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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2021年1月30日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2021】重賞予想・第1回翔雲賞(1/31)

  今週の重賞は今年新設された重賞、明け3歳牡馬による重賞・翔雲賞です。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第1回翔雲賞(BG2)
(2021年1月31日(日)18:20発走 帯広10R ダ200m 3歳牡馬オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
タカナミ 牡3 640 船山蔵 金山明 鹿毛 逃
父マルニセンプー
  イワキダイヤ 牡3 640 島津新 小林長 鹿毛 差
父コマローレンス
カイセキングオー 牡3 640 西将太 坂本東 栗毛 追
父テンマビュウテイ
ネオキングダム 牡3 645 阿部武 坂本東 青毛 差
父シベチャタイガー
  ジェイスター 牡3 640 菊池一 今井茂 鹿毛 差
父ミタコトナイ
  ホクセイジョーカー 牡3 640 西謙一 西弘美 栗毛 追
父シズユタカ
  マサタカラ 牡3 640 鈴木恵 金田勇 鹿毛 先
父インフィニティー
アルジャンノオー 牡3 645 藤野俊 松井浩 芦毛 逃
父レットダイヤ
  ショウリノホシ 牡3 640 松田道 村上慎 鹿毛 先
父インフィニティー
10 シュトラール 牡3 645 藤本匠 松井浩 鹿毛 先
父レットダイヤ
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「翔雲賞」の概要と傾向
  今シーズン新設された重賞。これまで2歳(明け3歳)の重賞戦線は、ナナカマド賞、ヤングチャンピオンシップ(以下当欄では「ヤングCS」または「YCS」と略します。)、そして3月のイレネー記念の3冠のほか、牝馬限定の黒ユリ賞があったが、牡馬の重賞(いわゆるJRAでいうところのフューチュリティステークス)は設定されていなかった。このたび2歳戦線の充実のため新たに牡馬限定の翔雲賞を創設、そして3月の上旬に行われていたイレネー記念をばんえい記念の前日に移行し、年度末に向けたレースの盛り上げが図られた。翔ぶ雲のごとくはばたく若馬のレースを期待したい。
  新設重賞でこれまでもこれに当たるレースがなかったため、データがなく傾向を測るのは難しい。これまでの重賞ナナカマド賞やヤングCSの成績、平場戦の最上位Aクラスのレースの状況、それから牡馬同士の対戦としては8月に青雲賞という特別戦が行われているが、このあたりが参考になるか。

今回のみどころ
  第1回、しかも牡馬限定ということで、どういったレースが展開されるか、全くの未知数。力も拮抗しており接戦が予想される。一応実績ではヤングCS勝ちのアルジャンノオーが頭一つ出ているが、これに対し、ナナカマド賞、ヤングCSでいずれも2着に食い込んでいるネオキングダム、ヤングCSでゴール前まで接戦に持ち込んだカイセキングオー、重賞初出走ながら勢いで上がってきたタカナミらが注目されるところだろう。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 タカナミ:3回目の能検で合格、デビュー後も順調ではなかったが、元々馬格があり素質の片鱗は見せていた。唯一特別戦の十勝産駒特別では速いペースについていったが直線で伸びを欠いた。しかしその後連勝で一気に上がってきた。やはり時計のかかる力勝負の方がよさそう。脚質的には先行タイプだがハナにはこだわらず好位から伸びる。
 2 イワキダイヤ:重賞は初出走。能検は3回目での合格、デビュー後は障害も上がれず力不足は顕著だったが、秋頃から馬体が急成長し、力をつけてきた。釧路産駒特別では荷物の加増もあってか6着に終わったが、前走、事実上の出走権争いのA-3クラスで軽馬場を生かして接戦勝ち。基本は先行、好位付けで障害もまずまず。軽馬場なら。
 3 カイセキングオー:重賞はヤングCSに出走、この時は、ゴール直前で一旦先頭に立つ場面もあったが、ゴール線上で詰まって惜しくも3着となっている。当初は走りが安定していなかったが、近走は終始しっかり走れており、上位に入っている。中団に位置取り直線で伸びていくタイプ。あまり速いペースだとついていけないことも。
 4 ネオキングダム:重賞はナナカマド賞、ヤングCSともに2着。いずれもわずかの差で涙をのんでいる。トータルでは既に6勝しており、力強く安定した走りで常に上位に入っている。先行力と障害力もあるが、切れ味のある馬にやられることもある。父シベチャタイガーで重量が増えて落ち着いた流れになればさらに力が出せそう。
 5 ジェイスター:重賞はヤングCS4着の実績、その前の十勝産駒特別で強豪相手に接戦で勝利している。そのことからヤングCSでは2番人気になっていた。デビュー時はまだ体ができておらず非力感があったが、徐々に体も大きくなり力をつけてきた。走りのセンスは良く、自在に構えて、障害力と素軽さで上位に食い込んでくる。
 6 ホクセイジョーカー:能検3番時計で、デビュー後も新馬戦から連勝とかなり期待されたが、その後障害に苦手意識を持ったか大敗が続いた。北央産駒特別では見事な差し切りを見せ、ヤングCSに臨んだがまたも障害で立ち止まり8着に終わった。とにかくこの馬は障害の出来いかん。坂を越えさえすれば鋭い切れ味とスピードで一気に来る。
 7 マサタカラ:重賞どころか特別戦にも出ておらず、いきなりの大舞台。能検も1回目で合格したものの平凡なタイム、デビュー後も6戦目で初勝利するなどスロースターター。しかし徐々に力を付けてここに駒を進めてきた。接戦で前に出て粘り込む父インフィニティーと同じようなレース運びを見せる。障害は十分対応できる。じっくり攻めたい。
 8 アルジャンノオー:ヤングCS勝ち馬。能検1番時計でデビュー直後は勢いがあったが、ナナカマド賞で失速してから、自信を失ったのか走れくなった時期があった。その後徐々に立て直し、ヤングCSではトップ抜けから最後の接戦を制して優勝。本来の走りを取り戻した。基本は先行して逃げ込むタイプ。障害は問題なくこなす。
 9 ショウリノホシ:直前A-2クラスのレースで逃げ粘り最後の出走権を確保してここに進んできた。重賞はヤングCSに出走し6着となっている。父インフィニティーの性質を受け継いでいるか、基本は先行力と障害力で勝負するタイプ。降りてからの切れ味と粘りもある。ただ前半で流れに乗れないと追走一杯で終わることもある。軽馬場なら。
 10 シュトラール:重賞はナナカマド賞4着。この時は好位から先頭争いに加わっていたが最後やや失速した。デビュー後3連勝など勢いがある時期と、障害で立ち止まるなど走れない時期が交互に現れる。上手く流れれば人気薄でも突っ込んでいくこともある。今年ブレイクしたレットダイヤ産駒、持ち前のでスピードで押して粘り込みたい。


展開予想
  天気によって展開は大きく左右されそう。金曜日にかなりの降雪があり、軽馬場は必至か。逃げたいタイプの馬は見当たらないが、出足の良さそうなのはタカナミで、これが前に行きそう、これにアルジャンノオー、シュトラールといったところがついて行くか、マサタカラ、ショウリノホシといったところも先行したい馬だが、力的にあまり無理しないか。先行馬勢は障害も苦労せずに行きそうで、後半にかけるネオキングダム、カイセキングオーあたりも早めにはついておきたい。ジェイスターは控えても良いが障害がカギ。

【はむ!の見解まとめ】
  この世代は、まだ飛び抜けた存在はなく、また有力馬とされる馬も凡走する場面も多い。大混戦模様で、、一発の馬にも魅力はあるがリスクは大きい、こういう時はやはり安定度の高い方を取りたい。
  そういう意味でここでは◎(4)ネオキングダムを取りたい。障害力、走りの安定感はやはりこの馬、各馬が直線で詰まるような展開になれば、最後までしっかり走り切れそうなこの馬に強みがある。荷物も重い方がじっくり攻められそう。馬場が軽くなりすぎると心配だが、軸には信頼できる。
  ヤングCSの勝ち馬○(8)アルジャンノオーも大一番には強い。前走は着順こそ最下位であったが、雪の超軽馬場でハンデもある中、差は10秒程度に収まっており度外視してよさそう。あとは荷物への対応か。単穴には上がり馬▲(1)タカナミに注目した。出足が良く、持ち前の先行力で押していければ、後続を封じ込めて逃げ切ることも可能。馬格があり他馬にも見劣りがしない。荷物が重くなるのは歓迎。ゴール線上で勝利を逃した前走のリベンジを果たしたい。
  接戦になれば△(10)シュトラールも強い。自在の脚で動きが軽く、障害も最近はあまり不安はない。好位置で障害を降りられればゴール前での接戦に加われそう。但し外枠は割引か。さらに、ヤングCSでゴール直前まで先頭に立っていた注(3)カイセキングオーもリベンジを図る。レースセンスは良いが、この馬も位置取りと最後どこまで粘れるかが課題。
  あとは、障害を上がってきた時の(6)ホクセイジョーカーの鋭い追い込みにも警戒はしておく必要があるだろう。(5)ジェイスターも力はつけてきているが、スピードに乗れないと上位馬に取り残される心配もあり、押さえまでか。

はむ!の馬券狙いどころ:
  年末年始は、暮れに盛り返したものの、年初で連敗し元の鞘に。それ以来約1か月ぶりの重賞。これから3週間連続の重賞が今年度の成否を占う。新設重賞なので新しい気分で臨み、得意レースにしたいところ。
  しかし難しい明け3歳戦。気持ち的には実績のあるアルジャンノオーを応援したいが、馬券としてはネオキングダムか。この2頭を軸に、上がり馬のタカナミ、動きの良いシュトラールを絡めたい。穴狙いならホクセイジョーカーあたりが面白そうだが、馬券にどう絡めるか。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 4=8=1,10,3 マルチ 合計18通り 各100円
      4=8→1,10,3,6 合計8通り 各100円
      4,8→1,10=1,10 合計4通り 各100円
  枠複 4=7,1 1=7 合計3通り 各500円 合計 4,500円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 4 700円
  ワイド 1=4,8,10,6 6=4,8,10 合計7点 各100円
  合計 1,400円で勝負! 

  今回の結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告したいと思います。

【コラム】しばらくお休みします
  筆者めいっぱいにつき、コラム欄はしばらく(恐らく今シーズンいっぱい)お休みにします。楽しみにされていた方(いないとは思うけど)ごめんなさい。

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