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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2018年1月23日火曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】回顧・第28回ヒロインズカップ(1/20)

ばんえい重賞レース回顧
第28回ヒロインズカップ(BG2)-2018年1月21日-10R 200m直 晴 1.4%
  1着◎(6)キサラキク(阿部武)2分16秒9
  2着▲(1)アアモンドセブン
  3着○(8)セイコークイン
単勝 6 160円 馬単 6-1 560円 三連単 6-1-8 1,630円
 ※その他の配当、結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい古馬牝馬の女王決定戦、第28回ヒロインズカップは1番人気キサラキクが障害トップ抜けから他馬を引き離して圧勝。名実とともに現役最強牝馬となった。重賞は昨年度のドリームエイジカップ以来5勝。阿部武臣騎手は重賞通算15勝目。
  帯広は前日小雪があったものの基本的には乾燥した冬晴れが続き、ロータリーハローもかけられて馬場はかなり力のいる状態であった。
  レースは、スタート直後にメムロコマチが出遅れて後方から、その他の馬もややばらつき気味。第1障害を越えたあたりから先行馬のファイトガールが、そして有力馬のキサラキク、アアモンドセブン、セイコークインといったところが前に行く展開、各馬小刻みに息を入れながらゆったりしたペースで進む。第2障害手前に先に到着したのはセイコークイン、そしてキサラキク、ファイトガール、アアモンドセブンと続く。ここまで70秒の遅めのペース。各馬じっくり溜めてから、第2障害に最初に仕掛けたのがセイコークイン。しかし2,3歩行って山の中腹でストップ。続いてキサラキクが障害に挑戦。力強く踏み込みひと腰で越え先頭へ。次に内からフェアリードール、アアモンドセブンとキサラキクを重賞で下したことのある2頭が続き障害を越えて前を追うが、今回はキサラキクの勢いが違う。ぐんぐん引き離して差は広がる一方。2番手以降の馬たちの方が厳しくなり後に障害を降りてきたヒカルナナヒメ、コウシュハサマーらと団子状態。キサラキクはトップハンデもなんのその、最後まで勢いが衰えずそのままゴール板を駆け抜けた。圧勝だった。2番手争いは各馬苦しむところ止まらずに歩ききったアアモンドセブンが抜け出し2着入線。連覇は逃したが2番人気に応えた。そして後方で障害に苦しんでいたセイコークインが追い込んで3着に入った。

  キサラキク(1着):序盤から先行して主導権を握り、障害は勢いよくひと腰で越えしかもトップ抜け、最後までスピードが緩まずと、全く非の打ち所がない圧勝。トップハンデも問題なく、力の差を見せつけた。懸念された気難しい部分も全く見られなかった。こんな強い勝ち方ができるのだから、牡馬相手でも十分戦えるはずなのだが・・・。次の狙いは、今回勝って出走権を得たチャンピオンカップあたりか。ファンとしては牡馬勢に一泡吹かせて、そして名牝への道を進んでもらいたいところ。それだけの力はある馬だ。
  アアモンドセブン(2着):この馬のレースはしっかりできていた。序盤出遅れることもなかった。今回は勝った馬に完璧なレースをされたということで、仕方ない。2着争いの接戦もしっかり抜け出して走りきり、むしろこれだけのレースができるということで、今後も特別戦などで力を発揮していけるのではないか。
  セイコークイン(3着):なんとか悲願の重賞制覇をということで積極的に攻めて行ったが、やはり障害で手間取ってしまった。最後に見せた強烈な末脚で3着に食い込んだところを見るともったいない感もある。次の狙いは準重賞のスピードスター賞でスピード王を目指す。
  メムロコマチ(4着):スタートが遅いのはいつものことだが、今回は特にゲートの出が悪かった。それでも後方でじっくり自分のペースで前を追い、障害もひと腰、最後は4着まで食い込んだ。この馬はこれで引退とのこと。個性的でファンの多い馬だった。
  コウシュハサマー(5着):4歳馬で厳しい条件だったが、障害をしっかり越えて見せ場を作ることはできた。重賞を勝ってきただけの力は十分見せられたのではないか。今後さらに力を付けていければ面白い存在になりそう。次の狙いは3月のポプラ賞か。
  その他ではフェアリードール(6着)も実力馬の一頭としてしっかりついて行ったがキレが地味なので伸びきれなかった。ヒカルナナヒメ(7着)も同様なことが言えるがこちらは将来の伸びしろに期待。ファイトガール(8着)は序盤からこの馬らしい積極さが見られなかった。

はむ!の予想結果
  キサラキク見事な勝利だったし、予想的にも◎▲○で見事なクリーンヒットと思いきや配当が安くやっぱり取りガミ。追い込んできたメムロコマチでも3着に入ってくれればワイドも含めてもう少しついたんだけど。きまぐれキサラキクだけに絞り込むのは難しいところだけどやはり強い馬だしもう少し厚めに買っておきたかった。ま、ゼロよりかはまし。しかしもう少しマイナス取り返したいんだけど。
  今回収支 -740 (配当)4,860 (投入)5,600
  今年度累計 -60,510 (今年度残高39,490) (1/21現在)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2017データ・馬券成績表)

  次回の重賞は3週間後になります。2月11日(日)明け3歳牝馬の戦い、黒ユリ賞(BG2)です。いつもどおり前日までには予想を書きたいと思います。

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