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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2016年12月24日土曜日

【はむ!のばんえい競馬重賞予想2016】第45回ばんえいダービー(12/25)

はむ!のばんえいコラム
年末年始のばんえいと当ブログの予定
  2016年も大詰めに来ています。皆さんはどんな一年だったでしょうか。個人的には引っ越しその他いろいろあって競馬自体をやっている時間も減っていましたが、当ブログはなんとか細々と続けていけました。(馬券収支は散々でしたが)。来年ももちろん頑張りますし、永く続けられるとともに読者に楽しんでもらえるよう工夫していきたいと考えています。
  さて年末年始。JRAは有馬記念で一段落ですが、地方競馬は一番の盛り上がり時でもあります。ばんえいにとっても重賞、そして全国広域発売など。当ブログでも予想など頑張りたいと思います。年末年始のばんえい開催と当欄の予定を書いておきます。
 ★ばんえい重賞日程
  12月25日 ばんえいダービー(BG1)
  12月29日 ヤングチャンピオンシップ(BG2)
  1月2日 帯広記念(BG1)
  1月3日 天馬賞(BG1)
 ★当ブログの予定
  ヤングチャンピオンシップは前々日の27日に、帯広記念は1月1日に、天馬賞は2日に予想をアップする予定です。
  NHK地上波の正月バラエティー番組で放送される予定の1月1日の第1R(11:30発走)のレース見解を31日中にアップします。
  全国広域発売が行われる1月2日の全レース解説を、前日の1月1日までに行う予定です。
  1月2日は13時~17時までTwitterに張り付き応援を考えています。一緒に予想などを楽しみましょう。
  さて今週の重賞は、3歳クラシックのクライマックス、ばんえいダービーです。早速予想いきます。
   
はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第45回ばんえいダービー(BG1)
(2016年12月25日(日)19:05発走 帯広10R ダ200m 3歳オープン定量)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
  アアモンドヒューマ せん3 720 藤野俊 金山明 鹿毛 追
父ヒカルイットウセイ
プレザントウェー 牡3 730 渡来心 久田守 鹿毛 逃
父タカダヤジェット
  ホクトノホシ 牝3 710 村上章 村上慎 鹿毛 先
父ナリタビッグマン
  フウジンライデン 牡3 730 島津新 岩本利 栗毛 追
父カゲシュウホー
アラワシキング 牡3 730 船山蔵 西邑春 鹿毛 追
父トウリュウ
マルミゴウカイ 牡3 730 藤本匠 槻舘重 鹿毛 差
父ダイエイヒーロー
  ツルイテンリュウ 牡3 730 大河和 山田勇 鹿毛 先
父トウカイカップ
キタノリュウキ 牡3 730 工藤篤 村上慎 鹿毛 先
父カネサテンリュウ
ホクショウディープ 牡3 730 鈴木恵 松井浩 青毛 先
父サカノリキマル
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。
 (予想印、脚質ははむ!の主観による目安です。)

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
  3歳クラシック最終戦。ばんえいの場合、帯広単独開催以降は「ダービー」は年末に行われることとなり、最高峰のレースでかつクライマックスを迎えることとなる。そして定量戦なので実力の差がはっきり出るレースでもある。過去10年間は1番人気の成績が(5,2,1,2)優勝馬はすべて4番人気以内、ここ5年に絞ると必ず1番人気ないしは2番人気が優勝しているなど、波乱が少ない。他のデータでは、連対馬は必ずばんえい菊花賞に出走しているというのがある(勝利していなくても可)。また、上位はイレネー記念の上位馬が占める。つまり上がり馬では難しく、ある程度実績を積んできた馬が有利ということだろう。牝馬は以前は4連覇するなど強かった時代もあったが、帯広単独開催以降は1頭も出ていない。菊花賞では牝馬の活躍も見られるだけに、やはり定量戦という条件がものを言っている。
  今年は、クラシック第1弾のばんえい大賞典を勝ったマルミゴウカイ、第2弾のばんえい菊花賞を勝ったにツルイテンリュウに対し、2歳時に活躍したホクショウディープ、フウジンライデン、さらにはオークス馬ホクトノホシと重賞タイトルを持つ馬が出そろい、3歳王者決定戦にふさわしいレースが期待される。
各馬寸評:
 1 アアモンドヒューマ:3歳ランキングでは11番目の馬。過去唯一出走した重賞ばんえい大賞典でも繰り上がり出走ながら5着に入る健闘を見せている。この時は初めから後方待機の作戦を取り、着を拾いに行くレースであった。今回も基本的には自分のペースを守り切る作戦でいくだろう。セン馬の10kg減はメリット。
 2 プレザントウェー:重賞は時々顔を出しているが善戦止まり。しかし近走は連続で掲示板内を確保するなど調子自体は上昇している。重量適性はまだ未知数だが、スピードに乗っていきたいタイプでできれば軽馬場が望み。今回はもしかしてハナを奪いに行く可能性も。障害も悪くないのであとはどこまで粘れるか。
 3 ホクトノホシ:オークスでは9番人気での勝利であっと言わせたが、振り返ってみると最初から最後までしっかり走りきり、力は持っているところを見せた。障害も上手い。今度は相手が牡馬も含む世代トップの馬が並びそう簡単にはいかないが、馬格も決して見劣りしない馬で、しっかりついて行ければ善戦以上もあり得る。
 4 フウジンライデン:2歳時は差し脚と勝負強さを見せ、8番人気だったイレネー記念の勝利を含め重賞2勝。その後8か月の休養。復帰後2戦は馬体重が大きく減ってまだ十分走れる状況ではなく最下位となったが、叩き3走目で変わり身を見せるか。馬体の回復度合いがポイント。ライデンロックに続く兄弟ダービー制覇に期待。
 5 アラワシキング:出られる重賞は欠かさず出ている。イレネー記念では2着に入る健闘を見せている。他馬をじっくり見て後ろから切れ味鋭くまくっていくのがこの馬の型。近走は序盤から大きく他馬に置いて行かれるような苦しいレース展開が多いが、力はある馬。ダービーとなって一気の変わり身を見せることができるか。
 6 マルミゴウカイ:2歳時は馬体も気性も成長途上で力不足であったが、3歳になって急成長、一冠目のばんえい大賞典を快勝。その後は逆に追われる立場となり厳しいレースが続いたが、経験を積んでさらに充実してきた。菊花賞では端枠など不利な条件もあって最後は差されたが、障害力を含め安定度は増してきている。
 7 ツルイテンリュウ:前月のばんえい菊花賞では積極的なレース運びとこの馬の持ち前の切れ味が生きて快勝。それまでが目立たない存在だったが、ここで一気に開花させた。古馬との対戦では自分のペースが作れず苦戦しているが、同世代戦の流れなら他馬も苦しむ分しっかり走れる。軽馬場ならさらに持ち味を生かせそう。
 8 キタノリュウキ:既に1100kgを越える大型馬。荷物を運ぶ力は十分に持っておりながら、決め手に欠けるところがあり無冠に甘んじている。ただ荷物が重くなればなるほどこの馬の力の発揮できる場面が増えそう。スピードのある馬たちに惑わされずしっかり踏み込んで行ければ上位馬には全く引けを取らない。
 9 ホクショウディープ:2歳時ヤングCSでの快勝が印象的。それ以降は一息入れたこともあって実績は少ないが、それでも古馬勢とのレースでも渡り合い、復帰後はすべて3着以内に入っている。いつも好勝負するが最後の詰めが甘く勝ちきれない部分がある。ツルイテンリュウとはデビュー戦で2着に敗れて以降常にライバル関係。

まとめ:
  定量戦なので重賞タイトルを持つ上位馬が一歩リードではあるが、昨年とは全く違い群雄割拠の世代。未だ飛び抜けて強い馬はいない状況で展開次第で順位は変わりそう。週半ば大雪が降っており馬場状態にも留意。
  当欄では今回もホクショウディープとマルミゴウカイの一騎打ちと見ている。当然この2頭で決まるほど簡単にはいかないが、上位評価して軸にするならこの2頭。双方全く互角で悩んだが、古馬とも互角に戦い総合力で勝るホクショウディープの方を本命にした。障害も悪くないし、降りてからのスピードに加え、イレネー記念の反省から最後まで走りきるスタミナを付けてきている。やや軽めの馬場も味方しそう。ただ外枠に入り不安定な一面もあるので、全面信頼は危険かも。
  マルミゴウカイももちろん負けてはいない。近走は着外に沈んでいるものの相手は古馬Aクラスの上位馬、そこで大きく離されてはおらず、むしろ揉まれてきた分勝負根性をつけている。あとは初めての重量でのスタミナが課題か。当欄では差の無い対抗とした。
  上述の2頭が抜け出していると見るが、展開により2頭の間に割って入る馬が出る可能性はある。イレネー記念3着のキタノリュウキは大きな馬体を生かして安定感を感じさせる。最後まで粘り強く走れるのも強み。重賞未勝利なので意地を見せたいところ。ズブい面があるので意欲的に行ってほしい。ばんえい菊花賞を勝ったツルイテンリュウも切れ味は抜群で侮れないが、菊花賞の時は展開がうまく嵌まりすぎた感があり、ここは馬券的な妙味も含め他の馬を物色したい。その中では上がり馬のプレザントウェーは先行力を持っており、他馬が苦しめば逃げ込みもあり得る。
  他ではイレネー記念など重賞2勝のフウジンライデンは長期休養で相当調子を落としていたが、元々は力のある馬。2走を叩いて変わり身を見せる余地はある。但し馬体が戻っていることが条件。その他では実績のあるアラワシキングあたりが起死回生の一発を狙う。当欄では実績を重視しこの馬に注マークを付けたい。

はむ!の馬券狙いどころ:
  さあ、年末年始の重賞4連発。資金をつなげる意味でもなんとか当てて行きたいところ。今回は上位2頭の一騎打ちと見るが、菊花賞の時のように出し抜けを食らわす馬が出ればきつい。最近は三連単の負けをワイドでなんとかカバーしているといった状況が続いている。なんとか収支プラスに持って行きたいのでワイドもさらに厳しいところ(アラワシキング、ホクトノホシ)を狙いに行く。
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単(2頭軸マルチ) 9=6=8,2,5,7 合計24通り 各100円
  三連単(追加) 9=6→8,2,5,7,4,3 合計12通り 各100円
  三連単(追加) 9→6→8,2,5,7 合計4通り 各100円
  三連単(追加) 9→8,2,5,7→6 6→8,2,5,7→9 合計8通り 各100円
  (はむ!のワイドで勝負!) ワイド 5=9,6,2,3 3=9,6,2 合計7点 100円
  合計5,500円で勝負!

  今回の結果と回顧は、近日アップします。

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