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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2018年6月16日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】重賞予想・第49回旭川記念(6/17)

盛り上がり
  サッカーW杯ロシア大会が始まりました。盛り上がりはどうかと思われましたが、開幕が近づくにつれ熱気が上がってきています。日本の活躍はもちろん、世界のスーパープレイを見るのが楽しみです。さて、競馬の方も賑やかな季節で、中央に続き地方でも各地のダービーなどで盛り上がっています。そして地方競馬では大井の大ベテラン的場文男騎手が日本最多勝利まであとわずか。落馬負傷などもありましたが、そう遠くない時期に記録達成となるでしょう。地方競馬ファンとして応援したいものです。
  一方、ばんえい競馬も重賞戦線は一段落しているものの、2歳の新馬がデビューしたり、新たなクラス分けで若馬と古馬が力比べをしたりとこの時期はこの時期で盛り上がっています。そして6月、1ヶ月半ぶりの重賞は旭川記念。このあとほぼ一週おきに重賞があります。応援してまいりましょう。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第49回旭川記念(BG3)
(2018年6月17日(日)20:10発走 帯広10R ダ200m 3歳以上オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
◎  オレノココロ 牡8 770 鈴木恵 槻舘重 青毛 差
トレジャーハンター 牡11 770 藤野俊 金田勇 鹿毛 逃
コウシュハウンカイ 牡8 780 藤本匠 松井浩 栗毛 先
  キサラキク 牝7 750 阿部武 金田勇 芦毛 差
取消 サクラリュウ 牡8 770 菊池一 金山明 鹿毛 逃
  カンシャノココロ 牡7 770 西謙一 坂本東 鹿毛 先
センゴクエース 牡6 770 工藤篤 槻舘重 鹿毛 先
  ソウクンボーイ 牡8 770 村上章 西邑春 鹿毛 追
フジダイビクトリー 牡10 770 西将太 中島敏 栗毛 逃
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「旭川記念」の概要と傾向
  2006年以前、ばんえい競馬が4競馬場(北見、岩見沢、帯広、旭川)で開催されていた時代を記念して、いわゆる「4大記念大会」開かれている。旭川記念はその第1弾。
  古馬オープンで賞金ランク上位順に出走権を得る。つまり現時点でのトップ10が揃う。シーズン序盤なので、負担重量は古馬重賞としては軽め。しかもハンデ面でも賞金加増が少ないので大きな差は生じない。従って実績上位の馬が有利で、過去勝ち馬にも名馬がずらりと並ぶ。また連覇が多いのもこのレースの特徴。過去10年で1番人気は(4,1,2,3)とまずまず。一方で2番人気は(0,3,4,3)と未勝利となっている。下位人気の馬は連対すらままならず、過去10年で5番人気以下では勝ち馬ゼロ、2着も2回のみとなっている。この時期は重賞など大きなレースが少ないので、馬によっては調整段階の場合も多いと思われるが、前述のとおり荷物が軽くハンデ差が少ないので、実力のある馬がやはり普通に力を出せるといったところか。なお、年度当初のオッズパーク杯を勝った馬は過去10年2勝と芳しくない。ハンデ加増が微妙に影響か。年齢は古馬が有利だが、5歳、6歳も健闘している。

今回のみどころ
  オッズパーク杯以来1ヶ月半ぶりの重賞、古馬トップクラスは本来の力関係の上に、めいめいの調整過程、そして負担重量とそれぞれの要素がどのように影響するか注目。このレース連覇を目指すオレノココロは、昨年同様、ばんえい記念勝ちから一息入れて早くもエンジンがかかってきた様子。これに対してライバルでこのレース2勝しており今年最初の重賞オッズパーク杯に勝ったコウシュハウンカイも更に充実。あるいは6歳馬のセンゴクエースは古馬戦線にも慣れてきていよいよ本領を発揮できるか。これらの一角に割って入る馬がいるのか。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 オレノココロ:ばんえい記念連覇後、馬体重を急激に落とすなどその反動が懸念されたが、すぐに立て直し特別戦2連勝。課題のあった軽めの馬場でもしっかり対応しており。死角が見当たらない。
 2 トレジャーハンター:このレースは実に5年ぶりの出走。11歳になるが勢いに陰りは全く見られず元気いっぱい。先行力と安定した障害力で、自分でペースを作れるのが強み。最後の粘りで前残りも。
 3 コウシュハウンカイ:このレース2回優勝。昨年は10kgのハンデの分2着に甘んじた。今シーズンもオッズパーク杯に勝ったため昨年と同条件。しかし充実度は昨年以上か。障害も自信持っている。
 4 キサラキク:7歳牝馬。近走は障害でかなり苦労している。序盤から流れに乗れていない感じもある。力もスピードも持っているので、きっかけさえつかめれば一変もあり得るが。軽馬場ならさらに良い。
 5 サクラリュウ同馬は出走取消となりました。重賞もすっかり常連、常に掲示板内を確保している。先行力と障害力はこの馬の持ち味。近走はやや回りを気にするところを見せ、今回も隣にキサラキクがおりどこまで集中できるかがカギ。
 6 カンシャノココロ:回避馬が出たため繰り上がり出走。重賞は1月の帯広記念以来。その時は自分のペースを守り切り6着に入った。障害はじっくり確実に越えてくるタイプ。時計がかかれば浮上も。
 7 センゴクエース:次世代の期待を背負うこの馬も一線級の壁に立ち向かい、あと一歩のところまで来ている。先行力と切れ味を持ち合わせており、障害の崩れもほどんどない。あとは決め手のみ。
 8 ソウクンボーイ:強い8歳世代の一角だがこのレースは不思議にも初出走。一時期障害が越えられず伸び悩んでいたが、近走は克服し持ち前である切れ味を発揮。前半でうまく流れに乗りたいところ。
 9 フジダイビクトリー:4年前のこのレース優勝馬。百戦錬磨の実力馬も近走多少勢いに陰りが見えているように見えるが、元々スロースターターで、衰えというわけではない。ペースを取り戻せれば。

【はむ!の見解まとめ】
  1ヶ月半ぶりの重賞で、シーズン的に若干狭間にある時期。ただ大きく組み合わせが変わらない上に、ハンデ差も少ないのでやはり素直に実力馬から狙っていきたいところ。コウシュハウンカイの10kg加増だけが微妙。
  その中でばんえい記念馬◎(1)オレノココロが早くも順調に推移しており、旭川記念連覇に向け視界良好。軽めの重量と馬場がどうかと思われたが、近走2走の特別戦はいずれも1分30秒前後で勝利し、十分対応してている。2走前のエメラルド特別では2歳下の若馬のホープ・センゴクエースに対し、併走を許しても最後で突き放すというまさに横綱相撲。最内枠に入ったが外詰めで右側のレーンは開くので問題ないだろう。勝つ可能性は相当高いとみて当欄でも本命とした。
  そして対抗には○(7)センゴクエース。あと一歩のところではあるが常に上位に入っており、14戦続けて馬券圏内と成績は安定。課題の障害も勢いで越えてきている。脚元もしっかりしてきた感じ。オレノココロより前に行ければ逆転も。そしてオッズパーク杯を圧勝してきた▲(3)コウシュハウンカイ、この馬も非常に充実しているが、接戦にもつれ込むとオレノココロやセンゴクエースに比して決め手が弱く、わずか10kgといえどもハンデが微妙に影響してきそう。先に抜け出す展開が作れるかがカギ。
  他の馬は上位3頭とは若干開きがあるように感じる。先行力のある馬が多いので、上位に食い込むためにはそれぞれの持ち味を生かして展開を作っていきたい。軽い荷物なら11歳馬△(2)トレジャーハンターの先行力と、最後の粘りに妙味がありそう。そして10歳馬注(9)フジダイビクトリーも他馬が苦しめば粘り込みも。その他では、繰り上がりながら自信を持って挑戦してきた (6)カンシャノココロなど展開次第では食い込むチャンスはないわけではないが現状で力の差がありそうか。

はむ!の馬券狙いどころ:
  シーズン最初の重賞はギリギリプラスに持ち込んで、まずまずのスタート。まだこれからだがなんとかプラスをキープしていきたいところ。
  今回は、オレノココロとセンゴクの頭を中心になんとか絞り込んで。コウシュハウンカイの頭は薄めに。
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 1,7,3 BOX 合計6通り 各300円
      1,7→1,7,3→1,7,3,2,9 合計12通り 各100円
      1,7→1,7,3,2,9→1,7,3 合計12通り 各100円 合計4,200円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 1 800円
  応援馬券(単+複)4 各200円
  ワイド 7=3,2,9 9=1,3,2 合計6点 各100円
  合計 1,800円で勝負! 

  今回の結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告します。

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