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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2016年12月27日火曜日

【はむ!のばんえい重賞回顧】第45回ばんえいダービー(2016/12/25)

ばんえい重賞レース回顧
第45回ばんえいダービー(BG1)-2016年12月25日-10R 200m直 晴 2.3%
  1着○(6)マルミゴウカイ(藤本匠)1分49秒9
  2着◎(9)ホクショウディープ
  3着 (7)ツルイテンリュウ
単勝 6 260円 馬単6-9 530円 三連単 6-9-7 1,320円
 ※結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印です。)

  ばんえいの3歳クラシック最高峰、第45回ばんえいダービーは、2番人気マルミゴウカイが直線で他馬を突き放して勝利。ダービー馬の勲章を手にした。重賞はばんえい大賞典に続き2勝。
  この週半ばの大雪とその後の寒気の影響あったものの、ロードヒーティングや手入れが行き届き、馬場状態は重くも軽くもなく各馬が力を発揮できる状況であった。
  レース前半からマルミゴウカイ、ツルイテンリュウ、ホクショウディープと外枠に入った有力馬勢が前に出て行って、中間は牽制し合いながらも激しい主導権争い。第2障害手前までも有力各馬が先着。ここまで1分弱の中間ペース。第2障害はホクショウディープが最も先に仕掛けるも7分目あたりでストップ、その間にマルミゴウカイがひと腰で障害を抜け、ホクショウディープもすぐ立て直しこれを追う。さらにツルイテンリュウが差がなく障害をクリア、やや遅れてキタノリュウキが続いた。しかし降りてからの脚色はマルミゴウカイが最も良く、ホクショウディープも激しく追うが差は詰まらず、マルミゴウカイがそのまま2馬身ほどの差をつけてゴール。終わってみれば強い勝ち方であった。ホクショウディープは最後厳しくなったが2着。3着争いは前を追っていたツルイテンリュウが最後一杯になるところを、後ろからじわじわキタノリュウキが迫っていってゴール通過はほぼ同時。写真判定の結果ツルイテンリュウが3着に残り、キタノリュウキは4着だった。5着には追っていたプレザントウェーが入った。

次走へのひとことメモ
  マルミゴウカイ(1着):終わってみればこの馬の強さが際だった勝利であった。菊花賞の惜敗以降さらに力をつけてきていて、今回は藤本騎手ともども自信を持って走った印象。意欲的なレース展開で勝利を引っ張り込んだ。障害の上手さもこの馬の強みであるといえる。今後更に成長する余地も感じる。これでオープン入りして古馬一線級の壁にはぶつかりそうだが、できる限り対決して揉まれて力をつけていってもらいたい。目標は来年の4歳馬戦線ということになり一旦一息入れるだろうが、ファンとしては3月のチャンピオンカップあたりを狙ってほしいところ。
  ホクショウディープ(2着):ライバルのマルミゴウカイとの一騎打ちに持ち込み、この馬の持ち味は十分発揮できた。障害で一歩止まった分だけ遅れを取った形になったが、これは計算済みであったのだろう。立て直しは早かった。強いて言うなら突然の騎手乗り替わりと大外枠に入ったことで少しだけ歯車が狂ったか。決して力負けではない。今後クラスは据え置きで古馬との対決をこなしながら、来年度へ向けて力をつけていきたいところ。
  ツルイテンリュウ(3着):今回も菊花賞同様積極的な走りで攻めの姿勢は出ていた。たださすがに有力馬を意識しすぎたのが、少しオーバーペースになったかもしれない。そのせいか障害でややぎこちない仕草を見せ、最後の直線ではかなり厳しくなった。それでも3着まで粘ったところはこの馬と騎手の持っているセンスを感じる。今後の目標は他馬と同様だが、古馬との対戦ではまだ成績が上がっていないので、このあたりから力をつけたい。
  キタノリュウキ(4着):良くも悪くもこの馬らしいレースであった。大型馬だけにややズブい面が出てしまうのは仕方ないが、走りの安定さは抜群、障害も上手い。しぶとさがあり最後は3着直前まで迫った。今後負担重量が増えると逆にこの馬の出番となるだろう。次開催はB1クラスに昇級するが十分戦える。
  プレザントウェー(5着):穴人気していながら追走一杯ではあったが、障害などで崩れることもなく、この馬なりの力は発揮できたのではないか。さらに先行力を付けていきたい   その他では、アラワシキング(6着)は自分の調子に合わせ後方からの競馬に徹したようだ。調子がさらに戻れば鋭い追い込みの脚が期待できそう。フウジンライデン(7着)もまだ完調には遠い感じだったが、前を追う意欲はみられており、馬体が回復すればまた強さを発揮する可能性も大きい。

はむ!の予想結果
  これは安い。今年はよく当たってるのにマイナスは増えていくばかり。要するに取りガミ。当てに行くのはいいが9頭立てで三連単を何十通りも買っている時点で初めから負けているようなものだ。本当に買い方を考え直さなければ。しかし三連単はズバリ当たったときの気持ちよさがあってそれが醍醐味ということもある。ただオッズはもっとチェックすべきなのかも。

  今回収支 -2,860 (配当)2,640 (投入)5,500
  (今年度累計)-36,290

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2016データ・馬券成績表)

  次回重賞はすぐ、変則開催の12月29日(木)、今年最後の重賞、2歳の重賞ヤングチャンピオンシップ(BG2)です。筆者は28日~29日は外出のため、27日中に見解を書ければと思います。

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