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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2018年3月10日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】重賞予想・第39回ポプラ賞(3/11)

  年度末の重賞シリーズ、今週は明け4歳、5歳の重賞勝ち馬を中心とした選抜による世代対抗重賞、ポプラ賞です。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第39回ポプラ賞(BG3)
(2018年3月11日(日)18:05発走 帯広10R ダ200m 4・5歳オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
マルミゴウカイ 牡5 800 藤本匠 槻舘重 鹿毛 差
天馬賞ほか
ミノルシャープ 牡4 760 阿部武 大友人 鹿毛 差
はまなす賞
  ブルーオーシャン 牝5 740 藤野俊 松井浩 青毛 追
クインカップ
  ナカゼンガキタ 牝4 740 村上章 西康幸 鹿毛 先
ばんえいオークス
フウジンライデン 牡5 780 島津新 岩本利 栗毛 差
5歳4位
タカラシップ 牡5 760 西将太 岩本利 鹿毛 逃
5歳5位
ホクショウディープ 牡5 770 鈴木恵 岩本利 青毛 先
5歳3位
  カネサスペシャル 牡4 750 工藤篤 村上慎 青毛 追
ばんえい大賞典
  コウシュハサマー 牝4 740 西謙一 岡田定 栗毛 差
ばんえい菊花賞
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
  年度末の重賞シリーズ、4歳及び5歳の世代対抗戦。各世代の重賞勝ち馬を中心に出走馬が構成される。本来世代間の力関係を測るレースでもあるが、一方ではハンデ差もあり波乱要素も十分あり得るレースだ。過去10年で1番人気は(3,2,1,4)と微妙なところ。やはり着外に沈む場合はハンデ差が影響しているようだ。2番、3番人気もほぼ同様の成績。上位は拮抗だが人気薄が浮上することはまずない。年齢別では5歳の7勝3敗とやや一日の長があるか。1着2着は同じ年齢で占めることが過去10年で8回と多く、その時の世代の勢いを表しているとも言える。牝馬は過去10年で優勝馬2頭、2着に3頭入っており、善戦傾向。ハンデを生かして大駆けする場合が多い。
  今年は5歳勢は3冠のマルミゴウカイが実績では抜き出ている。一方、4歳勢は全ての重賞の勝ち馬が違うなど接戦。夏のはまなす賞では現4歳のミノルシャープが勝っており層の厚さがありそう。互いの力関係も含め興味深いレースになりそう。

各馬寸評:
 1 マルミゴウカイ:5歳。今シーズン3冠、3歳時も2冠で、同世代戦では圧倒的な力を見せる。厩舎に強い僚馬がいることもあり古馬戦はほとんど使わず、レースを絞っている。今回はむろんトップハンデの800kg。この重量は未経験で対応はどうか。障害など、割引材料は探せば出てくるが。
 2 ミノルシャープ:4歳馬。今シーズン(昨年年齢で)3,4歳混合の重賞はまなす賞では最内枠を上手く抜け出し快勝。しかしその後はハンデ差もあって勝ち星から遠ざかっている。ダービーでは大外枠に入り苦しいレースだった。今回は好枠。素軽く自在の立ち回りと鋭い切れ味がこの馬の持ち味。
 3 ブルーオーシャン:5歳馬で今シーズンのクインカップの勝ち馬。持ち前の素軽い動きで重賞2勝しているが、いずれも牝馬重賞。クインカップ後は元々苦手の障害が上がらず苦戦が続いている。切れ味は抜群で、馬場が軽くなればハンデ差を生かして大駈けの可能性はあるが、やはり力不足感は否めない。
 4 ナカゼンガキタ:4歳馬でオークス馬。古馬重賞にも登録していたが、こちらに絞ってきた。先行して力を発揮するタイプだが、オークスでは一旦かわされるも直線で差し返して勝つという粘りのあるところを見せている。障害は苦にしない。軽馬場で速いペースになればこの馬のスピードが生きる。
 5 フウジンライデン:5歳ランク4位。明け3歳時にイレネー記念を勝つなど元々力のある馬ながら長期のスランプに陥っていた。しかしここにきて調子を上げてきており、前走は古馬上位クラスも入るオープン特別で大外枠ながら終始先手を取り快勝。実戦経験を積んできたのも強み。障害力も持っている。
 6 タカラシップ:5歳ランク5位。4歳時に当時初重賞出走だったこのレースで果敢な逃げで見せ場を作っている。そして今年正月の天馬賞で粘って3着。前走の条件特別でも勝ってここの出走権を自力で確保した。先行力ならこの馬。しかも障害でも崩れず安定した成績を上げている。今回もハナを行くか。
 7 ホクショウディープ:5歳賞金ランク3位。スピード、スタミナ共に兼ね備えるがどうしてもライバルのマルミゴウカイの後塵を拝する。障害に自信がないのも勝ちきれない原因だろう。古馬との実戦経験を十分積んできており、接戦になればその強みを見せるか。高重量は嫌うがハンデは丁度良いか。
 8 カネサスペシャル:4歳馬。今シーズンはばんえい大賞典で8番人気ながら中団から抜け出して快勝。その後も、重賞で掲示板内に入り、世代特別戦でも勝利するなど実績を上げている。いずれも人気薄での好走。後方待機から、障害力と直線のしっかりした走りで攻めて行く。一発の魅力がある。
 9 コウシュハサマー:4歳牝馬で今シーズンのばんえい菊花賞馬。素軽い動きと切れ味で世代戦では牡馬を相手に好勝負。重賞ヒロインズカップでも好走した。障害力もあり流れに乗れれば相当走れる。近走は重い荷物で厳しいレースが続いくが、ウンカイ産駒で素質十分。これからの馬というイメージ。

まとめ:
  一昨年、昨年とセンゴクエースが圧倒的な力を見せたものの、本来はハンデ差もあって混戦模様になることの多いレース。4歳、5歳の両世代の重賞勝ち馬が顔をそろえたのだからそれほど力の差はないはず。今年はどうか。5歳の今年度3冠馬マルミゴウカイはやはり実力的には抜けているが、800kgという荷物と最大60kgのハンデを考えた時、センゴクエースのように他を寄せ付けない強さを出せるのか。もちろんスピード、スタミナ共に申し分なく強い馬であることは間違いないが、今年は他にも骨っぽい馬が多く、それらに逆転の余地はないのかという観点で見ていきたい。まず5歳勢はマルミゴウカイと数多く対決していく中で大きいハンデをもらっても勝ち切れていない場合が多い。今回、展開次第での逆転の余地はないわけではないが、やはり総合的にはマルミゴウカイが上か。一方、4歳勢はどうか。ダービー馬メジロゴーリキがハンデを嫌ってか回避したのは残念だが、重賞ごとに勝ち馬が違う群雄割拠の状態で、それぞれに個性がありおもしろい。あとは世代間の力関係だが、夏の世代対抗重賞はまなす賞では現4歳のミノルシャープが勝っていることを考えると、大きく差はないだろう。
  その中で当欄では、3頭並んだ岩本厩舎の5歳馬からフウジンライデンを本命に推してみたい。スランプを抜け出し近走は安定した成績を上げてきている。相変わらず軽くフワフワした雰囲気があるが、動きは自在で障害はしっかり越えてくる。ハンデ差は楽ではないが、今回のメンバーなら勝負強さを見せるチャンスありと見た。
  対抗にはミノルシャープがハンデ面でチャンスありと見て、思い切ってこの馬を持ってきた。シーズンの当初絶好調の時はどこからでも差してくる切れ味とスピードがあった。有力視されたダービーなどでは枠順に恵まれなかった面が大きい。近走障害などで苦しんでいるが軽馬場のハイペースに巻き込まれていることも原因か。本来の走りができれば。そしてマルミゴウカイは今回は単穴にした。この馬の強さは認めるところだが、今回は800kgで初の高重量とハンデ差は意外と厳しいとみる。1番枠も外詰めではあるがプラス材料ではない。ただしっかりペースを守って障害をうまくさばいてくればあっさり勝つ場面も。入着候補には、ハンデ面で有利なホクショウディープを挙げる。スピードスター賞で好走するなど新たな面を見せ、上位には入る力は十分。ただ善戦タイプで、今シーズン未だに勝ち星が挙げられていないのは何か一歩足りない部分があるのか。その他では天馬賞3着で昨年のこのレースで見せ場を作ったタカラシップも勢いがあり、うまく逃げられれば大駆けもあるだろう。ただ変に人気すると他馬にマークされる可能性も。ナカゼンガキタも前に行けば意外にしぶとそうだがやはり力は一枚不足か。カネサスペシャルも一発の魅力はあるが展開の助けが必要。

はむ!の馬券狙いどころ:
  昨年一昨年とこのレースは軸が堅かったので馬券的には絞り込みやすかったが、今年は混戦模様で、かつ当欄では穴っぽいところから狙っていくので手広く買っていきたいところ。フウジンライデン、ミノルシャープならどちらを頭にしてもそこそこつくだろう。三連単はその2頭で他が来たらあきらめて、馬複などを絡めていきたい。ワイドは全く別観点から4歳馬を狙ってみる。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単
   5,2→5,2,1,7,6→5,2,1,7,6 合計24通り 各100円
  三連複 5=2,1=1,7,6 合計5通り 各300円
  枠複 5=2,1,6 合計3通り 各200円
     2=1,6 合計2通り 各200円
  (はむ!のワイドで勝負!) ワイド 8=2,1,6,4  4=2,1,6 合計7点 100円
  合計5,600円で勝負! (残高37,190円-5,600円=31,590円)

  今回の結果と回顧は、2,3日後までには当欄で報告したいと思います。

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