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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2019年7月6日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2019】重賞予想・第13回柏林賞(7/7)(一部改)

道外ファンとして
  我々北海道外に住む競馬ファンとしては、ばんえい競馬の存在は知っていても、かつてはそれを目にすることはほとんどありませんでした。しかし最近はスカパーやネット中継で全国いつでもどこでもばんえい競馬を観戦することが可能となりました。筆者もスカパーでチャンネルを回し回し見ていて中継にたどりついたのもばんえいを本格的に見るきっかけの一つです。
  そしてもう一つ、ネットで馬券が買えるようになったのも大きなことです。でもやっぱり現地で観戦して馬券を買うのが最も好ましいことでしょう。しかし現在九州に住んでいる筆者のように遠くに住むファンからすれば、帯広は相当遠く簡単に行けるものではありません。そんな時でも馬券が買えるネットは本当に便利なものです。一方、道外のファンがライブ感をもって馬券が買える方法として場外馬券売り場があります。当欄では今後この話題にも時折触れていきたいと思います。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第13回柏林賞(BG3)
(2019年7月7日(日)20:10発走 帯広10R ダ200m 4歳オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
オレワチャンピオン 牡4 700 菊池一 中島敏 栗毛 逃
マツノタイガー 牡4 690 島津新 小北栄 鹿毛 差
  オレノタイショウ 牡4 690 渡来心 久田守 鹿毛 先
  カネサダイマオー 牡4 690 長澤幸 松井浩 青毛 追
  コウシュハレガシー 牡4 700 西謙一 平田義 栗毛 先
ジェイコマンダー 牡4 700 西将太 槻舘重 青毛 差
  ハマノダイマオー 牡4 690 藤本匠 松井浩 鹿毛 先
アアモンドグンシン セン4 720 赤塚健 小林長 鹿毛 逃
除外 キタノユウジロウ 牡4 710 松田道 村上慎 栗毛 差
10 ミスタカシマ 牝4 700 鈴木恵 槻舘重 栗毛 先
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「柏林賞」の概要と傾向
  ばんえいでは、平地競馬に比べ馬が力を出せるピークの年齢が高く、ばんえい記念の勝ち馬に見られるように6~7歳くらいになってようやく本格化する。したがって4歳はまだまだ若馬の部類。そこで4歳馬による世代重賞の三冠(柏林賞、銀河賞、天馬賞)が整備されている。柏林賞はその第一弾。ちなみに「柏林」は、ばんえいの帯広競馬場の近くの「柏林台」の地名から取ったもので、十勝の防風林を形成する木の一つとして柏の木があることからこの名がついたもの。
  傾向は、過去10年で1番人気は(3,2,0,5)とやや怪しい。下位人気でも連に絡むことも多く、飛び抜けて強い馬がいる時以外は、かなり波乱気味のレースと見て良い。クラスによるハンデ差が大きいことや、晩成型の馬が伸びてきて既に実績を挙げている馬としのぎを削ることなどが要因か。臨戦過程的には、シーズン当初に行われる世代特別戦すずらん賞、ライラック賞などが参考になるものの、いずれも成績が結びついておらず(過去10年ですずらん賞勝ち馬2勝、ライラック賞勝ち馬1勝のみ)、かなり難解なレースの一つとなっている。
  牝馬の優勝は一度もなく牡馬有利。2着に入ることは時折あるので連狙いまでか。騎手では鈴木恵介騎手が3勝でトップ、現在槻舘厩舎が3連覇中である。

今回のみどころ
  今年の4歳世代は、ばんえいオークスや菊花賞など重賞を3勝している牝馬のミスタカシマがランキング1位に君臨、これに、ダービー、大賞典に勝ったセン馬のアアモンドグンシンが続く。その他はオレワチャンピオンやカネサダイマオーといった重賞勝ち馬がいるが、基本はミスタカシマとアアモンドグンシンの上位2頭が世代を引っ張っている。ただこの2頭はタイプが違い、相反するイメージ。流れや馬場状態を味方につけた馬が勝つチャンスが大きい。もちろんこれらに続くキタノユウジロウら中堅どころもタイトルを狙ってきているだろうし、そして、ジェイコマンダーやマツノタイガーら最近の上昇馬も不気味な存在。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 オレワチャンピオン:重賞は2歳時のヤングCSで勝っているが、3歳時は休み休み使ったこともあり1勝もできなかった。高重量も得意ではなさそう。先行力はあるので、軽い馬場や荷物になると一変も、調子も上昇傾向。
 2 マツノタイガー:重賞はダービー、菊花賞と繰り上がりで出走したものの力の差があった。今年に入って勝ち星を重ね、堂々と賞金で出走権を得た。父ダイエーヒーローはマルミゴウカイなどを出しており、勢いに乗れば。
 3 オレノタイショウ:重賞初出走、特別戦も2歳時の青雲賞(8着)のみだったが、今年に入って力を付け、前走ゴールドトロフィーで事実上の出走権争いを制してきた。元々先行力はあるが、障害も最近はこなせている。
 4 カネサダイマオー:イレネー記念を勝った頃はかなりの素質を感じさせたが、その後は動きが重く大敗が続いている。本来なら鋭く伸びる末脚がモットーで怖い存在のはずだが、まずは馬が走る意欲を見せることが必要か。
 5 コウシュハレガシー:重賞は3着が4回と、力はあるが今一歩爆発力に欠ける。よく兄のメジロゴーリキと対比され、安定感は似通っているが、体が大きくない分やや非力に見える。自在に動けるので流れが向けばチャンスも。
 6 ジェイコマンダー:デビュー当初はヤングCS2着など勢いがあったが、3歳の重賞では苦しい成績が続いた。今シーズンに入り前哨戦のライラック賞で直線抜け出して勝利するなど調子を上げてきた。自在に動けるタイプ。
 7 ハマノダイマオー:重賞では常連だが最高でも4着と成績は上がっていない。相手に合わせて自在に走れるタイプだが、決め手に乏しく見せ場のないまま終わることも多い。近走は障害でも苦しんでおり、きっかけが必要。
 8 アアモンドグンシン:昨年のばんえいダービー馬。昨シーズンは破竹の勢いで世代トップとなったが、ダービー勝利以降はハンデ差や相手関係もあって障害が越えられず苦しいレースが続いた。近走は巻き返しの兆しが見られる。
 9 キタノユウジロウ同馬は競争除外となりました。実力は上位だが、ダービーなど重賞では2着3回とまだタイトルはない。障害もこなせて、降りてから確実に走れる脚はあるが、出足で一歩遅れるなど勝ちきれないレースが続いている。前半がカギか。
 10 ミスタカシマ:オークス、菊花賞勝ちなど牡馬も含め世代トップにいる。ただ今シーズンはハンデ差もあって苦しい戦い。前走も序盤から遅れを取った。但し障害はしっかり超えており、一息入れてどこまで立て直せているか。

【はむ!の見解まとめ】
  先にも述べたように、この世代は重賞複数勝ちの2強(ミスタカシマ、アアモンドグンシン)に、重賞常連の上位馬が並び、それに最近の上がり馬が絡んできている。ただ、トライアルのすずらん賞(優勝:コウシュハレガシー)やライラック賞(優勝:ジェイコマンダー)の成績はハンデ差もあって、柏林賞に直結するとは考えにくい。実績を取るか、調子を取るかが悩みどころ。
  展開の読みも難しく、例えば、切れ味勝負のアアモンドグンシンが序盤から先頭を伺ったり、先行力のあるはずのミスタカシマが後ろから行ったりすることもあり予測がつかない。確実に前に行きそうなのはオレワチャンピオンくらいか。馬場が軽めが想定されるので、障害がやや不得手な馬が序盤から飛ばし、じっくり溜めてから障害に挑戦するという展開も考えられる。
  当欄ではかなり迷ったが、今年度に入り絶好調の◎(6)ジェイコマンダーの勢いを買いたい。2歳時に活躍するなど元々力は持っている馬、自在に動けるタイプで、やや苦手だった障害も近走は切れてきている。このレース4連覇を目指す槻舘厩舎の隠し球ともいえる。軸の中心として。
  対抗には、念願の重賞タイトルが欲しい○(9)キタノユウジロウを押さえたい。切れ味が鋭く、障害力もあるので上位は確実に狙える馬だが、何か一歩足りないものがあり、重賞や特別戦でも2着続きとなっている。そろそろ爆発しても良い頃だが。そして、地力で勝る▲(8)アアモンドグンシン。今年に入って苦しいレースは続いているもののハンデ差や相手関係があってのもの。前走は古馬重賞の旭川記念に挑戦し重い荷物を経験した。早めに仕掛けてくればあっさり勝ちきる可能性も。
  馬場が軽いままなら△(1)オレワチャンピオンが内から抜け出してしぶとく逃げ粘るような展開も想定しておきたい。自分で展開が作れるのも強み。そして注目されるのが、世代ランクトップの注(10)ミスタカシマ
。実績のある女傑だが、前走は全く走らず、今回はその時と同じく大外枠、臨戦過程的にも不安要素は多くあり、中心としては狙いにくい。しかしやはり持っている力は上位。どこまで立て直せているか。
  その他では、トライアルのすずらん賞で快勝した(5)コウシュハレガシーは前走除外の影響などが気になるが、流れに乗れば力のある一頭。さらに、前走、ライバル対決を快勝し一気に頭角を現してきた(3)オレノタイショウなどにも目を配りたいが、馬券的にはどこまで手を広げられるか。
  なお、キタノユウジロウは競争除外となりました。

はむ!の馬券狙いどころ:
  当欄は手広く買ってどこかで引っかかってくれれば、というのが基本的スタイルで、筆者の性格上それはやむを得ないのだが、当たらないか当たってもプラスにならないことが多い。高配当が狙える組み合わせも買っている今回あたりスカッと当てて、プラス街道を余裕で歩きたいものだが・・・。
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 6,9,8→6,9,8,1→6,9,8,1,10 合計27通り 各100円
  馬複 6,9,8,1BOX 合計6通り 各200円
  枠複 6,8,1BOX 合計3通り 各200円 合計 4,500円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 6 500円
  ワイド 5=6,9,8,1,3 3=6,9,8,1 合計9点 各100円
  合計 1,400円で勝負! 
  後日追記:当欄で○としていたキタノユウジロウが競争除外となったため、これに関係する馬券は払い戻しを受けることとし、買い直しはいたしません。
  今回の結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告したいと思います。

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