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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2017年10月19日木曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2017】回顧・第40回ナナカマド賞(10/15)

ばんえい重賞レース回顧
第40回ナナカマド賞(BG3)-2017年10月15日-10R 200m直 晴 1.5%
  1着注(5)ミスタカシマ(工藤篤)1分31秒4
  2着▲(9)オレワチャンピオン
  3着◎(1)ジェイコマンダー
単勝 5 320円 馬単5-9 1,900円 三連単 5-9-1 6,200円
 ※その他の配当、結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい2歳重賞第1弾の40回ナナカマド賞は、混戦模様ながら1番人気に押し出されていたミスタカシマが第2障害を先頭で抜け出して逃げ切り、20年ぶりの牝馬のナナカマド賞優勝となった。工藤篤騎手は2015年のポプラ賞以来2年ぶりの重賞勝ちで通算4回目。
  帯広は前々日に雨が降ってその後晴れたものの気温が下がり、水分を含み時計の出る軽めの馬場状態であった。レースは序盤から各馬ほぼ横一線でスピードに乗って第1障害をスンナリ越えていく。1,2障害の中間あたりからミスタカシマがすっと前に出てそれらをオレワチャンピオン、ハマノダイマオーあたりが追う。後続も差はほとんどない。第2障害まで42秒。障害はオレワチャンピオンが先に仕掛けやや引っかかりながらも力強く越えた、しかしすぐに後ろに続いたミスタカシマが障害をスムーズにクリアし一瞬の切れ味で前へ出る。ハマノダイマオーも続くが天板で止まりかけて半歩出遅れた。あとの馬は障害で失速し前とは差ができた。先頭を行くミスタカシマはしっかり前を向いて走って行く。オレワチャンピオンに続いてハマノダイマオーが差を詰めにかかるが追いつけそうで追いつけない。最後は後続の各馬の方が苦しくなって、ミスタカシマがそのまま逃げ切ってゴール。2番人気のオレワチャンピオンが最後まで粘るも2着。3着争いはハマノダイマオーを後続のジェイコマンダー、カネサダイマオーが追いかけ、最後はジェイコマンダーがハマノダイマオーをかわし3着に入った。

  ミスタカシマ(1着):序盤から積極的に先行して障害も難なくクリア、最後の粘りも力強かった。それほど馬格があるわけでなく決して男勝りというイメージはないが、レースセンスの良さで勝ったイメージだ。次の狙いはとりあえずは十勝産駒特別か、牝馬なので選択肢が広がる。賞金加算によるハンデ差をどう克服していくか。ウンカイ産駒で障害も悪くないので荷物が重くなることはそれほど苦にしないと思われる。
  オレワチャンピオン(2着):勝ちに行った結果、ミスタカシマの牝馬の切れ味にやられたが、この馬としては十分に力は発揮できたのではないか。既に1000kgを越える大柄の馬体で今回も21kg増。力強さは感じた。ただ詰めの甘さがこの馬の課題となりそう。この後は北央産駒特別で確実に勝って重賞戦線で勝負したいところ。
  ジェイコマンダー(3着):課題とされた障害はスムーズだったが、最内枠が微妙に影響したか、全体としては自分のペースに持ち込めなかったイメージ。それでも最後は詰めて力のあるところは見せた。展開次第では逆転可能。次は強い相手が揃う十勝産駒特別でまずは確実にヤングチャンピオンシップの出走権を確保したいところ。
  ハマノダイマオー(4着):有力馬の一頭としてしっかりしたレース運びであったが、障害で半歩遅れたことと、切れ味の差で上位馬の後塵を拝した。勝ち味の遅さが課題だが、崩れることは少ないので今後ペースが落ち着く高重量戦で見直し可能か。次の狙いはやはりライバルの多い十勝産駒特別か。
  カネサダイマオー(5着):前哨戦の快勝から3番人気まで押し上げられていたが、障害で天板まで行っていながら次の一歩が出なかった。後半の切れ味はさすがと思わせただけに惜しい展開であった。ペースが速かったこともあったか。次の狙いは北央産駒からヤングチャンピオンシップといったところか。
  その他の馬は上位5頭とは大きく差が付いた。その中でコウシュハレガシー(6着)、やはり小柄で力不足は否めずついて行くのがやっとであったが、障害を越えた後などスピードのあるところを見せており、今後成長にしたがって力を付けてきそう。敗れた各馬もこの重賞経験は今後力になりそうだ。

はむ!の予想結果
  まず、ミスタカシマの20年ぶりの牝馬優勝は牡馬と牝馬の力の差があると言われるばんえいでは素晴らしいことだ。素直に祝福したい。しかしながら馬券の方はどうしてこう当たらないのか。今回はミスタカシマを軽視していたのでしょうがないのだが、やっぱりこれくらいの配当はなんとか当てたいところ。ワイドが少し引っかかってくれたので少し保険が下りた感じだが、それでも焼け石に水。重賞はこれからが本番なのに本当に資金が持つか心配になってきた。
  今回収支 -3,930 (配当)970 (投入)4,900
  今年度累計 -38,260 (今年度残高61,740)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2017データ・馬券成績表)

  次回の重賞は2週間後、10月29日(日)古馬重賞の北見記念(BG2)です。その後3週重賞が続きますので、頑張って応援しましょう。いつもどおり前日までには予想を書きたいと思います。

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