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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2016年11月5日土曜日

【はむ!のばんえい競馬重賞予想2016】第41回ばんえい菊花賞(11/6)

はむ!のばんえいコラム
  3日に行われた地方競馬の祭典JBC。JRAのレースのない祝日ということもあって相当盛り上がり、川崎競馬場の入場者が3万人近く、この日の売上が48億にもなりました。勝ったのはJRAの馬ばかりでしたが、地方競馬ここにありというのを見せたのではないでしょうか。当欄でもJBC3レースを予想。結構見立てがうまくいき、レディスクラシックでは勝ったのはホワイトフーガで2着に本欄で本命にしたレッツゴードンキが粘り、スプリントではダノンレジェンドの逃げ切り、そしてクラシックではアウォーディーが新たなダート王者が君臨。しかし馬券の方は当たるには当たったのですが手を広げ過ぎていて、ほとんど儲けはありませんでした。やはり平地もばんえいも馬券は難しいですね。
  それではばんえいの方に戻りましょう。今年は冬の来るのが早く5日は十勝地方降雪のため中止となりました。そして今週日曜日は先週に引き続き重賞があります。11月6日(日)ばんえいの3歳クラシック第2弾、ばんえい菊花賞(BG2)です。それでは予想です。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第41回ばんえい菊花賞(BG3)
(2016年11月6日(日)20:10発走 帯広10R ダ200m 3歳オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
マルミゴウカイ 牡3 700 藤本匠 槻舘重 鹿毛 差
ツルイテンリュウ 牡3 700 大河和 山田勇 鹿毛 先
  オトコギ 牡3 690 安部憲 西邑春 鹿毛 追
  キタノリュウキ 牡3 700 工藤篤 村上慎 鹿毛 先
サクラダイチ 牡3 690 藤野俊 金山明 青毛 逃
  アラワシキング 牡3 700 大口泰 西邑春 鹿毛 追
  プレザントウェー 牡3 690 菊池一 久田守 鹿毛 先
ムサシブラザー 牡3 690 赤塚健 久田守 鹿毛 逃
ホクショウディープ 牡3 700 鈴木恵 松井浩 青毛 先
  10 テンノイノリ 牡3 690 松田道 平田義 栗毛 先
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。
 (予想印、脚質ははむ!の主観による目安です。)

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
  いわゆる3歳クラシック第2弾、ばんえい菊花賞。JRAの菊花賞の場合は長距離戦で強い馬が勝つと言われるが、ばんえいの菊花賞も荷物の基礎重量が700kgを超え、やはり勝つためには体力が必要だ。過去10年を見ると1番人気がなんと(6,0,0,4)と勝つか負けるかが極端だ。しかしここ4年は1番人気が勝っており、基本的には実力馬が実力どおりに走れば勝てるレースだ。一方2番人気は(0,2,1,7)と厳しい。あとは勝ち馬の馬体重が1000kgを超えていたのが過去10年間で10頭中9頭とやはり基礎的な体力が必要か。但し牝馬もそこそこ活躍しておりここ10年で3勝(今年度は牝馬の出走なし)。
  さて今年は、第1弾のばんえい大賞典を勝って勢いのあるマルミゴウカイに対し、2歳時の重賞を勝ち休養明け3走のホクショウディープが戻ってきて実績的にはこの2頭の一騎打ち。もちろん他の馬も負けてはいない。勢いを取るか実績をとるか。このあたりが予想のポイントだろう。なお、当初登録のあったフウジンライデン、ブルーオーシャン、カツウンカイが回避し、3頭の繰り上げ出走が出ている。
各馬寸評:
 1 マルミゴウカイ:大賞典での勝ち方は圧巻。他馬を前に行かせて差し切るのがこの馬の型。障害も上手だ。古馬相手では置いて行かれるようなレースが続いていたが同世代戦で立て直せるか。最内枠は問題ない。
 2 ツルイテンリュウ:目立たないが重賞では好走を続けていた。前哨戦の秋桜賞では有力馬を押さえ込んで逃げ切り。障害にやや難があるが自分のペースの持ち込めれば切れ味は鋭い。先手を取りたいところ。
 3 オトコギ:繰り上げ出走。ただ出走のチャンスはうかがっていたかも。ナナカマド賞の時も繰り上げながら鋭い追い込みで掲示板内に入っている。成績は上がっていないが大駈けはあり得る。馬場は重い方が良いか。
 4 キタノリュウキ:馬格があり力強さではメンバー随一。大賞典では一旦抜かれても差し返すなど粘りもある。但し大型馬ならではの走りの重さがあり切れ味勝負になると厳しくなる。乾いた重馬場なら。
 5 サクラダイチ:3歳ランク19番目。それでもいつでも重賞出走できる用意はしているようだ。先行力と粘り強さでナナカマド賞2着の実績。今シーズンは成績上がっていなかったが前走逃げ切っており勢いで今回も。
 6 アラワシキング:重賞は常連。イレネー記念で2着に突っ込んできたように一旦嵌まれば鋭い切れ味を見せるが、追走手一杯になって惨敗しているレースも目立ち、展開の助けが必要か。
 7 プレザントウェー:今年度に入ってコンスタントに掲示板内に入っている。先行力があり障害での崩れは少ない。しかし決め手に欠ける部分もあり、騎手共々勝負強さが求められる。乗り替わりで一変も。
 8 ムサシブラザー:あまり馬体が大きくならない馬で、高重量戦になると荷物が厳しいか。連勝が何度かあるように、一旦勢いがつけば調子よく走れる。軽馬場で素軽さを生かせる展開になれば。
 9 ホクショウディープ:2歳時のヤングCSを勝ち、イレネー記念では最後詰まって逆転負け。その後半年休んで復帰3戦消化。勝ちきれないまでも好勝負しており、調子も徐々に回復。詰めの甘さが課題。
 10 テンノイノリ:3歳ランク20番目のこの馬まで出走権が回ってきた。重賞は初出走だが2歳時はAランクで上位馬とも互角の勝負をしている。障害は若干怪しいが勢いで越える。近走は掲示板に続けて入線。

まとめ:
  この世代は実に混戦模様だ。2歳時活躍馬がいずれも一息入っており、その間に力を付けてきた馬が絡むという展開。もっとも5年前のフジダイビクトリーはこのレースで初めて重賞に勝ってから本領を発揮しており、今後を占う意味でも重要なレースになりそう。また、前日の雪の影響で軽馬場は必至なだけに馬場適性にも留意したい。
  当欄の今回の本命はホクショウディープにした。休養明け以降は3戦しまだ勝利していないが、強い相手に互角の勝負をしてきており、そろそろ持ち前のスピードが生かされる時か。松井厩舎もこの馬に絞って勝負を賭けてきた感じだ。障害の崩れも少ない馬で、課題は最後の詰めだが、軽馬場で突き放せれば。
  相手はやはりマルミゴウカイ。当欄ではばんえい大賞典で本命にしていた馬で会心の勝利であったが、ここ2走ほどの負け方はやや気になる。当然巻き返すだろうが、様子を見すぎるような展開になると追いつけないリスクも。この2頭の一騎打ちと見る。
  これに続くのはツルイテンリュウか。前哨戦の小気味よい逃げが印象的。障害さえ切れればやはり怖い存在。軽馬場となればムサシブラザーの一発はないか。ここ何走かは厳しいレースが続いているものの、スピード勝負なら負けていない。先行争いに加われれば。穴狙いなら繰り上がりで幸運をつかんだサクラダイチの粘りも。
  その他では、キタノリュウキの安定性も見逃せないが、勝ちきるまではもっと決め手が欲しいところ。

はむ!の馬券狙いどころ:
  ちょっと負けが込んできたのでこのあたりでスパッと勝ちたいところ。今回はホクショウディープの頭を中心にマルミゴウカイとの2頭軸で絞っていきたい。
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単(2頭軸準マルチ) 9→1=2,8,5,4 1→9=2,8,5,4 合計16通り 各100円
  三連単(追加) 9→1→2,8,5,4,6,10 合計7通り 各100円
  三連単(追加) 9=1→2,8,5 合計6通り 各100円
  三連単(追加) 9→2,8,5→2,8,5,4 合計9通り 各100円
  枠複 2=8 400円 1=8,1=2 各300円
  (はむ!のワイドで勝負!) ワイド 5=1,2,8,9 8=1,2,9 合計7点 100円
  合計5,500円で勝負!

  今回の結果と回顧は、近日アップします。

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