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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2020年5月4日月曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2020】回顧・第14回ばんえい十勝オッズパーク杯(5/3)

ばんえい重賞レース回顧
第14回ばんえい十勝オッズパーク杯(BG2)-2020年5月3日-10R 200m直 晴 0.8%
  1着◎(5)コウシュハウンカイ(藤本匠) 1分57秒9
  2着△(9)オレノココロ
  3着注(1)センゴクエース
   単勝 5 310円(1番人気) 馬複 5-9 330円 三連単 5-9-1 2,250円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○等は、はむ!の当初予想印)

  今シーズン最初のばんえい重賞、第14回ばんえい十勝オッズパーク杯は、1番人気に推された10歳馬コウシュハウンカイが障害を先頭で抜け出し快勝。このレース3度目の制覇で6年連続連対。1月の帯広記念以来通算14勝目。藤本匠騎手も同馬で帯広記念に勝って以来重賞72勝目。松井浩文調教師はこのレース6勝目、通算64勝目。

レース振り返り
  シーズン当初で砂の入れ替えやソリのズリ金が新しくなったことにより力が要る状況になっている上に、帯広は降水が少なくこの日は昼間30℃近くまで気温が上昇、馬場は乾燥して力のいる馬場になっていた。
  レースは、スタート直後からアアモンドグンシンが勢いよく飛び出した一方、ホクショウマサルが立ち後れ最後方。第1障害までにキタノユウジロウ、シンザンボーイもやや後ろから行き、ばらついた展開となった。第1障害を越えてからは後方の馬も少しずつ前に近づき、前と差のない位置へ。先行争いは、アアモンドグンシンにミノルシャープ、これにオレノココロも早めに前に付け、各馬刻みを入れている間にシンザンボーイあたりも先頭に追いついた。コウシュハウンカイ、センゴクエースはこれを見るような形で中団を進んだ。第2障害手前にはミノルシャープ、シンザンボーイあたりが心持ち先に到着するも、後続もすぐに追いつき7、8頭が一線に並んだ。ここまで60秒と平均ペース。
  各馬息を入れた後、障害を先に仕掛けたのはミノルシャープとアアモンドグンシン。しかし天板手前あたりでストップし、その後膝を折った。その間に、コウシュハウンカイ、コウシュハレガシー、オレノココロがほぼ同時に障害に挑戦。そのうち、オレノココロは勢いよく天板まで脚がかかったもののそこでストップ。その間にコウシュハウンカイがしっかり踏み込んで障害を越え、先頭で直線に入った。その他の馬は障害で苦戦、その中でコウシュハレガシーがふた腰ほどかかって障害をクリアし2番手、立て直したオレノココロが3番手、最内で一歩一歩進んでいたセンゴクエースが4番手、一旦膝を折っていたミノルシャープが5番手で障害を降りた。
  先頭を行くコウシュハウンカイは後続をさらに引き離し残り20m付近で7~8馬身差の大きなリード、2番手争いはコウシュハレガシーが失速するところをオレノココロとミノルシャープ並びかけ一団で進む。そこからオレノココロが抜け出し、激しく前を追い、集団の後方にいたセンゴクエースも3番手まで上がって前を追った。しかしながら、前のコウシュハウンカイとは依然大きな差があり、コウシュハウンカイは最後若干スピードは緩んだものの、そのままゴールを駆け抜けた。オレノココロは前には追いつかなかったが2着をキープ、センゴクエースも追ったが前とは脚色が同じになり3着までとなった。ミノルシャープもしっかり歩いていたが勢いはなく4着、なお、3番人気のホクショウマサルは終始後方を進み、障害でも反応が鈍く8着に終わった。

次走へのメモ
コウシュハウンカイ(1着):斤量、馬場ともにこの馬の最大の力を発揮できる条件が揃っていた。障害も実に上手で騎手とともに安心感があった。前半あえて前に行かず中団に控えていたのも障害での自信があってこそだろう。今後だが、この馬は出続けた方が調子をキープできそうなイメージもあるので、ハンデ差が少ない間は、古馬重賞戦線に出走していくだろう。さしあたり6月の北斗賞で追ってくるライバルたちを迎え撃つことになるか。
オレノココロ(2着):前年度のばんえい記念馬がこのレースに勝てないというのがジンクスになりつつある。レース運びには問題なかった。障害では天板まで来ていただけにやや惜しい感じはするが、ただ今回は勝ち馬に完璧なレースをされたというところか。北斗賞では当然巻き返してくるだろう。
センゴクエース(3着):最内に入ったからか、若干恐る恐る走っていた感はある。ただ障害は他馬の流れに巻き込まれなかった分、慌てず崩れなかった。前が速かったので追いつかなかったが、力はまずまず発揮できていた。次の狙いは当然連覇を狙う北斗賞。そろそろ久々の重賞勝ちが欲しい。
ミノルシャープ(4着):今回は障害で膝を折ったのが全て。この馬は障害力があるはずだが時折このようなミスが出る。直線で先頭へ行けないとこの馬の持ち味は半減する。しかし最後まで詰まらずに走りきれたことは粘りが増していることの表れか。流れに乗って行ければ巻き返し可能。
アアモンドグンシン(5着):前半は攻めていったものの障害で崩れてしまった。直線の脚は鋭かっただけに、どうしても障害などに注文がつくのがこの馬の泣き所か。ただ5歳で果敢に挑戦したばんえい記念の影響はかなり薄まったように見える。落ち着いて走れれば上位争いも。
  その他では、コウシュハレガシー(6着):は最後は力負け感はあったものの、障害を2番手で抜け出すなど見せ場は作った。オープン特別あたりではある程度やれそう。そして注目のホクショウマサル(8着):は出足から動きが悪く障害も止まっていた。連勝中の時の勢いが見られず、若干疲れが残っているのか。

はむ!の予想(馬券)結果
  的中 単勝 5 7枚  枠複 5-8 4枚 三連単 5-9-1 2枚
  コウシュハウンカイやっぱりここでは強かったね。まさに横綱相撲を見せてもらった。オレノココロやセンゴクもさすがというところ、一方ではマサルがやや心配だね。動きが良くなかった。立て直しを期待したい。
  馬券の方は、◎△注だし、配当も安めなので、やや控えめに振る舞いたいところ。もう少し攻められなかったものか。ま、本命の単勝が取れたことと、トータルでプラスということで、幸先良いスタートと言って良いだろう。過去を見てもオッズパーク杯は比較的当たっているレースだと思う。あとはこの勢いを続けていきたい。
  今回収支 +2,150
   (通常分) +1,380  (配当)5,580 (投入)4,200
   (単複・ワイド) +770  (配当)2,170 (投入)1,400
  今年度累計 +2,150(5/3・ばんえい十勝オッズパーク杯終了時点)
   (通常分) +1,380 (配当 5,580 - 投入 4,200)
   (単複・ワイド) +770 (配当 2,170 - 投入 1,400)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。(新年度バージョンになっています)
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2020データ・馬券成績表)

  次回は来週5月10日(日)、今年から重賞に格上げとなった古馬牝馬の一戦、カーネーションカップ(BG3)です。予想は前日までにアップしたいと思います。

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