バタバタ
正月もあっという間に3日。人によっては(まさにばんえいの関係者の方々などは)正月が最も忙しく休みなんてないよという方々も多いでしょうけど、筆者は基本的には普通のサラリーマンなので年末年始は休みだけれど、3が日が過ぎればすぐに仕事です。でもこの年末年始はあまり余裕がなかった感じ。そんな中頑張って予想を書いてたりしたけれど収穫は?今後はもう少し身のあることを効率よくやっていければと思います。
さて、2日の帯広記念を含むばんえい全レースの予想をアップしていましたが、皆さんの成績はいかがだったでしょうか。筆者は散々でした。もしここの予想を参考にされている方がいれば本当にスミマセン。もう少し詳細について後日アップします。
それでは一連の年末年始重賞シリーズのフィナーレ、3日は明け5歳の最強馬決定戦・天馬賞です。
はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第10回天馬賞(G1) (2017年1月3日(火)16:40発走 帯広10R ダ200m 5歳オープン定量) | |||||||
はむ 予想 |
馬 番 |
馬 名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 備 考 (展開目安) |
1 | アサヒカツヒメ | 牝5 | 740 | 島津新 | 林 豊 | 栗毛 先 | |
2 | タキニシサンデー | 牝5 | 740 | 西将太 | 大橋和 | 芦毛 逃 | |
◎ | 3 | センゴクエース | 牡5 | 760 | 鈴木恵 | 槻舘重 | 鹿毛 先 |
注 | 4 | アスリート | 牝5 | 740 | 大河和 | 服部義 | 鹿毛 差 |
5 | コウリキ | 牡5 | 760 | 藤本匠 | 久田守 | 鹿毛 差 | |
△ | 6 | バウンティハンター | 牡5 | 760 | 阿部武 | 金田勇 | 栗毛 先 |
▲ | 7 | イノリノチカラ | 牡5 | 760 | 船山蔵 | 小北栄 | 青毛 差 |
○ | 8 | キンメダル | 牡5 | 760 | 藤野俊 | 小北栄 | 鹿毛 差 |
9 | メムロコマチ | 牝5 | 740 | 西謙一 | 西弘美 | 栗毛 追 | |
10 | シリウス | 牝5 | 740 | 松田道 | 長部幸 | 鹿毛 追 |
昨日は印を間違えていたので打ち直しています。(3日13:30現在)
【はむ!の見解】(個人的見解です。)
みどころ:
ばんえい4歳(明け5歳)3冠路線の最終戦。新年3日に行われ、歴史はまだ浅いが、世代戦のフィナーレを飾る重賞G1としても定着してきている(その後もポプラ賞や世代特別戦はあるが、同世代戦としては実質最後)。ハンデのない定量戦でまさに実力勝負。過去9年で1番人気は(6,1,2,0)と圧倒的。2番人気も5連対とまずまずだが、3番人気は逆に(0,0,2,7)、4番人気も(0,1,0,8)と大苦戦。世代トップの馬は実力どおりの走りを見せるものの、これを負かしに行った馬が自滅してしまうという構図が多いようだ。牝馬では昨年のキサラキクが初勝利している。
今年はやはりこの世代を大きくリードしてきたセンゴクエースが世代レースの集大成として登場。スターホースとしての飛躍に向け、ここでは負けられないところ。他馬も力は付けてはきているが、センゴクエースにどこまで迫れるか。あるいは初めから2着狙いで行くか。10頭中牝馬が5頭出走しているのもこの世代の特徴。いずれも一発の魅力を持っているのでこのあたりにも注目。
各馬寸評:
1 アサヒカツヒメ:デビュー時は小さくて力もなかったが、4歳になって急成長。昨年11月に初めて出走した重賞のクインカップでは出遅れたものの粘りを見せ3着に入った。初めてのG1で740kgの高重量はかなり厳しそうだが、自分のレースに徹していけば上位に入るチャンスも。障害は上手。
2 タキニシサンデー:出走可能な重賞はすべて出ているほどの常連。オークス2着以外は4着くらいに入ることが多く、勝ちきれないが大崩れはない。先行力がこの馬の自慢。ただただ逃げるタイプではなく他馬を引きつけて逃げ切るような展開が勝ちパターン。ただ先行馬にしてはやや膝折グセがある。
3 センゴクエース:解説が不要なほど力は飛び抜けている。普通に障害を越えられさえすればこのメンバーに敵はいない。ただ誰もが心配するのが障害。抜群のスピードを持つ一方、走りがふらつく場面が見られ、それが焦ると障害でのミスにつながる。ドリームエイジカップで今回より重い荷物を経験済み
4 アスリート:今シーズン特に力を付けて成績を伸ばしてきた一頭。元々は切れ味勝負の馬であったが4歳牝馬重賞のクインカップでは積極的に前に行き力強く抜け出して勝利。しかしその後は古馬一線級との対戦で壁に当たっている。今回騎手が重賞を勝った時の大河原Jに戻り自分のペースを作れるか。
5 コウリキ:1年半前の重賞はまなす賞で勝利以降、勝ち星からも遠ざかっている。持ち味は素軽い立ち回りと直線の切れ味。重量の軽い一般戦なら追い込みが決まるが、重賞になり荷物が重くなると障害などで厳しくなることがある。近走また馬体重が減ってきているのも心配。一発の魅力はあるが。
6 バウンティハンター:今年度のはまなす賞での重賞勝利が光る。元々控える競馬をするタイプだが、この時は序盤から積極的なレース運びをしていた。その後はクラスが一気に上がって古馬の上位馬相手に苦戦。そういう時は障害も厳しくなってしまう。積極的に行ってじっくり溜めて障害を攻めていきたい。
7 イノリノチカラ:格付けはB1クラスながら柏林賞3着、銀河賞5着と上々の実績。他馬を見ながら差していくタイプではあるが、障害が良くて大崩れは少ないので堅実な成績を上げている。船山騎手はサウスポーでこの馬をお手馬としている。馬体も安定しており穴で一考。重量適性は未知数。
8 キンメダル:今シーズンは未勝利、特に前半は壁にぶつかっていた感じであったが、銀河賞ではじっくり攻めて2着まで食い込んでいる。障害は悪くなく自分のペースで走れる馬だが、別格の馬が一頭いてどうしても勝てないでいる。チャンスを生かし本当の意味での金メダルが欲しいところ。
9 メムロコマチ:常に中上位クラスに位置し、重賞や特別レースの経験も豊富。ここにきて連勝を重ね駒を進めてきた。障害はかなりの苦手としているものの、一旦越えてくればじわじわスピードを上げて追いかけていく走りができる。ただ今回の重量は簡単ではない。前半の位置取りがポイント。
10 シリウス:重賞タイトルを1頭にすべて持って行かれてしまう世代の中では重賞2勝の成績は輝かしい。アキバオーショウ産駒の牝馬らしく後方から一気に追い込める脚を持っている。一方では出足が遅く、障害も全く反応しないほど崩れることがある。大外枠も歓迎ではない。
まとめ:
怪物とも言われたセンゴクエースも明け5歳。世代戦での総仕上げの時が来た。センゴクが同世代戦で苦しんだのは2度あり、いずれも障害での膝折があった。ばんえい菊花賞では立て直して最後の最後で追い込み勝ち、もう一方は特別戦の山鳩賞で完全に崩れて最下位に沈んだ。この馬が敗れる要素はこの一点のみに絞れると考えて良い。もしこれを負かしにいく馬がいるとすれば自滅するだろう。絶対本命は揺るぎない。
相手探しだが、こちらはかなりの混戦模様。切れ味ある牝馬も揃ったが、ここではやはり牡馬勢の方が力が上と見る。その中でもキンメダルの安定性は高重量戦で生きてくる。古馬オープン馬とも互角の戦いをしてきており、今後を考えてもここでは2着は確実に死守したいところだろう。鞍上も藤野騎手を配してきた。3番手には実績があり動きの良いコウリキを推すべきところだが、馬体重が減ったりなど不安定要素も多くここでは思い切って他の馬の方に流したい。イノリノチカラはクラスこそ下位だが、障害が良く安定した走りができており、重賞でも掲示板に食い込んでいる。ここは狙ってみたい。バウンティハンターは穴人気していた銀河賞で大崩れの崩れして以降大敗が続いているが、相手が強かったこともありここは一変も。牝馬勢も障害を上手く越えて突っ込んで来そうな馬はいるが、信頼して狙っていける馬は少ない。その中ではやはりアスリートが自分でペースが作れる分有利か。
その他では切れ味鋭いシリウス、先行力のあるタキニシサンデーらが気になるところだが、見せ場を作るところまでか。
はむ!の馬券狙いどころ:詳細は上表
本当に今回ばかりはセンゴクが敗れる場面が考えづらく、これを頭で行くしかない。オッズをにらみつつ馬複、三連複を絡めるか。馬券なのでセンゴクが負けた場合には・・という色気が出るが、そこは最低限に抑え、あとのサポートはワイドで。
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
三連複 3=8,7=8,7,6,4 合計5通り 各400円
三連複 8=7=6,4 合計2通り 各200円
三連単(フォーメーション)3→8,7→8,7,6,4,5 合計8通り 各200円
枠複 3=7 500円 7=7 200円
(はむ!のワイドで勝負!)
ワイド 7=8,6,4,5 2=3,8,7,6 合計8点 100円
合計5,500円で勝負!
今回の結果と回顧は、帯広記念など2日の結果と合わせて近日アップします。少し時間をいただくかもしれません。あしからず。そして次回の重賞の予告をいたします。次回は1月22日(日)牝馬重賞ヒロインズカップ(BG2)です。当欄の予想を前日までに行う予定です。
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