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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2017年11月12日日曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2017】重賞予想・第42回クインカップ(11/12)

  ばんえいは3週連続の重賞、今週はクインカップ、円熟味を増した4歳牝馬の戦い、見応えのあるレースが期待されます。それでは筆者の予想です。(あくまで素人予想ですのでご留意ください。)

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第42回クインカップ(BG3)
(2017年11月12日(日)20:10発走 帯広10R ダ200m 4歳牝馬オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
フジノウンカイ 牝4 690 島津新 大友人 青毛 先
  ホクトノホシ 牝4 690 松田道 村上慎 鹿毛 追
  コウシュハアレッポ 牝4 690 船山蔵 大友人 栗毛 追
ヒカルナナヒメ 牝4 690 工藤篤 谷あゆ 鹿毛 先
ブルーオーシャン 牝4 690 藤野俊 松井浩 青毛 差
  タイキン 牝4 690 菊池一 大橋和 鹿毛 差
  ビュウティハート 牝4 690 阿部武 坂本東 鹿毛 差
コウシュハローヤル 牝4 700 藤本匠 松井浩 鹿毛 逃
  タナボタチャン 牝4 690 渡来心 坂本東 栗毛 追
10 ラッセルクイン 牝4 690 鈴木恵 岡田定 鹿毛 先
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
  ばんえいならではの4歳牝馬重賞クインカップ。この世代としては最後の世代別牝馬重賞となる。(特別戦なら5歳にも行われる。)現在ばんえい在籍の4歳牝馬は27頭。どうしても力の弱い、あるいは繁殖入りが近い牝馬にとって最後の重賞出走チャンスとなる馬も多い。特殊条件の割には歴史は古く過去の勝ち馬には懐かしい名前が並ぶ。ハイトップレディ、アンローズ、ナナノチカラはオークス馬としてこのレースも優勝している。傾向としては過去10年で1番人気は(5,1,1,3)と比較的安定、下位人気の優勝は10年前にヒメカワキタが10番人気で勝った例はあるものの(この時は4.3%の軽馬場)かなり難しい。また、ユーファンタジー、マリンチャンスといった強烈な追い込み馬の勝利が印象に残る。ハイペースで第2障害からの鋭い切れ味で差しが決まるというイメージだ。速い時計での決着が多い。
  今年は飛び抜けた成績の馬がおらず混戦模様だ。黒ユリ賞馬ブルーオーシャン、オークス馬ホクトノホシといったところが実績がある馬だが、中堅どころでも活躍中の馬が多く、また個性的で人気のある馬も多いので好勝負が期待でき盛り上がりそうな気配だ。
各馬寸評:
 1 フジノウンカイ:重賞は黒ユリ賞、ばんえいオークスといずれも人気薄ながら掲示板内、堅実な走りが特徴だが切れ味と粘りもある。障害も崩れることは少ない。今シーズン前半は今一つだったが、ここにきて調子を上げてきた。軽視は禁物。
 2 ホクトノホシ:なんといってもオークス馬。超人気薄ながら他馬が障害などで苦しむところを抜け出したレースが印象的。今シーズンは長期休養とクラスの壁で戦績は上がっていないが、馬体重も増え調子は回復。嵌まれば一発ありそう
 3 コウシュハアレッポ:重賞は昨年オークスに出走したが、障害で崩れ競走中止。それ以外は前哨戦の紅バラ賞(8着)に出るまで全て平場戦で休むことなく走ってきた。小柄で力強さはないが、最後方からも届くような鋭い切れ味を持つ。
 4 ヒカルナナヒメ:オークス2着馬。先行力と障害力があり非常に安定した力を発揮でき崩れが少ない。デビュー以来ほぼ休みなく出走しており、牡馬中心に同世代戦にも紅一点で果敢に挑戦していた。どちらかというと重い荷物の方が得意か。
 5 ブルーオーシャン:明け3歳時に黒ユリ賞を勝って以来、大きく調子を崩し休養もあって1年半は棒に振ったが、ここにきて完全に復調。前哨戦の紅バラ賞では好位置につけ2着。抜群のスピードを持つが障害はかなり苦手な方。軽馬場は鬼。
 6 タイキン:一昨年2歳時のヤングCS(10着)以来の重賞出走。珍しいヤマノミント産駒で鋭い切れ味がモットー。今年に入ってずっと掲示板を外さず安定した成績を上げていたが、紅バラ賞では障害で遅れを取った。重い荷物は苦手か。
 7 ビュウティハート:重賞はオークス(5着)以来。スロースターターで前半遅れを取ることが多いが、障害は上手で最後まで緩むことなく走り切れる。前の馬を一頭ずつ拾っていつの間にか上位に進出というイメージ。時計はかかった方が良い。
 8 コウシュハローヤル:オークス3着馬、銀河賞にも挑戦して実戦を積んできた。抜群の先行力があり、軽量戦の天の川賞、そして前哨戦の紅バラ賞と終始他馬を押さえて快勝。逃げ馬というより他馬を引きつけて前に出るタイプで決め手もある。
 9 タナボタチャン:淡い栗毛の馬体で人気のある馬。アグリモエとの激しい出走権争いを制して久々に重賞戦線に登場してきた。黒ユリ賞2着の成績が光る。体重は1100kgを越える大型馬で走り自体は地味。渡来騎手に積極的な騎乗を期待。
 10 ラッセルクイン:オークスでは1番人気に推されたこともある馬(6着)。その前まで10連勝していた。その後大崩れしたがここにきて調子を取り戻しつつある。軽馬場なら小気味よい走りで素早く抜け出せるが、重い荷物は苦手か。

まとめ:
  どの馬にも勝てるチャンスがあるほど混戦だが、ゴール前の砂障害が撤去されていることや気温が低くなりそうで軽めの馬場の中、ペースが速くなることが考えられ、好位に付けて最後は切れ味勝負といった展開が考えられる。
  その中でも黒ユリ賞馬のブルーオーシャンが最も予想される展開にはまりそうな走りを見せるのではないかと見て当欄では本命に置いた。一時期の絶不調がウソのように勢いがついてきて前走も素早く抜け出して勝利。勝負強さもありそうだ。障害で慌てなければ。そこは重賞を知り尽くした藤野騎手がなんとかするだろう。相手はコウシュハローヤル。今最も勢いがある、銀河賞で牡馬のペースも経験した。先行逃げ切り態勢を図ってくるだろう。藤本騎手がこちらに乗ってきたというのもポイント。そのもう一頭のヒカルナナヒメも安定度抜群の馬、先行力や障害力もあり上述の馬たちに全く引けは取らないが決め手の差で3番手評価にした。しかしそれ以上にて狙ってみたいのがラッセルクイン。大外は若干気になるが10連勝した時の勢いが戻って来ている。鈴木恵介騎手の積極的なレースで有力馬勢を出し抜くシーンも考えられる。こちらを単穴として、ナナヒメを入着狙いで。あとは、今度は最内に入ったフジノウンカイも元々力のある馬でしっかり走って粘りを見せれば馬券圏内も可能。オークス馬ホクトノホシも復調してきており、あの優勝時のサプライズな走りが再び見られるか。人気のタナボタチャンもよくここまで来たという感じだがさすがに今回は追走が精一杯か。

はむ!の馬券狙いどころ:
  本当にそろそろ取りたいのだがこれまた難しいレース。ここはなんとか少しでも当てたいので手広くいってみたい。三連単はブルーオーシャンとコウシュハローヤルを軸に。馬複、そして昨年オークスの時にでうまくいったことのあるワイドでも狙ってみたい。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単
   フォーメーション 5,8→5,8,10,4→5,8,10,4,1,2 合計24通り 各100円
      〃     5,8,10,4→5,8→5,8,10,4 合計12通り 各100円
  馬複 5=8,10,4,1 8=10 各200円
  (はむ!のワイドで勝負!) ワイド 10=5,8,4,1 1=5,8,4 合計7点 100円
  合計5,300円で勝負! (残高50,940円-5,300円=44,630円)

  今回の結果と回顧は、レース終了後2,3日後までに(未報告のばんえい菊花賞と併せて)簡単に報告したいと思います。

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