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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2018年10月29日月曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】回顧・第39回北見記念(10/28)

ばんえい重賞レース回顧
第39回北見記念(BG2)-2018年10月28日-10R 200m直 曇 2.1%
  1着○(4)コウシュハウンカイ(藤本匠) 2分08秒2
  2着注(7)オレノココロ
  3着◎(6)センゴクエース
   単勝 2 320円(2番人気) 馬複 4-7 380円 三連単 4-7-5 1,770円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい古馬重賞、四大記念競走第3弾の第39回北見記念は、2番人気のコウシュハウンカイが終始リードを保ち、追う各馬を振り切ってこのレース連覇。重賞は今シーズン3勝で通算10勝目。藤本匠騎手はこのレースは7勝目で通算68勝目。

レース振り返り
  この日の帯広は概ね晴れたものの、前日のまとまった雨の影響で、時計の出る軽馬場だった。
  レースは、軽馬場といえども850kgを越える荷物を引っ張る高重量戦だけあって初めはゆったりしたペース。フジダイビクトリー、ホクショウディープあたりは第1障害でもやや苦戦。各馬早めの刻みを入れる中で、コウシュハウンカイが少しずつ前に出て先頭へ。オレノココロがこれを追いかけ、1,2障害の中間あたりではフジダイビクトリーも前に追いつく、センゴクエースとソウクンボーイあたりがその後方に続く。第2障害に近づくに従って、前を行くコウシュハウンカイにフジダイビクトリーらが近づき徐々にペースが速まる。障害手前にはコウシュハウンカイが先着し、フジダイビクトリーがすぐ後ろにつく、ここまで65秒。続いてオレノココロ、センゴクエースと続くが、そのころにはコウシュハウンカイが仕掛けはじめており、踏ん張りながら障害をひと腰でクリア、フジダイビクトリーの方は第2障害でストップ、二の腰が入らない。次に仕掛けたオレノココロ、センゴクエースもひと腰めはストップ。その間にコウシュハウンカイはどんどん前を進む。オレノココロがふた腰めに障害を越えて2番手、センゴクエースも一歩遅れて3番手で越えたころにはコウシュハウンカイは残り30m地点へ。10馬身ほど離れていた。フジダイビクトリーは遅れて、後から来たシンザンボーイとほぼ同時に障害を越えて、4~5番手争い。逃げるコウシュハウンカイは残り20mあたりから徐々にスピードが緩み、そこにオレノココロが激しく追って差を詰めていく。センゴクエースも2馬身差ほどで続くが脚色はオレノココロと同じ。残り10mあたりで2~3馬身差、さらにオレノココロが激しく詰めるが、コウシュハウンカイはスピードは落ちても最後までしっかり歩ききってゴールを駆け抜けた。1番人気のオレノココロは最後は1馬身差くらいまで詰めたが届かず2着。結局は強い8歳2強のワンツーで決まる形となった。センゴクエースは前を詰められるような流れにならずそのまま3着に入った。後続は大きく離れてフジダイビクトリーとシンザンボーイが4着争い。最後はフジダイが4着に粘った。

次走へのメモ
コウシュハウンカイ(1着):岩見沢記念で出走取消となり、レース間隔が開いたのでいきなりの高重量戦がどうかと思われたが、心配は全く無用であった。馬体重の変動もなく体調も回復。馬場が軽くなったことに加え、絡む馬もいなくて楽に前に行けたことがこの馬向きの展開になったということだろう。障害も実に上手く、最後ゴール前で緩んでもセーフティリードがあった。次の目標だが、この馬はおそらくドリームエイジカップの出走権がないので、正月の帯広記念に絞って調整していくことになるだろう。体調さえ維持できれば勝つ確率は高い。
オレノココロ(2着):軽馬場で端枠であったが、少頭数のレースで左側が開いており、楽に好位置に付けられた。体調は完璧ではないように見えたが体重が戻ってきており、力は出せる状態であった。今回は勝ち馬の流れだったので、2着に甘んじたが今の状態からは好走と言える。今後、この馬の持ち味を発揮する時が来る。次の大きな目標は帯広記念だが、ドリームエイジカップも取りに行くか。
センゴクエース(3着):軽馬場は苦手ではないはずだし、走れる条件は揃っていたが、どうしても後手に回ってしまう。またもやこの馬が勝ちきれない流れとなった。コウシュハウンカイはともかくオレノココロに先に降りられては勝てない。障害もなんとか越えたというところで力負けのイメージ。次は連覇を狙うドリームエイジカップ。なんとしても勝ちたいところ。
フジダイビクトリー(4着):馬場的には走れる状況であったが、今回は第1障害から引っかかり、第2障害ではさらに苦戦と、障害で良いところがなかった。好調時は踏ん張って力で上がっていく力強さがあっただけに、足腰が厳しくなってきているか。衰えとは思えないが。さしあたり少し軽めのドリームエイジカップで巻き返したい。
シンザンボーイ(5着):勢いでの上位食い込みも期待したが、この馬としてはまずまずといったところだろう。切れ味を見せるにはやや荷物が重かったか。ただ後方ながら障害はしっかり越えてきており、経験値を重ねている部分は見えた。ドリームエイジカップあたりで持ち味を出せるか。
  その他では、ソウクンボーイ(6着)は序盤に前を伺うなど、なんとかしたいという工夫は見られたが流れが速くなり結局は置いて行かれる形となった。ホクショウディープ(7着)はまだこの体が戻りきってなくて、このメンバーではさすがに厳しい。経験を積んでいく段階か。

はむ!の予想(馬券)結果
  (通常分)今回 -3,060   (配当)540 (投入)3,600
  (単複・ワイド)今回 -1,700    (配当)0 (投入)1,700
  今年度累計 -21,870 (10/28現在)
    通常  -12,450 (配当 33,450 - 投入 45,900)
   単・ワ  -9,420 (配当 8,080 - 投入 17,500)
  センゴクを深追いしていることもあるが、単勝狙いをするようになってから本命がどうしても1着に来ず、そこが苦戦の要因の一つとなっている。コウシュハも○にはしていたので、本来ならコウシュハの頭も買っておきたいところだったが。オレノココロまで手は回ってなかったか。配当も安かったので悔しさはそれほどない。重賞が続くし、気持ちは次に行っている。(それが泥沼に進んでいるような・・)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2018データ・馬券成績表)

  重賞は今週を含め3週連続。次は11月4日、ばんえい3歳三冠レースの第2弾・ばんえい菊花賞です。予想はいつもどおり前日までには書きたいと思います。また、平地競馬ですが、同じ11月4日に地方競馬の祭典、JBC3競走が、今回はJRA京都で行われます。こちらの予想も毎年やってますので、今年も簡単ですが当欄で触れられればと思います。

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