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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2018年9月17日月曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】回顧・第54回岩見沢記念(9/16)

ばんえい重賞レース回顧
第54回岩見沢記念(BG2)-2018年9月16日-10R 200m直 曇 1.1%
  1着 (2)マルミゴウカイ(藤野俊) 2分37秒1
  2着△(5)フジダイビクトリー
  3着◎(6)センゴクエース
   単勝 2 520円(2番人気) 馬複 2-5 1,260円 三連単 2-5-6 7,450円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい古馬重賞、第54回岩見沢記念は、2番人気の5歳馬マルミゴウカイが障害を先頭を抜け出しそのままゴールを駆け抜け優勝。古馬重賞は初勝利で通算7勝目。藤野俊一騎手はこのレースは5年ぶり3勝目で重賞は通算52勝目。

レース振り返り
  この日の帯広は一日曇りの天気だったが雨は降らずかなり乾いて時計のかかる重馬場だった。
  レースは序盤からかなりゆったりしたペース。ホクショウディープら第1障害から苦戦する馬もいた。1,2障害中間でも各馬早めに刻みを入れながらゆっくり進む。その中ではフジダイビクトリーのほか、マルミゴウカイ、センゴクエースも前に付け、キサラキクあたりがこれに続く展開。スローペースで、やや控えていたオレノココロ、トレジャーハンターあたりも追いつき第2障害手前ではほぼ横一線に。ここまで86秒くらい(実況より)。障害は各馬牽制し合うように溜めにためる。そしてマルミゴウカイ、フジダイビクトリー、センゴクエースがほぼ同時に障害を仕掛けるがいずれも中腹付近でストップ。しかしふた腰目の対応で差が出た。しっかり踏み込んで最も先に障害を越えていったのがマルミゴウカイ。直線では勢いをつけてひたすら前に。続いてフジダイビクトリーが粘って障害を越え3,4馬身ほどの差でマルミゴウカイを追う。センゴクエースは天板近くまで登りながら次の力が入らず大きく遅れた。センゴクエースがその後ろに続いたキサラキクとほぼ同時に障害を越えたころには先頭のマルミゴウカイは残り20m近くまできていた。マルミゴウカイはこのあたりからがスピードが緩み、フジダイビクトリーがじわじわ追ってきて、半馬身差程度まで迫ったが、マルミゴウカイが最後まで粘りゴール。フジダイビクトリーは届かなかったが2着に入った。センゴクエースが障害を降りてからはしっかり歩いて3着。1番人気オレノココロは障害で力が入らず大苦戦、最後の直線まではしっかり走りきり、直線で止まったキサラキクはかわしたものの4着、ゴール後力尽きたのか転倒した。キサラキクが5着。

次走へのメモ
マルミゴウカイ(1着):レース前は重馬場でかつ未知の重量を心配する向きがあったが、全く問題なかった。ペースが落ち着いたことがかえってこの馬の持ち味である障害力を十二分に生かせる形になった。藤野騎手との相性も良いようだ。5歳でこの走りは末恐ろしいところがあるが、今回は相手の失点によるところも大きく、まだ最後のスタミナに課題も見えているところから、この力が本物かどうかは次の重賞北見記念あたりでもう少し見極めたいところ。
フジダイビクトリー(2着):やはりこういう展開になれば台頭してくる。勝ち馬にはうまく走られたものの最後はあとわずかのところまで追い詰めた。まだまだ十分戦えることを証明したともいえる。今後の古馬戦線はさらに荷物が重くなるので持ち味を十分発揮できるチャンスはありそうだ。次はもちろん優勝経験もある北見記念が狙いになるだろう。
センゴクエース(3着):ここ何戦か障害で苦しんでいたことで、今回はかなり展開を意識したレース運びを見せていたが、やはり障害の2歩目で力が入らなかった。苦手意識にならなければ良いが。降りてからの脚はしっかりしているのでなんとか立て直したい。重賞の前にオープン特別などで勝ち味を取り戻すのも方法か。
オレノココロ(4着):時計のかかる展開はこの馬には向いているはずであったが、今回は序盤から行き脚が良くなく、障害も力が入っていなかった。グランプリの後ということもあり、体調も十分ではなかったように見える。この馬の照準はもっと先の帯広記念からばんえい記念。今後調整しながら立て直してくるだろう。
キサラキク(5着):近走は苦手な障害を意識して前半から積極的に行くようにしているが、肝心の障害でなかなか動けない。それでも重点的に稽古してきた跡は感じられ、崩れは少なくなっている。きっかけをつかめば今後チャンスを生かせる場面も。次は軽量戦の疾風賞あたりを使うことが考えられる。
  その他では、ソウクンボーイ(6着)はやはり前半から遅れを取った。決して重いレースは苦手ではないはずで、末脚もしっかりしているだけにもう少し走れそうだが。トレジャーハンター(7着)は前半で前につけられなかった時点で厳しい。ホクショウディープ(8着)は現状やむを得ない。むしろよく出走してきてくれた。まずは体調を戻してほしい。

はむ!の予想(馬券)結果
  (通常分)今回 -3,600   (配当)0 (投入)3,600
  (単複・ワイド)今回 -1,630    (配当)270 (投入)1,900
  今年度累計 -12,040 (9/16現在)
    通常  -4,940 (配当 28,760 - 投入 33,700)
   単・ワ  -6,600 (配当 5,900 - 投入 12,500)
  今回はマルミゴウカイを無印にしていたので予想、馬券とも完敗と言わざるを得ない。この馬、軽視はできないと思いつつもどうしても絞らないといけないので・・そしてセンゴクの方はいつかは来ると思いつつ狙うのだがなかなか来てくれない。焼け石に水にもならないワイドが一つ引っかかったのみ。ま、馬券で北海道応援に貢献したという言い訳をさせてもらいつつ、来週も続く重賞に頭を切り替えていこう。

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2018データ・馬券成績表)

  次回重賞は2週連続の9月23日、ばんえい4歳三冠レースの第2弾・銀河賞です。予想はいつもどおり前日までには書きたいと思います。なお、今週同様、地震の影響により、発走時刻の変更があるかもしれません(ないかもしれません)ので主催者の発走時刻にご注意を。

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