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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2020年9月29日火曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2020】回顧・第28回銀河賞(9/27)

ばんえい重賞レース回顧
第28回銀河賞(BG2)-2020年9月27日-11R 200m直 曇 2.2%
  1着◎(5)メムロボブサップ(阿部武) 1分43秒3
  2着▲(7)アオノブラック
  3着△(9)インビクタ
   単勝 5 130円(1番人気) 馬複 5-7 250円 三連単 5-7-9 2,260円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○等は、はむ!の当初予想印)

  ばんえいの4歳三冠レース第2弾の第28回銀河賞は、3歳三冠馬で今回も1番人気のメムロボブサップが障害2番手から直線で逆転し、トップハンデをもろともせず快勝。柏林賞に続き4歳二冠目となった。重賞は7勝目。阿部武臣騎手は銀河賞3勝目、今季は柏林賞で同馬で勝って以来重賞2勝、通算26勝、坂本東一調教師はこのレース初制覇で今季重賞2勝、通算13勝。

レース振り返り
  帯広は金曜日から土曜日にかけて雨が降り続いた。気温も低く、日曜日は雨は降らなかったものの乾燥は緩やかで、2%以上の軽馬場で推移していたた。
  レースは、ほぼ揃ったスタート。直後にコマサンブラックとサクラドリーマーがやや控え加減。第1障害を越えてからは、ギンノダイマオーが飛び出し、アオノブラックそしてメムロボブサップが差なく付いて行った。先行すると思われたダイリンファイターとインビクタはその後ろに位置。軽馬場ということもあり先頭集団は1,2障害の中間あたりまで止まらずに進んだ。その後各馬小刻みに止まったり動いたりを繰り返し、そのあたりからメムロボブサップも早めに前に付けギンノダイマオーと2頭で先頭争い。2,3馬身離れてアオノブラックとインビクタがやや控える形となり、他馬もこれに追いついた。第2障害手前にはギンノダイマオーがわずかに先着、程なくメムロボブサップが到着。ここまで51秒とやはり重量の割には速いペース。3番手以下アオノブラック、インビクタそしてコマサンブラックらも次々と集まった。
  最初に障害を仕掛けたのはギンノダイマオー。しかし坂の5分どころでストップ。それらを見るようにメムロボブサップとアオノブラック、インビクタがほぼ同時に障害に挑戦。最もスムーズに越えたのがアオノブラック。そしてインビクタとメムロボブサップが半歩遅れてこれに続き、一歩遅れてコマサンブラック、さらに遅れてダイリンファイター、コマサンエースと続いた。後の馬は障害で立ち止まるなど苦戦した。
  先頭は、一瞬の切れ味でアオノブラックが先頭に出たが、メムロボブサップがすぐに追いつき、2頭が並んだ。インビクタはやや置かれたものの1~2馬身ほどの差で離されないように前について行く。コマサンブラックも追うがインビクタと同じような脚色。先頭争いは残り30mあたりでメムロボブサップが一歩前に出た。アオノブラックも懸命に追うが少しずつ差が広がっていく。そして、メムロボブサップは最後まで緩むことなく進み、最後はアオノブラックに1馬身差を付けゴールを駆け抜けた。アオノブラックもそのまま走りきり2着を確保。3着争いは2馬身ほど離れてインビクタが歩ききってコマサンブラックの猛追をかわし3着。半馬身差で2番人気まで押し上げられていたコマサンブラックが4着に入った。当欄で対抗としたコマサンエースは最後までしっかり走ったが5着までであった。

次走へのメモ
メムロボブサップ(1着):トップハンデということを考えれば着差以上の快勝。軽馬場を見越して前半から積極的に前に行き、障害にも余裕を持って臨めた。直線に入りアオノブラックに先に行かれても慌てることはなくじわじわ詰めて、さらりとかわしていくような走りは、正に自信の表れと言えよう。馬体重も増加していたように調子も良かったようだ。今後は、三冠のかかる正月の天馬賞が当面の最終目標となるが、それまでどのような調整を図るか。11月のドリームエイジカップあたりで古馬と相まみえても十分勝負になりそうだが。
アオノブラック(2着):この馬としては申し分のない走りをしている。序盤から終盤まで終始一定のペースで走れたし、障害の捌きも最もスムーズであった。一旦は先頭に立ち見せ場は作った。敗因はほとんど考えられず、勝ち馬に完璧に走られたということであろう。10kgの体重減はあったが体調は悪くなさそうだった。今後はさらにレース経験を積みつつ、天馬賞では一矢報いたいところ。
インビクタ(3着):今回も無理に前に行かず自分のペースに徹したことが、最後の粘りにつながった。ここ数戦は慌てて障害などでミスが出たりしていたが、本来決して障害苦手ではないはずであるし、落ち着いて走れば、上位で勝ち負けできるだけの力は十分持っているといえる。今度も世代戦や特別戦で活躍できそう。
コマサンブラック(4着):ここ数戦の上昇度から2番人気に押し上げられ期待されていた。この馬なりの走りはできたと思われるが、やはり重賞ともなるとペースが違い、前半でもなんとかついて行ったというイメージ。直線も不発であった。ただこれから経験を積み上げてくればさらに強くなる余地はある。
コマサンエース(5着):やはり重賞初出走ということで、軽ハンデとは言っても初めての700kg台の荷物を引っ張りながらでは、ついて行くのがやっとというところであった。それでも落ち着いて障害をクリアし、最後まで走りきって掲示板内に入ったのは良しとすべきところか。今後の成長に期待。
  その他では、ダイリンファイター(6着)はやはり前に行けなかったことで力を発揮できなかった。最内枠も有利ではなかったか。サクラドリーマー(7着)は序盤から位置取りが後ろすぎて自慢の末脚を出す場面もなかった。ギンノダイマオー(8着)は久々に果敢に攻めたが障害で力が入らず取り残された。ジェイエース(9着)は体調自体がまだ戻っていないイメージ。

はむ!の予想(馬券)結果
  的中 三連単 5-7-9 2枚、枠複5-7 4枚、単勝 5 8枚
  ボブサップは横綱相撲だったね。アオノブラックに障害を先に降りられても逆転できる安心感があった。薄めにしたアオノブラックに粘られたので馬券的には堅くなってしまったが、インビクタが粘ってくれたので、なんとかわずかながらのプラス配当に持って行けた。でも今シーズンのトータルはまだマイナスのままなので、次回でなんとか浮き上がりたい。
  今回収支 +1,060
   (通常分) +1,520  (配当)5,720 (投入)4,200
   (単複・ワイド) -460  (配当)1,040 (投入)1,500
  今年度累計 -570(9/27・銀河賞終了時点)
   (通常分) +3,380 (配当 42,680 - 投入 39,600)
   (単複・ワイド) -3,950 (配当 9,950 - 投入 13,900)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2020データ・馬券成績表)

  次の重賞は3週間後の10月18日(日)、今年度初めての2歳重賞、ナナカマド賞(BG3)です。予想は前日までにアップしたいと思います。

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