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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2017年12月27日水曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2017】回顧・第46回ばんえいダービー(12/24)

ばんえい重賞レース回顧
第46回ばんえいダービー(BG1)-2017年12月24日-10R 200m直 曇 1.3%
  1着△(8)メジロゴーリキ(長澤幸)2分7秒7
  2着 (3)マツカゼウンカイ
  3着 (2)ジェイワン
単勝 8 370円 馬単8-3 11,030円 三連単 8-3-2 64,480円
 ※その他の配当、結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい3歳クラシックの最終章、第46回ばんえいダービーは、2番人気のメジロゴーリキが逃げ切り勝ち。この馬は重賞初制覇。長澤幸太騎手は2012年にテンマデトドケで勝ったドリームエイジカップ以来約5年ぶりで3度目重賞制覇となった。
  この日の帯広は雪の予報が出るなど天気が微妙だったが、発走時刻までには降らず、乾燥したままで力が必要な馬場となった。
  レースは序盤から牽制しあいながらの展開、その中で先行すると予想されたメジロゴーリキやナカゼンガキタらが押し出されるように前へ。後はジェイワンやホクショウムゲンらが意識的に前について行くが、各馬刻みながらゆったりした流れとなった。第2障害に先着したのはメジロゴーリキ、そして先行各馬もこれに続く。ここまで57秒の遅いペース。障害では各馬が揃うところまで十分溜めてからメジロゴーリキとナカゼンガキタがほぼ同時に仕掛けた。そしてメジロゴーリキが障害をしっかり越えて先頭へ、ナカゼンガキタは一旦止まって膝を折りかけたがそれでもすぐに立て直し2番手で追う。その後はシンエイボブ、コウシュハサマーといった牝馬勢、それにカネサスペシャル、マツカゼウンカイといったところが続いて障害を越えた。先頭を行くメジロゴーリキはスピードはないもののしっかり前を見て進む。後続の馬たちは必死に追うが各馬苦しくなりなかなか追いつかない。特に牝馬勢は脚色が一杯になった。そうしているうちにさらに後方からホクショウムゲンが一気に前に追いつこうとする。ミノルシャープ、ジェイワンといったところも続き2番手以降は大混戦。そんな中メジロゴーリキは最後まで止まることなくゴールを駆け抜け、46代目のダービー馬となった。2着争いは混戦から一旦前に出たカネサスペシャルをホクショウムゲンがかわしたがこちらも脚が上がってゴール3~4m手前でストップ。そこを早めに降りていたマツカゼウンカイと追い込んできたジェイワンが襲いかかりほとんど同時にゴール。わずかの差でマツカゼウンカイが2着、ジェイワンが3着、ホクショウムゲンは4着だった。牝馬勢はいずれも最後厳しくなり1番人気となっていたナカゼンガキタが7着に入ったのが最高だった。

  メジロゴーリキ(1着):終わってみれば終始先手を取り他馬を寄せ付けないというレース運びで横綱相撲だった。体調も良さそうで大きい体を十分に生かした力強い走りを見せた。特に障害の捌きは完璧。これはかなり力を付けたと言っていいだろう。父はニシキダイジンだがそれ以上のスケールを感じる。ただ時計は2分以上かかっているので、今回のような乾燥した重い馬場なら力を発揮できるが、速いペースになったときはどのように対応できるかが課題だろう。この後は明け4歳戦線に向けて一息入れるか。それともチャンピオンカップなど古馬戦に挑戦するか。いずれにしても今後に注目。
  マツカゼウンカイ(2着):前のレースで大きく崩れていたので人気を落としていたが、大混戦を抜け出して2着に滑り込んだ。この馬としては早めに動いて自分のペースに持ち込めたのが好走の原因だろう。障害力も生かした。今後は自己条件を使いつつ明け4歳戦線に参戦か。
  ジェイワン(3着):久々にこの馬の好走を見た。惜しまれるのは障害での手間取り。直線の伸び脚がしっかりしていただけに、やや力を持て余した感じ。ただ一時期のスランプは完全に抜け出した様子だ。今後もチャンスは訪れるだろう。障害を修正できれば十分勝負になりそうだ。
  ホクショウムゲン(4着):障害を降りてからの鋭い切れ味で、一瞬は先頭まで追いつくかと思わせるぐらいの勢いであった。あまりに急な追い込みで最後は一杯になったが、厳しかった今年度の成績からすると復活の兆しが見えた一瞬だった。立て直せば当然怖い存在になる。
  カネサスペシャル(5着):大河原騎手が引退し島津騎手に変わってどのような走りになるか注目されたが、この馬の持ち味を生かそうとする姿勢がうかがえた。遅いペースでこの馬が走れるパターンに持ち込み一瞬の見せ場は作ったが、最後は上位馬に上手く走られた。
  他では、3番人気になっていたミノルシャープ(6着)はやはり大外枠がこたえたか。障害も手間取りこの馬らしい走りができず、見せ場もほとんどなかった。ただ大崩れしたわけではないので巻き返しは可能か。1番人気ナカゼンガキタ(7着)や当欄で本命にしたコウシュハサマー(8着)ら牝馬勢はやはり力のいる重い馬場となったのがこたえたか。障害は早めに抜け出せただけにまた展開次第では逆の結果もありえる。

はむ!の予想結果
  またもや厳しい結果。天気の読み違えもあったけど、根本的に勝てないような買い方をしていたと思われる。特に今回は惨敗だった。何も言うことがない。これ本当に残高なくなってきたよ。
  今回収支 -5,500 (配当)0 (投入)5,500
  今年度累計 -66,300 (今年度残高33,700)・・12/24終了時

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2017データ・馬券成績表)

  年末の重賞シリーズの季節がやってきました。次回の重賞は12月29日(金)2歳重賞第2弾のヤングチャンピオンシップ(BG2)です。28日中に予想を書きます。また、正月は1月2日帯広記念、3日天馬賞です。こちらの方も前日にそれぞれ予想をアップしたいと思いますのでよろしくお願いします。

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