はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第52回イレネー記念(BG1) (2021年3月20日(土)19:30発走 帯広11R ダ200m 3歳オープン定量) | |||||||
はむ 予想 |
馬 番 |
馬 名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 備 考 |
注 | 1 | シュトラール | 牡3 | 690 | 藤本匠 | 松井浩 | 鹿毛 先 父レットダイヤ |
2 | オーシャンウイナー | 牡3 | 690 | 菊池一 | 中島敏 | 鹿毛 追 父キタノタイショウ |
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3 | アバシリサクラ | 牝3 | 660 | 金田利 | 金田勇 | 青毛 差 父トカチタカラ |
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○ | 4 | タカナミ | 牡3 | 690 | 船山蔵 | 金山明 | 鹿毛 逃 父マルニセンプー |
△ | 5 | ミソギホマレ | 牝3 | 670 | 長澤幸 | 坂本東 | 鹿毛 先 父フジカチドキ |
◎ | 6 | ネオキングダム | 牡3 | 690 | 阿部武 | 坂本東 | 青毛 先 父シベチャタイガー |
▲ | 7 | アルジャンノオー | 牡3 | 690 | 藤野俊 | 松井浩 | 芦毛 逃 父レットダイヤ |
8 | マサタカラ | 牡3 | 690 | 鈴木恵 | 金田勇 | 鹿毛 差 父インフィニティー |
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9 | ホクセイジョーカー | 牡3 | 690 | 西謙一 | 西弘美 | 栗毛 追 父シズユタカ |
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10 | カイセキングオー | 牡3 | 690 | 西将太 | 坂本東 | 栗毛 差 父テンマビュウテイ |
「イレネー記念」の概要と傾向
ばんえいの明け3歳の最強決定戦。イレネーとは明治末期の1910年にフランスから日本に輸入されたペルシュロン種の種牡馬で、ばん馬を始めとする重種馬の礎となった馬。現在のばんえいの馬の多くは、遠く遡るとこの馬に当たることが多いと言われる。そして、ばんえいの重賞では唯一の顕著馬を冠したレースとして残っている。イレネー記念は、今年で52回目を数え、一貫して帯広で開催されている。ダービーに匹敵するほど格調高いレースでむろん格付けはBG1。今年度デビューした全ての馬にとってまずはイレネー記念馬になることが最大の目標である。
このようなレースで、かつ定量戦ということは、実力上位の馬がスンナリ勝ちそうだが、傾向として、過去10年で1番人気は(3,3,1,3)と強いものの圧倒的ではない。むしろ2番人気が(4,3,2,1)とこちらの方が信頼できそうだ。まだこの世代のこの時期は力関係がはっきりしていないというのが混戦の原因か。但しあまり下位人気は着順上位には入っておらずある程度力がある必要がある。戦績としては直前のヤングチャンピオンシップより、その前のナナカマド賞で勝った馬の方が強い傾向にある。これは出走条件によるところが大きいか。但し、今年から牡馬は翔雲賞という重賞が新設され、イレネー記念の時期が2週間程度ずれたことがどのような影響があるか。騎手別では鈴木恵介騎手と藤野俊一騎手が3勝で現役トップ。
今回のみどころ
この世代は今のところ全くの群雄割拠。これまでこの世代の重賞は、ナナカマド賞は牝馬のアバシリサクラ、ヤングCSでは能検一番時計だったアルジャンノオー、翔雲賞では上がり馬タカナミ、黒ユリ賞は抜群のスピードを持つイオンと勝ち馬がすべて異なる。(イオンは回避)これに重賞2着2回のネオキングダム、最も勝ち星を上げているシュトラール、それにミソギホマレら牝馬勢も強く、Aクラス最上位のレースでも毎回勝ち馬が変わっている。そんな中、ここは真のチャンピオンを決める大一番となりそうだ。開催日もばんえい記念の前日に移行され、年度末に向けたさらなる盛り上がりが期待される。
各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
1 シュトラール:メンバー中最多の7勝を挙げている。重賞はナナカマド賞と翔雲賞いずれも4着、しかしナナカマド賞の時は8番人気、翔雲賞の時は2番人気と、良くも悪くも人気どおり走っていない。全体としても勝ち負けがはっきりしている。動きは軽く、基本的には軽馬場のスピード競馬で好成績を挙げているが、さまざまなパターンにしっかり対応できている。障害も得意とは言えないがまずまずこなせている。どこからでも競馬できるがなるべく前にはつけておきたい。
2 オーシャンウイナー:直前のA-1戦で直線鋭く抜け出して勝利、最後の切符をつかみここに駒を進めてきた。重賞は初出走、特別戦は釧路産駒特別のみに出走し4着となっている。シーズン初めはまだ体も小柄で非力で、能検は第4回で合格、デビューも遅れていた。最初はついていくのがやっとであったが、切れ味が鋭く父はキタノタイショウ譲りの走りのセンスが垣間見られていた。ここにきて徐々に力をつけてきて一気に駆け上がってきた。重量は未知数だがここで本領発揮も。
3 アバシリサクラ:ナナカマド賞勝ち馬。デビュー直後から動きの良さが目立ち完成度は高かったが、ナナカマド賞で牝馬として優勝、障害をじっくり溜めて5~6番手あたりから一瞬の切れ味で前をかわしそのまま押し切った。その後十勝産駒特別で軽馬場の速いペースに巻き込まれ失速したあたりから成績が全く上がらなくなった。馬体重もこれまでにないほど減らし、スタミナ切れで敗れたこともあった。基本は早めにスタートして障害をじっくり攻めて直線で粘るスタイル。
4 タカナミ:今年から新設された重賞・翔雲賞を勝った。それまでは重賞は未出走。特別戦も十勝産駒特別で9着のみ。自己条件戦でコツコツ勝ち上がり翔雲賞の出走権をつかみ、一気に花が開いた。その翔雲賞では障害を中団で越えてから、直線では鋭い切れ味で一気に前の馬たちをかわして、そのままゴール前まで押し切った。ゴール線上でストップしてヒヤリとしたがゴール線をわずかに越えて勝利。軽馬場も味方していた。ただこの馬は馬格があり、重い荷物でも十分対応できそう。
5 ミソギホマレ:重賞は黒ユリ賞(2着)のみ出走。特別戦はいちい賞で接戦を制して優勝しているのが目立つ。デビュー直後はほとんど力を出せなかったが、徐々に力を付け上位で戦えるようになってきた。黒ユリ賞の時は、前半好位置につけた後、直線は最後の我慢比べとなり、粘っての2着に入った。走りの安定感が売りで、先行力で好位置につけ、直線で粘りを見せる。障害も上手にこなしている。ただ切れ味には欠ける部分があり、自分のペースに持ちこめるかがカギである。
6 ネオキングダム:重賞はナナカマド賞とヤングCSの両方で2着に入っている。いずれも、持ち味である走りの安定感を見せ、先行グループから障害をしっかり越えて直線で粘る態勢に持ち込んでいる。翔雲賞でも同じような流れだったが、軽馬場でペースが速くなり、最後で厳しくなり着外に沈んだ。しかし全体としては非常に安定した成績を上げている。父シベチャタイガーはじっくり構えて勝負するタイプで、この馬も似たようなレーススタイルか。障害もしっかり越えてくる。
7 アルジャンノオー:ヤングチャンピオンシップの勝ち馬。能検一番時計、デビュー後も強さを見せていたが、ナナカマド賞で失速して以降、調子を崩していた。その後、北見産駒特別でギリギリの2着に入り、ヤングCSの出走権を得て、そこでは2,3番手の好位置から直線で抜け出し、最後の追い比べで粘って勝利した。翔雲賞では流れが向かなかったか追走一杯で5着であった。障害は上手でスムーズ、切れ味もなかなかのものがある。馬体もあって力強い。あとは折り合えるか。
8 マサタカラ:翔雲賞で重賞に初めて出走し、人気薄のところ直線で一気にに追い込んで2着に食い込んだ。それまでは力不足で特別戦にも出走できなかったが、徐々に力をつけて上がってきた。そして2開催前のA-1戦では上位馬相手に鋭い切れ味で抜け出し勝利、ここへの出走権を確定させた。直線でのスピードは特筆もの。粘りもある。障害はあまり得意ではないがある程度こなせている。父はインフィニティーで勝負強さを受け継いでいるイメージ。大レースの方が力を出せそう。
9 ホクセイジョーカー:最後の切符を争った直前のA-2戦では積極果敢に攻めて接戦で惜しくも敗れたものの、その時の勝ち馬が回避したため、希望出走してきた。重賞はヤングCSと翔雲賞に出ているが、いずれも障害などがうまくいかず大きく敗れている。特別戦は北央産駒特別で直線差し切って勝利している。能検3番時計、デビュー後も連勝と当初は勢いがあったが、障害がネックで成績は上がっていなかった。ただ障害を越えれば鋭く伸びて、最後まで押し切る力は持っている。
10 カイセキングオー:重賞はヤングCSと翔雲賞いずれも追い比べの末3着に入っている。特にヤングCSではゴール直前で一旦先頭に立って勝利をつかみかけるなど見せ場十分の走りを見せている。その他北見産駒特別では接戦を抜け出して勝利している。全体の脚質的には差しから追い込みタイプで、中団あたりからじっくり攻めて、直線で切れ味で前に追いつき、ゴール前まで粘るというのがこの馬の流れ。ただ無理して追うと最後でスタミナ切れもあり得るので、前半は楽に攻めたい。
展開予想
徐々に春らしくなって、馬場も 馬場も重量も微妙で、このレースに合わせて作戦を考えて来る陣営もありそうで、展開予想は非常に難しそう。イオンが出ていればこれがハナを切りそうだったが、回避。微妙にペースが変わってきそう。出足の良さそうなのはタカナミ、アルジャンノオーといったところ。あとはネオキングダム、シュトラールも早めにはついて行きたい。ミソギホマレ、マサタカラがこれに続くか。マサタカラはもう少し前に行く可能性もある。第2障害の仕掛けはほぼ一斉にということになりそうだが、障害がスムーズなのはネオキングダム、アルジャンノオー、シュトラールあたりか。タカナミは障害をじっくり溜めて一瞬の切れ味にかけそう。いずれにせよゴール前で各馬が詰まるような展開も考えられる。もたつくようなら、後ろから来るカイセキングオーやオーシャンウイナーらも届く可能性も強い。
【はむ!の見解まとめ】
今年の明け3歳は何が勝ってもおかしくないほどの大接戦。実績馬は定量戦で本来の力を見せそうだし、上がり馬には勢いがあり、どの馬にもチャンスがある。難解の中当欄ではあえて実績のある馬を中心に取った。その中でも重賞2着2回の◎(6)ネオキングダムを狙う。翔雲賞では当欄も本命にして実際1番人気になっていた。なかなか勝ち切れなかったが、走り自体は安定しており、崩れは少なく、軸としてはここから入るのが妥当か。
相手には、翔雲賞勝ちの○(4)タカナミのスピードを買いたい。直線での切れ味も鋭く接戦で抜け出してくる流れがイメージできる。サウスポー船山騎手がお手馬として手中に収め走りにも自信を付けてきている。序盤強さを見せていた▲( 7)アルジャンノオーも重賞なら侮れない存在。ヤングCSの時も近走の成績から人気落ちしていたが抜け出して勝利、その時の再現が期待される。馬体の大きさを活かし力勝負になれば上位に進出しそう。
接戦になれば△(5)ミソギホマレにもチャンスが出てきそう。牝馬は不利なレースではあるが、この世代の牝馬は牡馬勢と互角に戦っており、この馬も最上位クラスで堂々と上位争いを展開、しばしば勝利している。楽に行けるようだと上位の間に割って入ることも。注(1)シュトラールも押して攻めるタイプ。前半からスムーズに行って、障害を先頭で行くような展開になれば逃げ粘りも。あとは(8)マサタカラが勢いのある金田勇厩舎の秘密兵器、鈴木騎手が乗ってきて期待は大きそう。怖い存在ではあるが、この馬の活躍はもう少し先と見ているがどうか。他では(10)カイセキングオーも、重賞3着2回など当然上位争いに加われる力は持っているが、決め手に欠けるイメージ。軽馬場なら一発狙っても良さそうだが。また、(2)オーシャンウイナーの前走の鋭い追い込みを見せられると気になるところではあるが、いきなりこのレースはやや荷が重いか。
はむ!の馬券狙いどころ:
泣いても笑ってもあと2日、イレネーとばんえい記念と、大一番2レースを残すのみ、本当はここはプラスで余裕を持って勝負したかったが、先週再度マイナス入り、ばんえい記念はお祭り馬券なども買うことも考えれば、ここが最後のチャンスかもしれない。
今回は、安定のネオキングダムと勢いのタカナミ、そしてアルジャンノオーとこの3頭を中心にしっかり取りにいきたい。ワイドも狙いを定めていく。
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
三連単 6,4,7→6,4,7→6,4,7,5,1,8 合計24通り 各100円
枠複 6,4,7(BOX) 5=6 合計4通り 各500円 合計 4,400円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
単勝 6 700円
ワイド 5=6,4,7,1 1=6,4,7 合計7点 各100円
合計 1,400円で勝負!
今回の結果と回顧ですが、翌日のばんえい記念と合わせて最終結果として報告したいと思いますので、しばらく時間をいただくかもしれません。
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