ばんえい重賞レース回顧
第41回クインカップ(BG3)-2016年11月13日-10R 200m直 晴 2.4%
1着○(6)アスリート(大河和)1分45秒5
2着▲(5)シリウス
3着◎(7)アサヒカツヒメ
単勝 6 310円 馬単6-5 630円 三連単 6-5-7 2,070円
※結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印です。)
  ばんえい4歳牝馬の戦い第41回クインカップは、2番人気のアスリートが混戦を抜け出してシリウスらの追撃をかわして勝利。重賞は6回目の挑戦で初制覇、大河原騎手は前週のばんえい菊花賞に続く重賞勝利となった。
  馬場水分は2.4%。それまでに降った雨雪の影響もあって締まってそこそこ時計の出る状況であった。レース前半は各馬スピードに乗りつつもややばらつき加減。内からタキニシサンデーが先頭を切り、アスリート、キタノレッドルビー、ヤマノホシといったあたりが先行。後ろの馬も追いつき、第2障害手前では1,2頭を除いて横一線にそろう。障害ではヤマノホシが最も先に仕掛けるも4,5頭が一斉に登り始めた。その中でもアスリートが勢いよく障害を越え、降りてからもスピードに乗って先頭。続いてタキニシサンデー、ヤマノホシらが続き、後続も何頭か膝を折りかける馬がいたがそれぞれクリア。さらに一歩遅れて障害を越えたシリウスが勢いを付けて各馬をかわしながら前を追う。しかし先頭を行くアスリートの脚色は衰えず、最後は突き放してゴールを駆け抜けた。シリウスもよく追ったが2着。3着争いは最初前に出たウメノスピードが止まるところをアサヒカツヒメとレジーナが競り合いながらかわし、最後はアサヒカツヒメがかろうじて前に出て3着に入った。
次走へのひとことメモ
  アスリート(1着):念願の重賞初制覇。2歳時から活躍はしていたが、今年に入って馬体も充実して力を付けてきていた。特に今回は終始レースの主導権を握り、障害の捌きも完璧で着差以上の強さを見せた。このようなレース運びを続ければ今後もまだまだ活躍できそうだ。今後はやはり年明けの天馬賞が目標か。A1クラスに上がるので強い古馬勢への挑戦も期待したい。
  シリウス(2着):障害で一歩出遅れたのがこの馬としては悔やまれるが、切れ味の鋭さはさすが重賞実績のある実力馬というところ。今年前半は完全に調子を崩していた時期があったが、完全復活といっても良い。この馬も当面の目標は天馬賞であろう。
  アサヒカツヒメ(3着):各馬スタートダッシュの中出足で一歩遅れ、第2障害手前までには追いついたもののペースに無理があった。障害も膝を折りかけるなどいくつかミスが見られた。それでも3着に粘り込むあたりは勢いか。ミスを修正すればさらに強くなりそう。
  レジーナ(4着):勢いと調子の良さが見えていた。前半は自然に前について行って、後半はアサヒカツヒメとのたたき合い。惜しくも最後振り切られたものの力は出していた。自己条件はB2クラスだが昇級は遠くない。
  タキニシサンデー(5着):先行力、障害力とも安定感はあるが、爆発力がなく今回のような全体が速い展開になると厳しい。今後は自己条件の特別戦などで重量を背負いながら溜めて逃げるような展開になれればチャンスも。
  その他では、サンノハヤヒメ(6着)はこの馬なりの走りはしたが、先行馬が多い中で前に行ききれなかった。ヤマノホシ(7着)も前に行ったがやはり相手が強かった。
はむ!の予想結果
  予想はまずまずなんだけどな。アサヒカツヒメも3着までに来てくれて、アスリートとの2頭軸マルチも決まったし、もう1枚アスリート頭も買っていた。しかし、今回も○▲◎で的中しておきながら、安めに入ってしまい(というか買った時点でそうなることも見えていたが)またもや取りガミ。楽天競馬でやってる「取りガミで賞」のトロフィーもらいまくりだ。本当に馬券の買い方下手。冬の重賞シーズンに向けなんとか資金をキープしておきたいところだが。
  今回収支 -1,460 (配当)4,140 (投入)5,600
  (今年度累計)-29,700
今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
・はむ!のばんえい競馬ファイル(2016データ・馬券成績表)
次回重賞は2週間後の11月27日(日)、世代別対抗戦の重賞ドリームエイジカップ(BG3)です。当欄ではいつものように前日までに見解を書きたいと思います。
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