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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2020年11月3日火曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2020】回顧・第41回北見記念(11/1)

ばんえい重賞レース回顧
第41回北見記念(BG2)-2020年11月1日-11R 200m直 晴 0.9%
  1着 (9)メジロゴーリキ(西謙一) 2分31秒4
  2着◎(2)オレノココロ
  3着▲(1)コウシュハウンカイ
   単勝 9 5,230円(8番人気) 馬複 2-9 1,700円 三連単 9-2-1 29,460円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○等は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい古馬重賞で4大記念競走の第3弾、第41回北見記念は、8番人気の6歳馬メジロゴーリキが障害2番手から先頭をとらえて、あとは後続の猛追を押さえて優勝。昨年3月のポプラ賞以来1年半ぶりの重賞勝利で通算5勝目、古馬重賞では4歳時チャンピオンカップ以来の勝利となった。西謙一騎手は北見記念初制覇で、重賞は今年2月のヒロインズカップ以来10勝目、松井浩文調教師はこのレースは4度目の制覇で重賞通算67勝目。

レース振り返り
  ミスタカシマが出走取消となり、8頭立てとなった。馬場状態は水分は1%を切って乾燥はしているものの、気温が低く推移したこともあり、比較的軽めの状況であった。
  レースは、各馬一斉に飛び出し、ホクショウマサルが若干後方にまわったものの、その他の馬はほぼ同時に第1障害を越えていった。その中からメジロゴーリキ、4歳馬アオノブラック、ミノルシャープがやや前に出たものの、ここは重量戦、すぐに各馬が刻みを入れ始め、かなりのゆったりしたペースに落ち着いた。そしてホクショウマサルも追いついて、ほとんど全馬が横並びのまま1,2障害中間を進んだ。各馬小刻みに息を入れながら第2障害手前に向かう。コウシュハウンカイやメジロゴーリキらが少しずつ前を伺うが差はつかず、その間にオレノココロがすっと前に出て、第2障害にはオレノココロが先着、その他の各馬もすぐに追いつき、各馬全く横一線で並んだ。ここまで84秒で重量戦としてはまずまずのペース。
  各馬はかなりじっくりと溜めて10秒以上たって、まずアオノブラック、キタノユウジロウといった若馬勢から動き出し、その他の馬も続々と障害にチャレンジした。その中ではアオノブラックが膝をついて崩れた。それを横目にキタノユウジロウが最も先に障害を越え、これが先頭。ほとんど差がなく、メジロゴーリキ、コウシュハウンカイといったところが障害をクリアし、前を追った。その後10mほど遅れて、障害に2腰ほどかかっていたオレノココロ、そしてやや遅れてセンゴクエースが続いた。
  先頭を行くキタノユウジロウを、内からコウシュハウンカイ、外からメジロゴーリキがじわじわ並び駈け残り30mを切ったあたりでは3頭がほぼ横一線に並び激しく競り合った。さらに遅れていたオレノココロとセンゴクエースが激しく追いかけ先頭グループにじわじわ近づいてきた。そして残り10mあたりまで進んだところでコウシュハウンカイが一歩前に出て、メジロゴーリキも差がなく続く、キタノユウジロウはやや緩むが粘る。さらに後ろからオレノココロとセンゴクエースが加速して近づいて、ゴール直前で5頭が並ぶ大接戦。ゴール直前でコウシュハウンカイが少し緩み、今度はメジロゴーリキが一歩前に出たところ、オレノココロも激しく追って。ゴール線はメジロゴーリキとオレノココロが同時にゴール。1,2着は写真判定にもつれ込んだ。わずかの差でコウシュハウンカイが3着となった。後続は後方で激しく追っていたセンゴクエースがキタノユウジロウもかわして4着。今シーズン重賞3勝のミノルシャープは遅れて6着、当欄で対抗にしたホクショウマサルは障害が上がらず7着に終わった。

次走へのメモ
メジロゴーリキ(1着):近走成績が上がっていなかっただけに8番人気は致し方なかったが、この間もタイミングや流れによるところが大きく、決して力が落ちていたわけではなかった。やはり重量戦になるとこの馬の力が生きてくるようだ。障害も力が入っていた。大外枠もこの馬には合っているのだろう。ブリンカーを外した効果もあった。完全復活か。次の大きな目標は帯広記念だが、今月末のドリームエイジカップもこの馬としては得意な条件になる。
オレノココロ(2着):万全の態勢で臨み、動きも問題はなかった。強いて言えば障害で2,3歩かかってしまったことか。このあたりはレース勘といったところか。それでも崩れなかったことは収穫、今後につながりそう。当面はやはり帯広記念が目標だが、今季重賞未勝利ということもありドリームエイジカップあたりも狙いたい。
コウシュハウンカイ(3着):この馬にとってはいつものように障害もしっかり上げて最後まで粘りきるという理想の流れであった。最後はわずかの差で差し切られたが、大きなハンデを考えるとよく粘ったというところか。この馬も大きな目標は連覇を目指す帯広記念。
センゴクエース(4着):ゆったりした流れとなりこの馬としては理想の展開だったが、やはり障害に時間がかかった。最後わずかの差まで詰めていたことを考えると、もう一歩上がっていればと悔やまれる。しかし崩れなかったことは収穫か。帯広記念で再挑戦。
キタノユウジロウ(5着):繰り上がり出走だがチャンスは虎視眈々と狙っていたようだ。重い荷物だったがかなり積極的に攻めていた。障害力も生かした形だ。やはり重賞になって力を出せるタイプ。出走のために特別戦あたりで賞金を稼ぎたい。
  その他では、ミノルシャープ(6着)は34kgのマイナス体重が示すように調子を崩していたようだ。行き脚も良くなくて本来の力は出せていなかった。無理せず体調の回復に努めてほしい。ホクショウマサル(7着)は後方で溜めて行く作戦で、障害に重点を置いていたようだが、隣の馬の転倒もあって、力が入らなかった。4歳馬アオノブラック(8着)は、さすがに荷が重かったか。果敢に出走してきただけでも拍手。

はむ!の予想(馬券)結果
  的中 なし (取消による返還あり)
  メジロゴーリキ復活はさすがだった。元々実力馬なだけにいずれはとは思っていたけど、このタイミングだった。恐れ入ったというところ。オレノココロもしっかり見せてくれたんじゃないかな。対抗に推したマサルが隣の馬の影響もあってかやはり力が入らなかったね。しかし、連続で当たり無しはきつい。重賞が続くだけになんとか巻き返したいけど、個人的にはあまりじっくりできてないんだよね。そういう時の方が当たったりするかも。
  今回収支 -5,300 (取消分除く)
   (通常分) -4,200  (配当)0 (投入)4,200
   (単複・ワイド) -1,100  (配当)0 (投入)1,100
  今年度累計 -11,770(11/1・北見記念終了時点)
   (通常分) -5,220 (配当 43,280 - 投入 48,500)
   (単複・ワイド) -6,550 (配当 10,350 - 投入 16,900)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2020データ・馬券成績表)

  重賞は3週連続、次は11月8日(日)、3歳三冠レースの第2弾、ばんえい菊花賞(BG2)です。予想は前日までにアップしたいと思います。

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