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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2016年11月12日土曜日

【はむ!のばんえい競馬重賞予想2016】第41回クインカップ(11/13)

はむ!のばんえいコラム
  ちょっと前の話ですが、先日また競馬で4億円ほど儲けた人が脱税の疑いで国税局から告発されたというニュースがありました。こういう話は過去に何度もあって、当欄でも取り上げたこともあります。競馬をやっている人なら、馬券で得た利益に対し税金がかかることはわかっていることなんだけど(二重課税ではないかという意見もありますがここではその議論は置いといて)、どういう場合に、どのように払うのか、正確に言える人はほとんどいないのではないかと思います。(自分もよくわかりません。ただ1年間で一時所得の控除額(50万円)以上の馬券は当たったことはないことは確かです。)そして当たった人はたくさんいるとは思いますがその中でちゃんと申告している人がどれほどいるのでしょう。
  JRAにしても地方競馬にしても、あるいは競輪、競艇などでも、払戻金で得た所得に税金がかかることについて、どこかには書いてあるものの、ほとんどの人がそれを見たことがありません。最近はWIN5などの重勝式馬券なども出てきて夢の1億馬券というのもあり得る時代になってきています。競馬を長くやっていると1億までいかなくても100万円くらいなら一生に一度は取れそうな気がします。しかしあとで税金がもっていかれるだけでなく、もし申告を逃して刑事告発でもされたら勤めている会社などからも重い処分が下されるなどとんでもない不幸になってしまいます。そのためにもJRAなどの実施主体は、例えば所得申告の仕方を丁寧に説明するとか、場合によっては申告用紙を用意するなどの周知が必要なんじゃないでしょうか。そうじゃなかったら制度の改正(法律の改正を伴うので極めて無理な話だけど)を本気で行ってもらわなければならないのではと思います。
  ま、いずれはそんな心配もしなきゃならないほど馬券が当たることを夢見て、ばんえい競馬その他各公営競技を楽しんで参りましょう。
  それでは今週のばんえい重賞予想いきます。3週続きのばんえい重賞は11月23日(日)ばんえいの4歳牝馬の戦い、クインカップ(BG3)です。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第41回クインカップ(BG3)
(2016年11月13日(日)20:10発走 帯広10R ダ200m 4歳牝馬オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
(展開目安)
タキニシサンデー 牝4 690 西将太 大橋和 芦毛 逃
  メムロコマチ 牝4 690 西謙一 西弘美 栗毛 追
  キタノレッドルビー 牝4 690 工藤篤 村上慎 鹿毛 先
ウメノスピード 牝4 690 菊池一 大橋和 鹿毛 差
シリウス 牝4 700 藤野俊 長部幸 鹿毛 差
アスリート 牝4 700 大河和 服部義 鹿毛 先
アサヒカツヒメ 牝4 690 島津新 林 豊 栗毛 逃
  レジーナ 牝4 690 渡来心 久田守 鹿毛 差
  ヤマノホシ 牝4 690 鈴木恵 長部幸 鹿毛 先
  10 サンノハヤヒメ 牝4 690 舘澤直 金田勇 栗毛 先
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
みどころ:
  ばんえいには、他の平地競馬にはないばんえいならではの出走条件の重賞がいくつかある。4歳牝馬の重賞クインカップもその一つであるといえる。平地だと世代別の牝馬戦は3歳までで、4歳戦というのはない。それは牝馬の場合5歳以上になると繁殖に上がる馬が多く、4歳を限定する意味が少ないというのがあるのだろう。ばんえいの場合は年齢のピークが遅いため、4歳戦や特別レースでは5歳戦も組まれる。もっとも現時点で現役登録の4歳牝馬は26頭。ここに出てくる時点でかなり選別されている。
  牝馬戦だと体調の変化もあり荒れるレースが多いと思いきや、過去の傾向を見ると1番人気は過去10年で(6,0,1,3)、そして2着も2番人気又は3番人気の馬が10頭中7頭入っており、かなり堅く収まる傾向にある。一方、3歳時のオークス馬でこのレースに優勝したのは過去10年でナナノチカラのみ。2010年のホクショウマドンナ、2011年のキタノサクラヒメなど重賞実績がほとんどなかった馬の勝ちも多く、上がり馬に注目。あとは牝馬レースらしく切れ味鋭い馬の追い込みが決まることが多い(ナナノチカラ、マリンチャンス、ユーファンタジーなど)。また、1か月前にトライアルレースとして紅バラ賞があるが、このレースの勝ち馬は4連敗中で関連性は見いだせない。
  今年は、重賞2勝のシリウス、近走力を付けているアスリート、経験豊富なタキニシサンデーら実績馬に対し、下位の馬も力をつけてきており混戦の気配もある。なお、出走権を持っていたヨシノイチバンヒメが回避し代わってヤマノホシが出走する。

各馬寸評:
 1 タキニシサンデー:重賞や特別戦はほぼ皆勤の常連馬。先行力ならこの馬。障害は上手な方だが時々慌てて膝を折ることがある。決め手もなく接戦になると苦しい。しかし着外が少なく安定感は抜群。
 2 メムロコマチ:重賞は常連で黒ユリ賞2着、オークス3着など実績を持っている。最後の切れ味ならメンバー中最上位クラス。しかしエンジンのかかりの遅いタイプで、序盤から出遅れてしまうと厳しい。
 3 キタノレッドルビー:重賞は初出走。前哨戦の紅バラ賞ではうまく先行して2着に粘るなど同世代戦ではそこそこ走れている。完成度が高く自在の脚を持つ。時計がかかる方が力を出せるタイプか。
 4 ウメノスピード:2歳時は全く走れずDクラス、3歳以降も最下位ランクからのスタートであったが、ここにきて急激に力を付けてきた。軽量戦の天の川賞で勝利するなどスピードと切れ味を持っている。
 5 シリウス:重賞2勝で実績ではno.1。今年前半は障害で苦戦していたが、はまなす賞あたりから立て直し、前走では軽馬場ながら古馬A2クラスの強い相手を突き放した。減っていた馬体重に留意。
 6 アスリート:今季好調で銀河賞ではセンゴクエースにハンデはあるもののわずか6秒差の3着、前哨戦の紅バラ賞でも1番人気で快勝。降りてからエンジンがかかるような脚。障害も最近は問題ない。
 7 アサヒカツヒメ:今シーズン最も勢いのある上がり馬。重賞も特別戦も出走経験がなく前走が初めての特別戦だったがライバルたちも出る中終始リードし快勝。障害も上手い。台風の目になるか。
 8 レジーナ:重賞はオークス以来2走目。一つ一つ階段を登るように力を付けてきた。切れ味勝負の馬だが、先行力もなかなかのものがある。但し馬場が重くなると障害を含めて力が出ないこともある。
 9 ヤマノホシ:今年に入って本格化し連勝で一気に駆け上がってきた馬。ライバルとの激しい出走権争いを演じ、ここでチャンスが回ってきた。先行力で最後まで粘り込むタイプ。ただ重量は全く未知数。
 10 サンノハヤヒメ:重賞は4度目の出走。前に行ければなかなかしぶとい馬で、時々大駈けして穴を開けることがある。展開次第で前残りも。騎手の手綱さばきにも注目。軽馬場を生かして粘り込みたい。

  上位クラスの馬は牡馬勢とも互角に戦っており力はやはり上か。一方、下位クラスの馬は勢いのある上がり馬が多く、激しい出走権争いを制してここに駒を進めており、微妙なハンデ差も加わって混戦模様。
  その中で当欄では上がり馬アサヒカツヒメを狙ってみたい。相手に恵まれてはきたものの近走は出足からゴールまでしっかり走れている。重量は未経験だが、前走特別戦の勝ちを見てもまだ走れそう。しっかり前に付けば勝機まで見えてくる。相手はやはり上位馬の方からアスリートを狙う。以前は障害の崩れなど不安もあったが、ここにきて不安も解消。力を付けてきた。軸にするにはこちらか。単穴にはシリウス。重賞実績ではこちらの方が上で勝つときは強いが、崩れてしまうと全く走れない時もあるので過信できない。タキニシサンデーも実績馬として無視はできないが、他の切れ味のある馬に目標にされると厳しいか。あとはサンノハヤヒメの逃げ粘り、レジーナの勢いなども気になるところだが、穴を開ければウメノスピードの切れ味か。ここに注マークを付けたい

はむ!の馬券狙いどころ:詳細は上表
  気がつけば、今年の馬券成績がひどくて、最初のオッズパーク杯以外全部マイナス収支というとんでもない状況だ。予想そのものはまずまずで、取りガミで少しずつ引っかかってるので(自分的には)大負けまではいっていないがやっぱりこのあたりでスカッと勝ちたいものだ。今回は力が未知数のアサヒカツヒメを持ってきたので、入ってくれれば少しでも取り戻せそうだが。本命サイドでのアスリートも押さえておきたい。ワイド候補はレジーナとウメノスピードか。
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単(2頭軸マルチ)7=6=5,1,4 合計18通り 100円
  三連単(追加)6→7,5,1,4→7,5,1,4,8 合計16通り 100円
  三連単(追加)7→6,5,1→6,5,1,4 合計9通り 100円
  三連単(追加)5→7,6→7,6,1,4 合計6通り 100円
  (はむ!のワイドで勝負!)
   ワイド 4=7,6,5,8 8=7,6,5 合計7点 100円
  合計5,600円で勝負!

  今回の結果と回顧は、近日アップします。

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