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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2015年11月23日月曜日

【はむ!のばんえい重賞回顧】第6回ドリームエイジカップ(2015/11/22)

ばんえい重賞レース回顧
第6回ドリームエイジカップ(BG3)-2015年11月22日-10R 200m直 晴 1.5%
  1着△(2)オレノココロ 1分42秒2
  2着▲(4)ニュータカラコマ
  3着○(5)フジダイビクトリー
単勝 2 590円 三連単 2-4-5 5,520円
 ※結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印です。)

  ばんえい重賞で年齢別対抗戦のドリームエイジカップは2番人気の5歳馬オレノココロが積極的なレースで、追いすがるニュータカラコマを押さえ込んで逃げ切り勝ち。重賞は4月のオッズパーク杯以来今季2勝目、通算7勝目となった。2着は1番人気のニュータカラコマ、3着はフジダイビクトリーが入った。
  この日は晴で1.5%まで乾いてきていたものの、今開催からゴール前の砂障害が撤去されたこと、数日前の雪などの影響で、脚抜きの良い軽馬場になっていた。この馬場を見越してかスタート直後からオレノココロ、ニュータカラコマ、キサラキクといったところが前の方に出る。その中でオレノココロは思い切って第2障害に近い所まで止まらず一気にハナを切って行った。他の馬は刻みを入れ、その間にインフィニティー、フジダイビクトリーら本来の先行馬が前を伺う。しかしオレノココロは1回刻んだだけで、先頭で障害手前に。そして他馬が追いつくやいなや、先に障害を仕掛けた。天板では今回も一旦膝をついたが、他馬は上がっておらず、落ち着いて立て直して先頭で障害を越えて行った。一歩遅れてニュータカラコマ、フジダイビクトリー、ホクショウユウキが相次いで障害をしっかり越えて行ったが、前とは勢いが違う。オレノココロは順調にゴールを目指し、ニュータカラコマがこれを激しく追うが差は縮まらなかった。オレノココロが最後は余裕を持ってゴール。ニュータカラコマがそのまま2着、その後ろも障害を降りた順番のまま、フジダイビクトリーが3着、ホクショウユウキが4着に入り、やはり実績馬が上位を占めた形になった。当欄で狙ったキサラキクは障害で一旦立ち止まってから次の一歩に時間がかかり離れた5着だった。

次走へのひとことメモ
  オレノココロ(1着):今回はスタートからどんどん飛ばし逃げ切りを図るという作戦に出た。この戦法は鈴木恵介ジョッキーがしばしば使うが、今回は馬場を見て狙ったのだろう。障害でいつもの膝折が出てもリードしていたので余裕を持って立て直せた。正に騎手の好騎乗が光るレースだったと感じる。馬自体もさらに力をつけてきている。次は当然のことながら正月の帯広記念を目標に調整していくだろう。
  ニュータカラコマ(2着):この馬としてはこの上ないレースをした。障害もひと腰で越え、降りてからの切れ味も見せた。今回は勝った馬に上手く走られたとしか言いようがない。今後は帯広記念に照準だが、もう1年以上重賞勝ちから遠ざかっているので、そろそろなんとかしたい。
  フジダイビクトリー(3着):常に最重量のハンデを背負いながらも馬券圏内に入ってくるのは恐れ入る。横綱の走りだ。強いて言うなら障害は一歩一歩じっくり登るタイプなので、あまり早い展開は望まないようだ。この次の目標はもちろん帯広記念だが、その先のばんえい記念まで視野に置いた調整となるだろう。
  ホクショウユウキ(4着):障害も難なくクリアし、この馬らしいしっかりした走りは見せている。ただ強かった時はもっと積極的に行って相手を惑わせるようなレースをしていた。大人しくなった感じは否めない。帯広記念が目標だろうが、適鞍のオープン特別でしっかり勝ち癖を付けるのも良いのではないか。
  キサラキク(5着):中間までいい感じで行ったが、障害で中途半端に立ち止まり、崩れなかったものの時間がかかってしまった。古馬重賞のペースに惑わされた感じで、少し期待をかけすぎたかもしれない。しかし4歳なのでまだこれからだろう。同世代のカイシンゲキを押さえたことは、次の目標の天馬賞に向け収穫だ。
  その他では、4歳馬カイシンゲキ(6着)はキサラキクと競ってまずまずの走り。もう少し古馬戦線への慣れが必要か。またインフィニティー(7着)キタノタイショウ(10着)の9歳馬勢は両端に入ったせいかほとんど自分らしい走りができなかった。特にインフィニティーは前走あたりから障害で崩れるようになっており、今後癖にならないか心配だ。

はむ!の予想結果
  前回のクインカップの時と同様に、◎を外したものの、△▲○と印を付けた3頭が来たので安いながらも三連単が入った。あとはキサラキクから厚めにいったので他は当たらず。結局収支トントンといったところだ。点数を絞っていきたいとは思っていたが、今回のようなのは点数を広げてこそ引っかかったということで、やはり改めて馬券の買い方は難しい。次はバッチリ儲けといきたいものだ。

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2015データ・馬券成績表)

  さて、ばんえい重賞は2週続き。次は久々のG1レース。11月29日ばんえいオークス(BG1)です。前日までにはまた重賞予想を書きます。引き続きよろしくお願いします。

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