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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2018年12月24日月曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】回顧・第47回ばんえいダービー(12/23)

ばんえい重賞レース回顧
第47回ばんえいダービー(BG1)-2018年12月23日-10R 200m直 曇 1.3%
  1着▲(5)アアモンドグンシン(阿部武) 1分50秒0
  2着注(3)キタノユウジロウ
  3着○(8)コウシュハレガシー
   単勝 5 200円(2番人気) 馬複 3-5 2,520円 三連単 5-3-8 15,180円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○▲等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい3歳三冠最終戦、第47回ばんえいダービーは、2番人気のアアモンドグンシンが直線で鮮やかに抜け出して優勝した。ばんえい大賞典に続き重賞2勝目、阿部武臣騎手はダービー2勝目、重賞通算18勝目。

レース振り返り
  帯広地方は平年並みの気温ながら降水がほとんどなく乾燥、馬場は極端に重くはないもののやや時計のかかる状況であった。
  レースは、スタートからほぼ横一線。各馬細かく刻みを入れ、出たり入ったりの展開。1,2障害中間あたりからは1番人気ミスタカシマ、わずかの差で2番人気のアアモンドグンシンと人気2頭が行き、これにオレワチャンピオン、キタノユウジロウらが押し出されるように前の方で先頭争いを展開した。第2障害手前に先に到着したのもミスタカシマとアアモンドグンシンがほぼ同時。ここまで59秒。差がなく他の先行馬も到着して、5.6頭が揃った。最初に障害を仕掛けたのがミスタカシマ、そしてわずかに遅れてアアモンドグンシン、キタノユウジロウ、オレワチャンピオンらが続く。ミスタカシマは天板あたりでやや引っかかりながらもひと腰で障害を越え先頭へ。しかしそれ以上に勢いがあったのがアアモンドグンシン。これまで時折障害で手間取ることがあったが、今回は引っかかることなくスムーズに障害をクリア、その後は一瞬の切れ味でミスタカシマに並びかけ、そして先頭に立った。続いて一歩ずつ丁寧に踏み上げたキタノユウジロウが3番手で障害を越え、ひと腰入れたオレワチャンピオン、やや後ろから勢いを付けて登ったコウシュハレガシーが障害を越えた。先頭争いはアアモンドグンシンが前に出てじわじわ差を広げていく。ミスタカシマも追うが脚色が伸びない。むしろ後方のキタノユウジロウの脚色が良く、残り30mあたりでミスタカシマをかわし、前のアアモンドグンシンにも迫る勢い。2馬身差程度までは詰めていったが、アアモンドグンシンの方も1発2発気合いが入ると更に加速しそのままゴールを駆け抜けた。終わってみれば快勝であった。キタノユウジロウもそのままのスピードで2着に入った。ミスタカシマはさらにスピードが落ち、後ろから来たコウシュハレガシーにもかわされ、コウシュハレガシーが3着、ミスタカシマは4着だった。

次走へのメモ
アアモンドグンシン(1着):なんといっても障害をひと腰で越えられたことに尽きる。今回、ライバルはミスタカシマだということで、そこに照準を絞っていたようだ。いつもなら逃げて引き離しに行くところ、今回は流れに任せていた。障害で崩れなければ、多少遅れても追いつけると自信を持って臨んだのであろう。直線の切れ味はさすがこの馬といったところ。余裕を残してゴールした。オープン入りし、今後の狙いをどこに置くかだが、出られるレースにはどんどんチャレンジしてほしいところ。チャンピオンカップ、ポプラ賞、選択肢はいろいろある。セン馬なので10kgのアドバンテージもある。
キタノユウジロウ(2着):力は持っていながらジリ脚で遅れを取ることもあったが、今回は前半からしっかり前に付け、障害もひと腰だった。直線での勢いもよく、切れ味に磨をかけてきたように見えた。高重量でゆったりしたペースの方が持ち味を発揮できる馬なのかもしれない。今後が楽しみ。次の狙いは、ポプラ賞の選択肢もあるが出走権が微妙。原級のB1クラスにとどまれるので、そこでしっかり勝って、今後の世代重賞に向けて力を付けていってもらいたい。
コウシュハレガシー(3着):3歳三冠はいずれも3着という結果となった。安定性はあるものの決め手に欠ける。今回も一歩出遅れた感が否めない。切れ味は良いものを持っているが、それは他馬にもいえること。この馬の本来の持ち味は持続的に使える脚ではないだろうか。もう少し積極的に行けていれば展開が変わったかも。今後古馬に揉まれて、レース展開も含めて力を付けて行ってほしいところ。
ミスタカシマ(4着):史上5頭目のオークス・ダービー連覇の夢は散った。今回は先行していても前走のような凄みがなかったように見えた。後半もこの馬らしい粘りが影を潜め、まさかの4着に沈んだ。重馬場と馬体重が26kgと大幅に減っていたのもスタミナ切れにつながったか。次だが、今年からBG1になるヒロインズカップの出走権は堅いが、疲れも出ているようなので様子見か。
オレワチャンピオン(5着):元・重賞勝ち馬としては物足りない部分はあるものの、現状で出せる力は出していたのではないか。この馬の持ち味である先行力で見せ場はあった。重量も対応できそうだ。現級はA2クラス。今シーズン未勝利なので、なんとか自己条件で勝ち味を覚え、総合力を付けたいところ。
  その他では、イレネー記念馬カネサダイマオー(6着)は大きく引き離されたが、行く素振りも見せ、最近のスランプからは抜け出せたか。ミノルシンザン(7着)らは前半からついて行くのがやっとであった。やや牽制しすぎたか。ジェイコマンダー(10着)あたりも枠順もあってか力を出せなかった。自己条件のペースに戻れば当然クラスのリーダーになっていくだろう。

はむ!の予想(馬券)結果
  (通常分)今回 -3,900   (配当)0 (投入)3,900
  (単複・ワイド)今回 -20   (配当)1,680 (投入)1,700
  今年度累計 -36,130 (12/23現在)
    通常  -25,190 (配当 41,010 - 投入 66,200)
   単・ワ -10,940 (配当 14,360 - 投入 25,300)
  ミスタカシマを本命にしていたから、今回も外れ。しかし3着までの3頭はいずれも印を入れていただけに、なんとか買えなかったものかとは思う。またワイドに救われたというところか。それにしても予想が馬券につながらないのが困りもの。年末年始の重賞でなんとか頑張りたい。

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2018データ・馬券成績表)

  次の重賞は今週土曜日29日、今年を締めくくるのは、2歳の重賞ヤングチャンピオンシップ(BG2)です。予想は前日には書きたいと思います。そして年始1月2日帯広記念、3日天馬賞と重賞があります。当欄の記事は予想はなんとか頑張りたいと思いますが、結果やコラムなどは追いつかず適当にまとめるかもしれませんので、当欄をご覧いただいている方にはご了解ください。

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