はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第40回ナナカマド賞(BG3) (2017年10月15日(日)20:10発走 帯広10R ダ200m 2歳オープン別定) | |||||||
はむ 予想 |
馬 番 |
馬 名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 備 考 |
◎ | 1 | ジェイコマンダー | 牡2 | 580 | 西将太 | 槻舘重 | 青毛 差 父カネサブラック |
2 | バンリュウブラック | 牡2 | 570 | 赤塚健 | 久田守 | 青毛 逃 父ニシキダイジン | |
3 | ジェイフラワー | 牝2 | 550 | 西謙一 | 平田義 | 栗毛 差 父ミスタートカチ | |
4 | カネサダイマオー | 牡2 | 570 | 藤野俊 | 松井浩 | 青毛 追 父カネサブラック | |
△ | 5 | ミスタカシマ | 牝2 | 560 | 工藤篤 | 槻舘重 | 栗毛 先 父ウンカイ |
○ | 6 | ハマノダイマオー | 牡2 | 570 | 藤本匠 | 松井浩 | 鹿毛 先 父ハマナカキング |
注 | 7 | コウシュハレガシー | 牡2 | 570 | 松田道 | 平田義 | 栗毛 差 父ニシキダイジン |
8 | ブラックエース | 牡2 | 570 | 菊池一 | 岩本利 | 青毛 先 父フナノコーネル | |
▲ | 9 | オレワチャンピオン | 牡2 | 580 | 鈴木恵 | 中島敏 | 栗毛 逃 父ソウヤセンプー |
10 | ウィナーサラ | 牝2 | 550 | 阿部武 | 西康幸 | 鹿毛 先 父トカチタカラ |
【はむ!の見解】(個人的見解です。)
2歳馬にとって初の重賞舞台。まだこの時期は各馬成長途上で走りも心許ない。しかし重賞に出てくるとなると各馬3~4勝以上はしており力は上位の馬たちが揃う。過去10年では1番人気は(4,2,2,2)とまずまずの好成績。しかしここ2年は大敗しているのが気になるところ。下位人気でも勝利する例もしばしば。ここで素質開花するという馬も多い。しかし過去の勝ち馬を並べてみると、2014年のセンゴクエースなどの名はあるものの、その後オープンクラスで活躍している馬は少ない。やはりその時点での調子と成長力が物を言う。牝馬の優勝は旭川開催時代の1997年(キリツレディ)までさかのぼる。以降かなり苦戦を強いられている。
今年の2歳馬はA-1クラスでもレースごとに勝ち馬が変わる混戦模様。現時点ので2歳馬の賞金ランクトップは牝馬のミスタカシマ。20年ぶりの牝馬優勝なるか。4勝以上しているジェイコマンダー、オレワチャンピオンといったところが牡馬の意地を見せたいところ。まだ突出した馬が出て折らず、どの馬が栄冠をつかむか。
各馬寸評:
1 ジェイコマンダー:2走前の特別戦では大外枠に入り障害で大きなミスがあったが、前走ではしっかり修正して快勝。勝ちっぷりが良く切れ味抜群。重賞馬を続々輩出する槻館厩舎の腕の見せ所。カネサブラック産駒、能検は7位。
2 バンリュウブラック:同厩舎のプランセスが回避したことにより、前走A-3クラスで大接戦の末に勝利したこの馬に出走権が回ってきた。これまでは序盤逃げて最後の粘りで勝負というレースをしてきたが、相手強化で先行できるか。
3 ジェイフラワー:ミスタートカチの初年度産駒で勝ち頭。かなりの軽馬場巧者で現時点で最も速い1分13秒の時計を持つ。力勝負になるとやや分が悪いが一発の魅力は十分持っている。成長力も見えている。能検タイム47位。
4 カネサダイマオー:能検タイムは第1回3位とスピードを持っていながらA-1クラスでは速いペースで障害に苦しんでいた。しかし前走の特別戦青雲賞ではじっくり障害をクリアし、最後は接戦をものにして快勝。嵌まれば怖い存在。
5 ミスタカシマ:久々に強い牝馬が出てきた印象。2走前は牡馬相手に粘り勝ち、牝馬特別では最後各馬を突き放して勝つ強さ。実績のあるウンカイ産駒の力に牝馬らしい切れ味が加わる。接戦に持ち込めば。能検タイム11位。
6 ハマノダイマオー:デビュー戦で大差勝ち以降、全て最上位のA-1クラスに出走。掲示板は外しておらず安定した力を発揮している。障害も上手。しかし最後の接戦で涙をのむ場面が多く勝負強さが課題。能検タイム8位。
7 コウシュハレガシー:5月末と遅生まれのため、デビュー時は800kgそこそことの小柄で能検も第2回で合格だったが、ここにきて急成長。前走では昇級したA-1クラスでトップ馬と互角のレースを見せた。鋭い切れと素軽さが持ち味。
8 ブラックエース:障害が全く上がらず大負けすることもあれば、Aクラスの上位馬相手でも持ち前の切れ味で互角以上の走りを見せることもある。フナノコーネル産駒で父親の素軽さと立ち回りの上手さが特色。能検タイムは14位。
9 オレワチャンピオン:馬格がありパワータイプ。障害をグイグイ力強く押して登っていくあたりは力強さを感じる。連対を続けていたが、前走は動きが重く後半失速した。荷物が重くなれば力を発揮か。能検タイム第1回2位。
10 ウィナーサラ:前走A-2クラスを勝利し、出走権を得てきた。デビュー時から900kgを大きく越える馬格で完成度が高く、牝馬ながら力強い走りを見せる。その分やや出足が遅いところがあるか。大外は割引か。能検タイム4位。
まとめ:
今年は上位馬の力が拮抗しており何が勝ってもおかしくない。また牝馬勢も粒ぞろいでさらに大混戦模様だ。展開ひとつで成績が変わってきそうだ。当欄も悩みに悩んだあげく、本命にジェイコマンダーを置いた。メンバー中最も力強さを感じる。2歳ならではの不安定な面はあるが、大レースに強い槻館厩舎がきっちり仕上げてくるのでは。最内枠は2勝しており問題ないだろう。
相手も難しいが、やはり牡馬が意地を見せるか。その中では安定した力を発揮しているハマノダイマオーが相手なりに走れるタイプでこちらを対抗にした。ハンデ面でも有利か。オレワチャンピオンも力はある。序盤はこの馬がハナを奪うか。ただ近走は終盤スピードが緩む傾向にあるのがどうか。ミスタカシマも牝馬ながら力強さがあり牡馬勢に見劣りはしない。ただ重賞となると展開も変わってくるのでどうか。賞金による荷物重量加算も微妙。そこで当欄では穴っぽいところで成長力があり鋭い切れ味を持つコウシュハレガシーを狙ってみたい。
その他では前哨戦の青雲賞で鮮やかな勝ち方をしたカネサダイマオーが注目されるが、変に人気すると障害が若干不安がある。あとは高重量でも走れそうなウィナーサラあたりも一発の魅力を感じる。
はむ!の馬券狙いどころ:
2歳戦は難しいけど、初めて重賞を走る馬の戦いを予想するのは興味深い。馬券を離れて注目したい。しかしやはり馬券も当てていきたい。(というか資金がショートしないようなんとか少しでも取り返したい。)上位拮抗で難しいが上位はなるべく絞って、当欄本命のジェイコマンダーから手広く流してみたい。昨年このレースではワイドでいただいているので、今回も狙っていきたいところ。少し変則的に本命からヒモ穴流しで。
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
三連単
フォーメーション 1,6,9→1,6,9,7→1,6,9,7,5 合計27通り 各100円
〃 1→6,9,7→6,9,7,5,4,10 合計15通り 各100円
(はむ!のワイドで勝負!) ワイド 7=1,6,9,5 1=5,4,10 合計7点 100円
合計4,900円で勝負! (残高65,670円-4,900円=60.770円)
今回の結果と回顧は、レース終了後2,3日後までに簡単に報告したいと思います。
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