★どこで競馬を見るか?1(今回からこの欄は標題を付けます。)
突然ですが、皆さんは競馬をどのように見ていますか?本場?場外?それとももっぱらTV?もちろんベストはやっぱり開催されている現場で見ることでしょう。ライブの素晴らしさはTVで見るのとは格段の違いがあります。このことについて語り出すとそれだけで相当なものになるので別の機会にするとして、今回は、毎週のように競馬をやるようなディープなファンはどこで競馬を見ているかという話にします。しかしながら、これも全く人それぞれでしょう。それは競馬をどの程度やっているかにもよると思います。例えばJRAオンリーの人の場合なら、毎日1Rから12Rまでびっしりやる人、時々やる人、重賞だけやる人、有馬記念とか天皇賞だけやる人によって見る度合いは違うでしょう。地方競馬もやる人、地方を中心にやる人はまた違います。この話長くなりそうなので、今後当欄でネタがない時にやっていきたいと思います。
さて、ばんえいの重賞は今週から2週連続。まずは各世代別対抗戦ドリームエイジカップです。
はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第7回ドリームエイジカップ(BG3) (2016年11月27日(日)19:05発走 帯広10R ダ200m 4歳以上馬齢選抜別定) | |||||||
はむ 予想 |
馬 番 |
馬 名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 備 考 |
◎ | 1 | コウシュハウンカイ | 牡6 | 780 | 藤本匠 | 松井浩 | 栗毛 先 |
○ | 2 | カイシンゲキ | 牡5 | 760 | 浅田達 | 槻舘重 | 鹿毛 先 |
  | 3 | キサラキク | 牝5 | 740 | 阿部武 | 金田勇 | 芦毛 差 |
4 | オレノココロ | 牡6 | 790 | 鈴木恵 | 槻舘重 | 青毛 差 | |
  | 5 | ニシキエーカン | 牡7 | 750 | 安部憲 | 岩本利 | 鹿毛 先 |
▲ | 6 | センゴクエース | 牡4 | 770 | 藤野俊 | 槻舘重 | 鹿毛 差 |
  | 7 | フジダイビクトリー | 牡8 | 780 | 松田道 | 金山明 | 栗毛 逃 |
  | 8 | キタノタイショウ | 牡10 | 760 | 大河和 | 服部義 | 栗毛 追 |
注 | 9 | アスリート | 牝4 | 720 | 長澤幸 | 服部義 | 鹿毛 先 |
△ | 10 | ホクショウユウキ | 牡7 | 760 | 西謙一 | 平田義 | 鹿毛 先 |
【はむ!の見解】(個人的見解です。)
ばんえい独自の馬齢別対抗戦、ドリームエイジカップ。今年で7回目と歴史が浅いものの各世代のスターが集結ししのぎを削る興味深いレースである。年によって出走条件が微妙に違ったりしていて、まだはっきりした傾向は出ていないものの、1番人気は過去6年で(1,2,1,2)と不安定。2012年~2014年まで7番人気以下が1着に入り、三連単10万円越えの大波乱が続くなど力どおりには決まらないレースだ。これは大レースの狭間の時期、大きいハンデ差、初冬の微妙な馬場状態などの要素があるからであろう。4,5歳の若馬が突っ込んでくることも多くその場合は馬券的にも荒れる。この時期の重賞としては重量が軽めでタイムはいずれも2分を切っており、スピードのある馬に注目か。
今回は回避馬もなく、各世代の賞金ランクトップ2頭ずつが勢揃い。槻舘厩舎から3頭出しで、このうち鈴木恵介騎手は4歳のセンゴクエースと6歳のオレノココロなどお手馬が多く、どの馬を選ぶか注目されたが、連覇を狙うオレノココロの方を選んだ。しかしトップハンデの790kg。最も軽い4歳のアスリートとは70kgもの大きなハンデ差があり、このあたりがレースのポイントとなるか。当日の天候にも留意が必要。
各馬寸評:
1 コウシュハウンカイ:安定度で売ってきた馬だが、北見記念では障害が上がらず謎の大敗。大外枠で隣も回避馬がおりコースが合わなかったか。今回は逆に最内枠でどうか。力は十二分にある。
2 カイシンゲキ:昨年に続いて2回目。今シーズンは壁にぶつかっている感があるが、実際は強い相手の中でも掲示板はほとんど外しておらず、着実に力は付けている。障害も落ち着いて臨めれば。
3 キサラキク:5歳ではこの馬が賞金ランクトップ。牝馬らしく気まぐれな面があり、成績は安定しないものの、力は持っており切れ味も抜群で大駆けはあり得る。740kgは天馬賞で勝った時の荷物。
4 オレノココロ:昨年のこのレースの覇者で強い6歳世代のトップ。但し夏のグランプリ勝ち後は一息入れており、目標は正月の帯広記念ということを考えると、現時点でどこまで仕上がっているかがカギ。
5 ニシキエーカン:7歳世代。この馬も長く勝てない時期があったがようやく上昇気配。ただ相手関係がどうか。切れ味は持っており障害も苦手ではない。レース前半で自分のペースに持ち込みたい。
6 センゴクエース:言わずと知れた4歳世代のスター。しかし大崩れした前走など、それまでも見え隠れしていた障害への不安が表面化。この馬の当面目標は年明けの天馬賞。今回の仕上がり程度は。
7 フジダイビクトリー:秋の重賞を横綱相撲で連覇。前走はさすがに一息入れたようだが、やはり最も力のある馬と言って良いだろう。意外にもこのレースは昨年初出走で3着。速い展開にならなければ。
8 キタノタイショウ:8歳以上馬代表の一頭。4走前に長いトンネルを抜け出し勝利し実力馬復活かと思わせたが、その後のレースは障害で動けず厳しい状況。手頃な荷物で巻き返しは期待されるが。
9 アスリート:4歳牝馬としては昨年のキサラキクに続き挑戦。クインカップで重賞初制覇し勢いがあるが古馬一線級相手でどうか。720kgという軽ハンデは魅力。思い切って先行しペースを作りたい。
10 ホクショウユウキ:長いスランプが続いていたが、近走は上昇気配。前走初の勝利まであと一歩のところまできている。今回の荷物ならチャンスありか。先行できれば。狭間世代の汚名返上したい。
まとめ:
この時期の古馬重賞にしては若干軽めの荷物。そして大きなハンデ差。このレース自体が10万馬券を連発するなど波乱の要素はたっぷりある。予想する方にとっては推理する楽しみが大きくなるのだが、勝ち馬を当てるのはかなり難しい。そこで困ったときはやはり安定性からコウシュハウンカイを本命に選ぶ。北見記念の大敗がどうしても気にかかるところだが、アクシデントの要素もあり、一つのレースだけでは見限れない。軸には。相手にはここのところ調子を上げ重賞でも好走しているカイシンゲキを持ってきた。まだこの5歳世代のレベルがはっきりしないところはあるが、少なくとも見劣りはしない。障害をきちんと上げたい。そしてやはりセンゴクエース。前走の大敗は気になるところではあるが、やはりスピードの絶対値ならこの馬。障害さえ上がれば。そのあたりは乗り替わったベテラン藤野騎手の手腕にも期待。あとは7歳勢の巻き返しが期待されるところだが2頭のうちホクショウユウキの方を取りたい。あとは果敢に挑戦してきた4歳牝馬アスリート、この相手ではさすがに格下感はあるが、このハンデ差は魅力。目下絶好調で先行できれば見せ場まではあるかも。その他ではやはりオレノココロ、フジダイビクトリーの実力馬が気になるところであるが、これらの馬は目標は先の帯広記念あたりにあって今回はハンデ差もありということもあり評価を落としてみた。もちろんその他の馬を含めて印が回らなかったというだけで負けると見たわけではない。今回はどこからでも入れそうなほど混戦だ。
はむ!の馬券狙いどころ:
そろそろ取り返しに行きたいところなのに、今回はまた超難解なレース。しかしそれをやるのが勝負師?というものだ。そして馬券の醍醐味はやっぱり三連単をズバッと取ることだろう。そこは資金の続く限りチャレンジしていきたい。
前回やられてはいるが、やはり今回も軸はコウシュハウンカイから。勝つのはコウシュハとカイシンゲキ、センゴクエースの3頭に絞ってあとは点数を増やさない範囲で幅広に受けたい。
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
三連単 1,2,6→1,2,6→1,2,6,10,9,4,7 合計30通り 各100円
馬複 1,2,6(box) 合計3通り 各200円
枠複 1=2,6,7,8 合計4通り 各200円
応援馬券(単勝+複勝) 3 各100円
(はむ!のワイドで勝負!) ワイド 2=1,6,10,9 6=1,10,9 合計7点 100円
合計5,300円で勝負!
今回の結果と回顧は、終了後数日以内にアップします。
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