はむ!のJBC2016-JpnIの予想
さて、今年も地方競馬の祭典JBCの季節がやってまいりました。地方競馬ファンとして、当欄でも例年と同様、3レースの予想(馬券購入)をしていきたいと思います。今年の舞台は4年ぶりの川崎。川崎競馬場は筆者は行ったことないのですが、今年、新しいショッピングセンターが競馬場内に完成したりして大変賑わっているようです。そこに地方競馬の大レースがやってきて大きな盛り上がりが期待されます。それでは早速JBC3レースを予想してみたいと思います。
2016年11月3日-川崎9R 第6回JBCレディスクラシックJpnI(15:10発走・ダ1600m・牝馬)
【はむ!の予想印】
◎ (14)レッツゴードンキ(J)
○ (2)ホワイトフーガ(J)
▲ (8)アムールブリエ(J)
△ (7)ララベル(大井)
注 (5)トロワボヌール(J)
注 (9)ブルーチッパー(大井)
地方応援:(1)トーセンセラヴィ(浦和)、(13)セイエスパーニャ(高知)、(10)ユッコ(岩手)、(6)プリンセスバリュー(大井)ら
【はむ!の見解】(個人的見解です。)
なんといってもJRA桜花賞馬レッツゴードンキの参戦が注目される。JRAの芝のレースで走っていた馬が交流重賞に初参戦する場合、ダートでその能力が開花する馬と、ダート適性もないのに稼ぎにきて惨敗する馬の両方だ。当欄ではこのレッツゴードンキを思い切って本命にした。父は実績のあるキンカメ、母の父は芝馬ながら長距離に強かったマーベラスサンデーとこの馬はむしろダート向きだったとも考えられる。ダート初挑戦、左回り実績イマイチ、その上大外枠と不利な条件は揃い、いきなりJpnI勝てるほど甘いものではないが、ここは地方を知り尽くした岩田騎手がなんとかするだろう。変に控えずスピードを生かしてどんどん行ってほしい。
相手には昨年の覇者ホワイトフーガを推す。喉鳴りの影響が心配されるが、川崎で2戦2勝。体型、脚質もいかにも交流重賞向きだ。前走はトップハンデ、定量戦に戻れば力は上か。アムールブリエも常に強い相手と上位で争っている。距離が短い感じもあるが自分のペースを作れれば問題ないだろう。あとはトロワボヌールは叩き2走目で変わってこれるか。他のJ勢タイニーダンサー、タマノブリュネットは上位勢とは力が一歩落ちる感じで、狙っても3着付けまでか。
期待の地方勢も例年よりチャンスはある。パワフルな走りのララベル、先行力のあるブルーチッパーの大井所属の2頭はいずれも前に行ける馬で、第4コーナーまではJRA勢相手でも見せ場はあるだろう。あとはどこまで粘れるか。地方8連勝中の浦和のトーセンセラヴィは注目だが相手関係的に厳しいか。これらを含め地方所属馬はもちろん全力で応援したい。
【はむ!の馬券狙いどころ】
ドンキはやはり初ダートでリスクがありすぎるので、軽めに。あまり人気しないようだと馬券的には魅力だが。馬券的な本戦はホワイトフーガからか。地方勢はララベル絡みを厚めに、他の地方馬は応援で複勝など。かなり幅広になりそう。
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
馬複 14=2,8,7,5 2=8,7 6通り
三連単 2→14,8,7,5→14,8,7,5 12通り
三連単 2→14,8,7→14,8,7,5,11,12 8通り
三連単 14,8→2=14,8,7,5 8通り
三連単 2,14,8→2,14,8→2,14,8,7,5 18通り
(以下地方所属馬応援)
(単勝+複勝)7,9,1
(複勝のみ)10
2016年11月3日-川崎10R 第16回 JBCスプリントJpnI(15:55発走・ダ1400m)
【はむ!の予想印】
◎ (1)ダノンレジェンド(J)
○ (6)ソルテ(大井)
▲ (2)ベストウォーリア(J)
△ (10)ドリームバレンチノ(J)
注 (5)レーザーバレット(J)
注 (12)コーリンベリー(J)
地方応援:(3)プラチナグロース(川崎)、(8)シークロム(岩手)、(11)オグリタイム(北海道)、(7)サトノタイガー(浦和)ら
【はむ!の見解】(個人的見解です。)
ここは地方競馬ファンなら何が何でも大井所属のソルテに期待せざるを得ない。JpnIのかしわ記念2着、JpnIIのさきたま杯優勝の成績が光る。いずれも強豪を破っての上位進出であり期待はふくらむ。フジノウェーブ以来の地方所属馬2頭目のJBC勝利なるか。注目だ。
しかし予想となると、そこはスペシャリストが並んだこのレース。簡単にはいかない。その中でダノンレジェンドが先行逃げ切りのチャンスだ。千四はこの馬には少し長い気がするが、高知の黒船賞を連覇するなど小回りの馬場で勝っており、忙しい流れにはむしろ合いそうだ。夏の盛岡のクラスターカップでの60kgを背負っての快勝は圧巻だった。軸として中心視。そして相手はやっぱりソルテ。ダノンレジェンドとは未対決。なんとか前に行きたいところだが、ダノンとはハナの奪い合いになることが予想され、行けなかった時に折り合えるかがカギ。それでも強いJRA勢相手で勝ってきており侮れない存在である。ベストウォーリアも常に上位で走っている馬。勝ち味に遅いところがあり昨年の南部杯以来勝ち星はないが、安定した力を発揮できている。あとは9歳馬ドリームバレンチノの熟練の走りも無視できないところ。レーザーバレット、コーリンベリーもそれぞれ実力馬だが、そこまで手を回せるか。
他の地方勢では、東京盃で最後3着に食い込んだ大井所属のプラチナグロースが好調。しかしさすがにこれだけメンバーが揃うとどうか。その他北海道のオグリタイムらは力の差がありそうだが応援したい。
【はむ!の馬券狙いどころ】
馬券としてはやはりダノンレジェンドから組み立て。割れているので手を広げ過ぎなければそこそこ付くだろう。ソルテはもちろん応援したいが馬券的には薄めにして勝てば拍手という形にしたい。
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
馬複 1=6,2,10 2=6 4通り
三連単 1→6,2,10→6,2,10,5,12 9通り
三連単 1→6,2→6,2,10 4通り
三連単 6,2→1=6,2,10,5 12通り
三連単 6,2→6,2,10→6,2,10 4通り
(以下地方所属馬応援)
(単勝+複勝)6,3
(複勝のみ)8,11,7
2016年11月3日-川崎11R 第16回 JBCクラシックJpnI(16:40発走・ダ2100m)
【はむ!の予想印】
◎ (9)アウォーディー(J)
○ (13)ノンコノユメ(J)
▲ (7)コパノリッキー(J)
△ (11)クリソライト(J)
注 (6)サウンドトゥルー(J)
注 (8)ホッコータルマエ(J)
地方応援:(3)ユーロビート(大井)、(5)サミットストーン(船橋)、(4)メイショウパーシー(高知)、(1)イッシンドウタイ(川崎)ら
【はむ!の見解】(個人的見解です。)
ダート馬のスターが勢揃い。JRA勢は6頭中5頭までがJpnI勝ち馬。今年の中央GIフェブラリーS勝ち馬モーニンが賞金不足で落選になるくらいだから相当高いレベルだ。その中で唯一JpnI初登場のアウォーディーの勢いがすごい。ジャングルポケット産駒で芝馬として走っていたが、ダートに転向してから開花し、ここまで負けなしの5連勝。相手は一気に強くなりどこまでやれるかというところだが、前哨戦の日テレ盃ではモーニンとのたたき合いを制して勝利。展開も自在に立ち回れそうで、この馬の方を選んだ武豊のマジックが冴えるか。相手にはノンコノユメを推したい。休養中にセン馬となりその影響が吉と出るか凶と出るか。気性の改善は図られるのでは。中央GIでも2着2回と掲示板を外しておらず持っている力は上。前が止まるような展開になれば。そしてJpnI3連勝でこのレース自体も3連覇を狙うコパノリッキーも無視はできない。展開的に当欄ではどうしても軽視してしまうのだが、最後二の足を使って逃げ切ってしまう粘り強さがある。あとはクリソライトが韓国コリアカップで快勝し一皮むけて帰ってきた。鞍上も海外で活躍する藤井勘一郎騎手で注目。スムーズに前に行ければ粘り込みも。そしてレジェンド・ホッコータルマエも勝ち星から離れているが衰えたわけではなく、大舞台では強いところを見せそう。昨年の東京大賞典馬サウンドトゥルーの追い込みも見落としはできない。しかし馬券的にどこかで絞らなければならず、勢いの差で後の2頭を押さえにまわさざるを得ない。
これだけJRAの豪華メンバーが揃うと地方勢はどうしても見劣りしてしまう。交流重賞勝ちのあるユーロビート、サミットストーンあたりが注目されるが、余程前が止まるような展開にならない限り厳しい。
【はむ!の馬券狙いどころ】
アウォーディーも全面信頼とまではいかないが他を見ても目移りするだけなのでここは絞っていきたい。ノンコノユメ相手なら少々配当もつくだろう。コパノリッキーにも散々やられてるのでなんとか押さえる。タルマエは敬意を表して応援馬券で。あと地方勢はやはり厳しいので連絡みは考慮せず、応援馬券のみで。
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
馬複 9=13,7,11,6 13=7,11 6通り
三連単 9→13,7,11→13,7,11,6,8 12通り
三連単 9→13,7,11→13,7,11 6通り
三連単 13,7,11→9=13,7,11,6 18通り
三連単 13,7→13,7,11→13,7,11,6 8通り
応援(単勝+複勝)8
(以下地方所属馬応援)
(単勝+複勝)3
(複勝のみ)1,5,4,12
以上JBC3レースの予想でした。
ついでに川崎最終12レースの重賞ローレル賞の予想は
◎(13)アップトゥユー(北海道)
○(1)ゴーフューチャー(船橋)
▲(9)ポジターノ(船橋)
△(4)スターインパルス(浦和)
馬複 13-1,9,4
で、あと佐賀から参戦の(10)オヒナサマに注目
馬券は、JRAを含む各種ネット投票で、中継はネット(keiba.go.jp)又はグリーンチャンネル、スカパーの南関東チャンネルで。南関東の方なら地上波のTVKテレビでもやるようです。筆者はグリーンチャンネルで応援します。
さて、当欄はばんえい中心のブログなので、レース回顧は基本的に行わない予定です。ただ、この6日(日)にはばんえい菊花賞(BG2)がありますので、そちらの方の予想を前日までにしますのでそこで簡単に馬券結果などに触れたいと思います。
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