ばんえいは第5回開催に入ります。
今開催の後半には久々の重賞・旭川記念(BG3)があります。馬券大作戦もやりますのでお楽しみに。重賞はもう1週我慢しましょう。
まずは、先週の主な2歳戦の結果について。
・6/2(土)
C-4組・・話題のブチ毛馬・エンジェルガガは相手強化の中、中間は取り残され気味でしたが、マイペースを守り障害も上手く越えて、前を行く馬を拾いながら前進、5着に粘り込みました。今後そう遠くないうちの勝利が見えてきました。勝ったのはキューチャン。これまでのレースとは一変して積極的なレースで前に、障害も軽く越え、そして降りてからが早かった。次走はBクラスまで上がり、相手も厳しくなりますが、そこでも良い勝負ができるのではと思います。
B-2組・・コウシュハクィーンが素早く抜け出して、降りてからも駆け抜ける早さで快勝。ニシキファイターは3連続2着と惜しいレースが続きましたが、最後の砂障害での切れ味がないのが苦しいところ。今後修正してくればさらに上位でも活躍できる力は持っているでしょう。
B-1組・・プレジデント、キタノサムライ、オホーツクノタカラの上位3頭がほとんど同時に障害を降り、激しく競り合った好レースでした。勝ったのは残り20mで差しきったオホーツクノタカラでした。3頭が1分30秒を切る非常にハイレベルの争いでした。次走はいずれもAクラスで走るものと思われ、楽しみです。
・6/3(日)
D-3組・・話題の白毛馬ハクバビューティーは3番人気になりましたが、結局10着に終わりました。まだ600kg台の小さな馬体。これからの成長が期待されます。
新馬戦・・日曜日に1レース組まれました。人気は能検好タイム後満を持して登場したシンエイパワーでしたが、第2障害で苦戦、4着に終わりました。勝ったのは父ウンカイ・母サダエリコという華麗なる血統を持つブラックシシ。能検の持ち時計から人気薄ではありましたが、障害をうまく越えて、それからは他馬がもたつく中、マイペースで進み1着。勝負センスの良さは親譲りなのでしょう。
C-2組・・1番人気マツリダワッショイは出足が遅れ第1障害で後ろからの競馬に、第2障害前までには先頭に立ちましたが、足を使いすぎたようです。これをかわして1着に入ったのはライデンマックスでした。
A-1組・・現時点でのトップ馬の争い。人気3頭の見応えのあるマッチレースとなりました。一番先に障害を降りたのはコブラウンカイ。そして程なく内から2勝馬ホクショウサスケ、少し遅れて外からコウシュハウンカイと続き、10m手前ではほとんど横一線となりました。最後ホクショウサスケとコウシュハウンカイがほとんど同時で入線し、一瞬コウシュハウンカイが差したようにも見えましたが、最後わずかの差でホクショウサスケが粘っていました。さらにわずかに遅れてコブラウンカイが3着となりました。時計は1分21秒2とさすがにトップクラス。4着以下の馬も決して遅かったわけではありませんが、前3頭の強さが目立ったレースでした。今後の2歳戦線のリーダー格となるでしょう。
・6/4(月)
新馬戦が3レース組まれ、それぞら、ヒカルブライアン、センショウパワー、ユウトウセイがいずれも1番人気で他を大きく離して勝ちました。この中では最後に出て来たユウトウセイが1分37秒台と新馬戦にしては非常に速いタイムで勝利。今後チェックが必要な1頭であると思われます。
2歳戦以外では、3日に4歳限定のオープン、ライラック賞が行われました。オイドンはここまで順調に来ていない上、ハンデも重く、パドックでもあまり良い気配ではなかったので、7番人気まで落としていましたが、レースではスムーズに障害を越え、あとは力とスピードの違いを見せつけて、他をねじ伏せました。本当に強い馬です。あとはトップ古馬勢と対等に渡り合う場面が見たいものです。2着は勢いのあるヘイセイオトメが軽ハンデを生かし、積極的なレースで粘り込みました。ヘイセイオトメを含め、ブラックパール、アアモンドマツカゼと牝馬勢が2~4着と入り、ここに実績馬アグリコトブキが復活すれば、4歳牝馬の戦いも熾烈で見逃せません。
今週の展望についてはまた明日にでも。
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