにチャレンジ、時間をかけてなんとかふた腰で障害をクリア。次にツルイテンリュウ、フウジンライデンが障害に挑むがやや手間取る。これを見るようにマルミゴウカイが続くがこれも天板あたりでストップ。しかしすぐ立て直しクリア。一旦降りれば力は上。前半で力を使っていっぱいになったフナノクンをあっという間にかわし先頭へ。その後もしっかりした走りでゴールを目指す。フウジンライデン、ツルイテンリュウそしてコウシュハローヤルと次々障害を越え前を追うが差は縮まらず、マルミゴウカイがそのままゴールを駆け抜けた。2着争いはツルイテンリュウが前を追いながら粘るところを、大外で障害6~7番手あたりから一気に詰めてきたホクショウディープがゴール前でぎりぎりかわし2着、ツルイテンリュウが3着に残った。2番人気になっていたフウジンライデンは4着だった。
  マルミゴウカイ(1着):まさに横綱相撲。フナノクンの大逃げでペースが速くなり、障害で立ち止まる場面もあったものの、崩れることもなく、障害を降りてからは次元の違う走りであった。これでハンデ差があることを考慮すると力の差は歴然。次の目標は当然正月の天馬賞、順調に行けば堅いところ。間にどういうレースを絡めてくるか。
  ホクショウディープ(2着):近走の成績からやや人気を落としていたが、やはり実力は上の馬。今回も大外枠に入りながら、障害は溜めにためてひと腰でクリア。後の伸び脚はさすがであった。障害の苦手を克服すれば勝ち負けに持ち込めそう。
  ツルイテンリュウ(3着):調子を崩していた時期があり、一旦回復したものの今回も馬体重が減ってどうかと思われたが、今回は序盤から終盤までを通してしっかり走りきれた。接戦に持ち込めればこの馬の切れ味と勝負強さが生きる。
  フウジンライデン(4着):重賞実績もあって2番人気にまで推されていた。調子は悪くなかったが速い展開で障害も一歩余分に力を使ったか。それでもこの馬の走りはしていた。本来の力や粘りを見せるにはもう少しだけ馬体重が欲しいところ。
  プレザントウェー(5着):本来はもっと前で競馬したいところだが、速いペースに追走一杯の様子であった。それでも障害力で掲示板内まで粘り込んでくるあたり力は持っているので、レースを重ねていきたい。
  その他では逃げたフナノクン(6着)はさすがに最後は一杯になったものの、思い切って逃げて見せ場を作った。他馬のペースを乱し効果はあったのでは。牝馬コウシュハローヤル(7着)は障害は上手にクリアしたが全体的にはやはり力不足だったか。
はむ!の予想結果
  1着2着が◎○でありながら、3着がノーマーク。またまたツルイテンリュウにやられた。三連単中心にする以上仕方ないとは言え、勝つつもりがないのではと言うぐらい馬券の買い方が下手。馬複取れても焼け石に水にもならない。全部終わるまでに資金が底をつくことが現実になりそうだ。なんとかしなければ。
  今回収支 -4,860 (配当)940 (投入)5,700
  今年度累計 -34,330 (今年度残高65,670)
今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。(新しい年度に更新しています。)
・はむ!のばんえい競馬ファイル(2017データ・馬券成績表)
次回の重賞は3週間後になります。10月15日(日)、今シーズン初の2歳重賞・ナナカマド賞(BG3)です。発走時刻はいつものナイターに戻って20:10の予定。いつもどおり前日までには予想を書きたいと思います。
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