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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2020年5月11日月曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2020】回顧・第13回カーネーションカップ(5/10)

ばんえい重賞レース回顧
第13回カーネーションカップ(BG3)-2020年5月10日-10R 200m直 雨 2.4%
  1着◎(1)ナカゼンガキタ(藤本匠) 1分33秒2
  2着▲(10)ミスタカシマ
  3着△(9)ヤマノホシ
   単勝 1 190円(1番人気) 馬複 1-10 580円 三連単 1-10-9 12,790円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○等は、はむ!の当初予想印)

  今年から復活した牝馬重賞、第13回カーネーションカップは、1番人気の6歳馬ナカゼンガキタが障害2番手から直線すぐに抜け出し他馬を引き離して大差勝ち。重賞は3歳時のばんえいオークス以来2度目の制覇となった。藤本匠騎手、松井浩文調教師とも先週のばんえい十勝オッズパーク杯に続く重賞連勝、このレースは初優勝、藤本匠騎手は通算重賞73勝目、松井浩文調教師は通算重賞65勝目。

レース振り返り
  この日の帯広は、午前中から雨模様で、雨量も増え、馬場は滑りやすい軽馬場となっていた。
  レースは、ややばらついたスタートで、第1障害でサンシルクラポピーとイズミクィーンらが後方に回った。先頭はシンエイボブとジェイカトレアが積極的に行きこの2頭がやや前に、ヤマノホシ、アフロディーテが続き、ミスタカシマも前の方に付いて行く。これら5頭が先頭集団を形成、フェアリースズとナカゼンガキタが中団、あとの馬は遅れ気味。そして、各馬刻みも入れずスピードを上げながら第2障害に向かう。そして4~5頭がバラバラと第2障害手前に到着。ここまで44秒とかなりのハイペース。
  障害手前で一旦止めてからすぐ、最初に障害を仕掛けたのがヤマノホシ、そしてシンエイボブが続く。ヤマノホシは一歩一歩踏みしめて進み先頭で障害を降りた一方、シンエイボブは坂の中腹でストップ。さらにアフロディーテとミスタカシマが坂にさしかかり、そのうちミスタカシマは坂の頂上付近で軽く膝を折りストップ、アフロディーテは力を入れながらなんとか障害を越えた。その間にこれらを見るように最内からナカゼンガキタが障害をスムーズに越え、その勢いでアフロディーテをかわし2番手で前を追った。アフロディーテが3番手、ミスタカシマもすぐに立て直し4番手、同じく立て直したシンエイボブが5番手で降りた。
  先頭争いは、ナカゼンガキタが勢いを付け、先頭を行くヤマノホシにもすぐに追いつき逆転。そしてどんどん差を広げていく。ヤマノホシも前とは離される一方だが、アフロディーテ以下の後続にはわずかにリードを保ちながら進んでいく。先頭のナカゼンガキタがさらに大きく引き離し、スピードも緩まず、最後は10m以上の大差を付けてゴール。圧勝だった。2番手は、粘るヤマノホシに、残り30mあたりでアフロディーテをかわしたミスタカシマがじわじわと外から並びかけ、残り10mでヤマノホシとミスタカシマが全く並び、デッドヒートの末、最後ゴール直前でミスタカシマがわずかに前に出て2着、ヤマノホシが3着、その後はややスピードの落ちたアフロディーテを、追ってきたシンエイボブがかわして4着に入った。アフロディーテは5着、4歳馬ジェイカトレアは障害で遅れ、最後追ったが6着まで。

次走へのメモ
ナカゼンガキタ(1着):終わってみれば圧勝。軽めの荷物に雨降りの軽馬場、この条件を完全に自分のものにして、完璧な走りであった。前半慌てずに中団につけたことで障害もなめらかに対応していたように見える。体調も良さそうでオークスを勝ったころの勢いが戻っていた。これでオープン手前のA1クラスに格付け、今後、当面荷物が軽めで好調が続いている間は特別戦に出走し、もう少し勝ち星を重ねれば古馬重賞に出走するチャンスも。
ミスタカシマ(2着):近走成績が崩れている上に、トップハンデ、端枠そして馬体重減と不安な要素ばかりであったが、膝を折りながらも最後は2着に粘り込むあたり、この馬のポテンシャルの高さを見た。まだ5歳、これから徐々に立て直せれば、牝馬代表として古馬重賞戦線に参戦することも可能。
ヤマノホシ(3着):ハナに行きたかったところだが、軽馬場となって速いペースになったことで無理には前に行かず自分のペースで走った。それが結果的に最後の粘りにつながったといえる。大レースへの対応は年長馬らしさといったところか。自己条件ならまだまだ勝ち星を上げられそう。
シンエイボブ(4着):やはり差し馬には軽馬場は厳しかったか。前半から遅れないようについて行ったが、やはり障害で一歩立ち止まってしまった。直線はこの馬らしくしっかり追ったが、前が速く追いつかなかった。今後もこの馬にとって障害がポイントか。
アフロディーテ(5着):位置取りも悪くなく障害も止まることはなく、この馬の走りはできていたと思われる。ただペースが速くなってしまい追いつくのがやっとだった。5着だったが、2着までは4秒差と大敗した感はなく、今後巻き返し可能。
  その他では、4歳馬ジェイカトレア(6着):は積極的に攻めたものの、やはり馬場が軽すぎて途中で付いて行けず、障害でも立ち止まった。今回は厳しかったが良い経験にはなったのでは。イズミクィーン(7着):も追い込み馬としては前が速くなりすぎた。

はむ!の予想(馬券)結果
  的中 単勝 1 6枚  枠複 1-8 5枚 三連単 1-10-9 1枚
  ナカゼンは雨降り馬場も生かして楽なレースを見せたね。牝馬レースは目移りするところだったが、やはり実績+調子の良い馬が来た。そしてミスタカシマもやはり実力のあるところを見せていた。調子が良ければさらにやれるのでは。ヤマノホシもよく粘ってくれた。ほぼ狙ったように来てくれて良かった。
  馬券の方も◎▲△で入ってくれて、三連単で久々の万馬券。1枚だけなので大もうけというわけには行かなかったけど、この後2,3戦遊べそうな資金が出来たのは良かった。重賞は1か月半ほど開くけどプラスを持続したいね。
  今回収支 +10,880
   (通常分) +11,040  (配当)15,540 (投入)4,500
   (単複・ワイド) -160  (配当)1,140 (投入)1,300
  今年度累計 +13,030(5/10・カーネーションカップ終了時点)
   (通常分) +12,240 (配当 21,120 - 投入 8,700)
   (単複・ワイド) +610 (配当 3,310 - 投入 2,700)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。(新年度バージョンになっています)
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2020データ・馬券成績表)

  次回はしばらく間隔が開いて6週間後の6月21日(日)、今年から開催時期が繰り上がった古馬重賞、北斗賞(BG3)です。予想は前日までにアップしたいと思います。

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