はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第38回北見記念(BG2) (2017年10月29日(日)20:10発走 帯広10R ダ200m 3歳以上オープン別定) | |||||||
はむ 予想 |
馬 番 |
馬 名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 備 考 |
△ | 1 | フジダイビクトリー | 牡9 | 850 | 松田道 | 中島敏 | 栗毛 逃 |
○ | 2 | コウシュハウンカイ | 牡7 | 870 | 藤本匠 | 松井浩 | 栗毛 先 |
◎ | 3 | オレノココロ | 牡7 | 870 | 鈴木恵 | 槻舘重 | 青毛 差 |
注 | 4 | キサラキク | 牝6 | 830 | 大河和 | 金田勇 | 芦毛 追 |
5 | ニュータカラコマ | 牡9 | 880 | 藤野俊 | 尾瀬富 | 鹿毛 差 | |
▲ | 6 | シンザンボーイ | 牡6 | 860 | 阿部武 | 坂本東 | 栗毛 先 |
【はむ!の見解】(個人的見解です。)
北見記念はいわゆる4大記念大会の第3弾、かつて存在していた北見競馬場で開催されていたが、同競馬場の廃止に伴い2007年からこれを記念して帯広で行われているもの。古馬重賞戦線もこのあたりから荷物の基礎重量が850kgとかなり重くなり、勝ち時計も2分30秒前後と力勝負のレースとなってくる。ローテーション的には各馬が次に目標とするBG1帯広記念までまだ2か月以上あるものの、この間に同様の条件で開かれる重賞がないこともあり、各馬がこのレースに対しどのように臨んでくるのかがポイント。
過去10年で1番人気は(1,2,3,4)と1勝しかしておらず、6番人気、7番人気が2勝ずつするなど、オープン最上位格の馬が集まるわりにはかなり荒れ気味、1か月前の岩見沢記念の勝ち馬は(2,1,1,6)とあまりリンクしていない。トップハンデの馬も5連敗中。牝馬は北見開催時は時折勝利していたが帯広開催となってからは未勝利。最近では2011~13年にギンガリュウセイが3連覇している。騎手ではベテラン勢はまんべんなく勝っているが、若手が苦戦している。
今回は回避馬が続出し6頭立てとややさみしい頭数となったが、オレノココロら常連メンバーにグランプリ勝ちのニュータカラコマが短い休養から復帰して参戦。トップクラスが揃って混戦模様で見応えありそう。
各馬寸評:
1 フジダイビクトリー:昨年は岩見沢記念とこのレースを連覇するなど重量戦で力を発揮。その後一息ついた感じだが、上位争いから崩れることはなくコンスタントに走れている。重軽どちらでも力を出せるのが強み。
2 コウシュハウンカイ:この馬を紹介する時の定番が抜群の安定性。特に障害はほとんどミスがない。しかし接戦になった時の詰めの甘さが課題。近走も特別戦で久々に馬券圏内を外れた。高重量は得意ではないかも。
3 オレノココロ:岩見沢記念では五分程度の仕上げのように見えたが、きっちり差し切るあたりこの馬も持っている潜在能力の高さが感じられる。今回ももう一丁狙ってくるか。極端に速いレースにならなければ。
4 キサラキク:重賞もすっかり常連だが、最上位の牡馬たちにはどうしても力の差で遅れを取ってしまう。気まぐれな面があるのか障害でも反応が鈍いときがある。障害を越えてくれば切れ味はメンバー随一だが。
5 ニュータカラコマ:今年は絶好調。夏のグランプリを快勝して以降、短期の休養で一息入れた形になったがリフレッシュできたかどうか。前半から積極的に行って障害の取り付きが早く、一瞬の切れ味で前に出る。
6 シンザンボーイ:目下特別戦3連勝中。下積み期間が長かったがしっかり力を蓄えており、オープン入りしても即対応できている。高重量戦はあまり得意ではなさそうだがまだ伸びしろはありそう。一発長打の期待。
まとめ:
最近古馬重賞は回避馬が続出。理由は、時期的にG1レースの狭間であること、上位馬とそれ以外に差がありすぎること、賞金加算によるハンデ面、厩舎と騎手のやりくり、などいろいろと考えられる。それにしても重賞が6頭というのはやはりさみしい。馬券的にも配当が安くなるのも興味がそがれる。北見記念はしばしば(今はやりの)下克上も見られるレース。ファンとしては繰り上げでも良いので果敢に挑戦してくる馬が欲しかった。
しかしながらトップクラスは顔をそろえており、それなりに激しいレースになりそうだ。そんな中、当欄ではやはりオレノココロが一歩抜けているとみて本命とした。高重量は得意とするところ。少頭数ということもあり多少ペースが乱れても紛れることもなくしっかり前を追えそうだ。対抗にはこれも安定性抜群のコウシュハウンカイ。近走は詰めの甘さが出て連を外す場面もあるものの、大きく離されているわけではない。自分のペースが崩れることはないだろう。大敗した昨年のリベンジを図る。少頭数は荒れるというジンクスを信じるなら昇級して絶好調のシンザンボーイを狙ってみるのも面白い。重賞での結果は出ていないが、主戦で目下リーディングの阿部騎手を配し勝負に来た。障害が上手で好位で抜け出せれば大駆けはあり得る。単穴に。あとは実力馬フジダイビクトリーも当然勝ち負けに絡んでくるだろう。サクラリュウなど同型もいないためスムーズに先行できそう。しかし内詰めの最内枠に入ったこと、切れ味で他馬に一歩譲ることが割引材料か。牝馬のキサラキクは力では各馬に及ばないが、自分の走りに集中して障害をスムーズに越えられば見せ場はあるかも。復帰したニュータカラコマももちろん侮れないが、今回高重量でかつトップハンデ、鉄砲駆けと若干割り引いて考えたい。相対的に無印となった。
はむ!の馬券狙いどころ:
6頭という少頭数でどこまで絞れるかがポイントだが、実力馬揃いで結構難しい。あまり手を広げると取りガミになるし、かといって絞り過ぎると当たらない。資金もまだシーズン最後まで遊べるほど確保できていないので、ここらでしっかり取りたいところだが。
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
三連単 フォーメーション
3→2,6→2,6,1,4,5 合計8通り 各200円
3→2,6→2,6,1,4 合計6通り 各200円
3=2,6→2,6,1 合計8通り 各200円
応援馬券(単+複)4 各200円
(はむ!のワイドで勝負!) ワイド 6=3,2,6,1 合計4点 各100円
合計5,200円で勝負! (残高61,740円-5,200円=56,540円)
今回の結果と回顧は、レース終了後2,3日後までに簡単に報告したいと思います。
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