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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2017年11月4日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2017】重賞予想・第42回ばんえい菊花賞(11/5)

  ばんえい今週の重賞はいわゆる3歳クラシック3冠の第2弾、ばんえい菊花賞です。群雄割拠の3歳世代、どの馬がリーダーシップを取っていくか。早速予想いきます。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第42回ばんえい菊花賞(BG2)
(2017年11月5日(日)20:10発走 帯広10R ダ200m 3歳オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
コウシュハサマー 牝3 680 西謙一 岡田定 栗毛 差
  ナカゼンガキタ 牝3 680 西将太 西康幸 鹿毛 先
ホクショウムゲン 牡3 720 鈴木恵 服部義 鹿毛 先
メジロゴーリキ 牡3 700 長澤幸 岡田定 鹿毛 逃
  シンエイボブ 牝3 680 菊池一 久田守 鹿毛 差
  マツカゼウンカイ 牡3 700 藤野俊 松井浩 鹿毛 差
  ウンカイタイショウ 牡3 700 赤塚健 久田守 青毛 逃
  カネサスペシャル 牡3 710 大河和 村上慎 青毛 追
ミノルシャープ 牡3 720 阿部武 大友人 鹿毛 差
10 センショウニシキ 牡3 700 藤本匠 岩本利 鹿毛 先
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
ばんえい菊花賞・傾向と対策?:
  中央、地方とも3歳重賞三冠いわゆるクラシックと呼ばれるレースは存在するが、ばんえいにもクラシック三冠路線が確立されている。そしてばんえいの場合は大賞典、菊花賞、ダービーの順に行われ後に行くほど賞金の高い格上のレースとなっている。今回はその第2弾の重賞ばんえい菊花賞。クラシック路線といえば、強いスターがいて二冠、三冠を狙っていくというのが定番だが、ばんえいの場合も強い馬はいるものの勝ち馬の入れ替わりは激しい。夏に行われるばんえい大賞典と菊花賞を連覇した馬は帯広単独開催以降は一度もなく、それ以前となると16年前のヨコハマボーイまで遡る。一方では過去10年1番人気は(6,0,1,3)と比較的安定しており、3歳の秋になって成長して力を付けてきた馬が勢いに乗って好走するという傾向が読める。2010年以降別定戦となってハンデが付けられているが、トップハンデの馬は7戦5勝と悪くない。牝馬も活躍しており過去10年で2勝だが出走した馬はそれなりに好走している。
  今年は混戦模様。大賞典を最下位人気で優勝したカネサスペシャルがさらに素質開花か、その後のはまなす賞で優勝したミノルシャープも充実しているし、2歳時2冠のホクショウムゲンの巻き返しにも期待される。他もそれぞれ個性ある馬が多く波乱要素は十分ありそうだ。

各馬寸評:
 1 コウシュハサマー:今シーズン好調で重賞も大賞典3着、はまなす賞2着と健闘。好位につけ切れ味良く抜け出して最後まで粘るというのがこの馬のパターン。障害は焦ると引っかかるところがある。除外のトラブルがあったがどこまで立て直せるか。
 2 ナカゼンガキタ:イレネー記念以来久々の重賞出走。今シーズンは自己条件で勝ち負けを繰り返してきた。一旦減っていた体重も秋になって戻してきて十分走れる状況にある。先行力があって最後までしぶとい走りができ、牝馬といえども侮れない。
 3 ホクショウムゲン:2歳時は圧巻の強さだったが、今シーズンは大スランプが続いている。特に障害が厳しくなっている。馬体も大きく減らした時期があり体調を崩していたのではないか。ただ前走あたりは少しずつ復活の兆しが見えつつある。
 4 メジロゴーリキ:重賞はナナカマド賞3着、大賞典2着の実績。1200kgに近づこうかという馬体重でダイナミックな走りが持ち味。脚質は逃げ一辺倒でとにかくどこまで先行できるかがカギ。切れる脚はないので最後はどこまで粘り込めるか。
 5 シンエイボブ:2月の黒ユリ賞で痛恨の障害ミスで競走中止となって以来久々の重賞出走。今シーズンは平場戦でコンスタントに勝ち星を重ねてきた。出走牝馬の中でも特に切れ味がある。時折障害で大崩れすることがあるが、嵌まれば大駆けも。
 6 マツカゼウンカイ:重賞初挑戦の大賞典では力不足で障害も上がらず歯が立たなかったが、秋には馬体重も増え自己条件で力をつけてここに再チャレンジ。中団で好位に取り付ければ切れ味が生かせる。相手関係と高重量で厳しいが前回とは違う。
 7 ウンカイタイショウ:先行力と障害力が売りの馬。大賞典では慌てたのか障害で大崩れしたこともあるが、基本的には安定した走りができる馬。上位に確実に入ってくる。最後スタミナ切れすることもあったが最近は馬体も成長して力を付けてきた。
 8 カネサスペシャル:大賞典では最下位人気ながら優勝、前哨戦の秋桜賞でも人気薄で勝利と一発の魅力を秘めている。中間まで後方待機し他馬がもたつく間に前に迫り最後差し切るという型を持っている。逆に置いて行かれることもあり展開次第。
 9 ミノルシャープ:今シーズン9勝と絶好調。大賞典では大外枠で自分の走りができなくても4着、はまなす賞では好位抜け出して年上馬相手に快勝。一旦息を入れたが前哨戦をひと叩きして臨戦態勢は十分。比較的小柄な馬体にハンデ差の克服がカギ。
 10 センショウニシキ:かなり地味なタイプながら堅実な走りがモットー。今シーズン掲示板を外したのは1回のみ、重賞でも掲示板を外していない。他馬が崩れれば抜け出すチャンスあり。じっくり走るタイプで重量増は歓迎か。馬体重も増えつつある。

まとめ:
  この世代は2歳時に強かった馬たちが成績が上がらない中、ここにきて力を付けてきた馬たちが台頭してきている。それがミノルシャープであったりカネサスペシャルであったりする。しかし完全に抜けた存在の馬が出ておらず、どの馬が勝ってもおかしくない状況、馬場水分によっても大きく展開が変わってきそうだ。当欄では今回もどれを本命にするか非常に迷ったが、やはりレースセンスも良くて接戦にもつれ込んだ時最も粘り強そうなミノルシャープを◎とした。前走の秋桜賞の5着は休養明けで今回立て直し可能。ハンデ差もあるがこの程度なら問題ないだろう。相手には目立たないがじっくり確実な走りを見せそうなセンショウニシキを持ってきた。大外に入ったのは決してプラスではないが苦にすることはない。単穴にはメジロゴーリキ。先行力とダイナミックな走りでどこまで粘り込めるか。他馬が苦しくなった時はこの馬の出番、過去には大穴を演じたこともしばしば、侮れない。そして牝馬ながら重賞でも好走し勢いのあるコウシュハサマーは押さえておきたいところ。入着まで。また、不調が続くホクショウムゲン、最近は障害に苦手意識を持ってしまっている。しかし重賞2勝の力。体調が回復すればよみがえってくるはず。ウンカイタイショウも気になるが成績からみて相対的に他馬に一歩譲る。切れ味が決まれば。また、大賞典馬で秋桜賞でも勝っているカネサスペシャルが注目されるところだが、後方から行く馬で展開次第で大きく変わってくる馬なので人気が高ければ馬券の中心としては狙いづらいところ。それにしても未だ定まっていない3歳馬の勢力図がどのように塗られていくのか興味深い。
はむ!の馬券狙いどころ:
  負け続けているが、自分で言うのもなんだけど予想的にはツボは外していないと思っている。ただ馬券の買い方が本当に下手。今回も難しいレースだが、ここらあたりでスマッシュヒットを出したいところ。買い方は大賞典の時と同様に4頭のBOXを中心に行ってみたい。(前回は1着に無印が入ってやられたが・・)

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連複 BOX 9,10,4,1 合計4通り 各400円
  馬複 BOX 9,10,4,1 合計6通り 各300円
  三連単 フォーメーション 9→10,4,1→10,4,1,3,7,8 合計15通り 各100円
  (はむ!のワイドで勝負!) ワイド 3=9,4,1,10 10=9,4,1 合計7点 100円
  合計5,600円で勝負! (残高56,540円-5,600円=50,940円)

  今回の結果と回顧は、レース終了後2,3日後までに簡単に報告したいと思います。

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