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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2019年2月26日火曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2019】回顧・第40回チャンピオンカップ(2/24)

ばんえい重賞レース回顧
第40回チャンピオンカップ(BG2)-2019年2月24日-10R 200m直 晴 1.1%
  1着△(3)メジロゴーリキ(西謙一) 2分07秒0
  2着○(1)オレノココロ
  3着 (6)マツカゼウンカイ
   単勝 3 630円(4番人気) 馬複 1-3 690円 三連単 3-1-6 8,920円
 ※その他の払戻金を含み、結果は必ず主催者又は地方競馬情報サイト(KEIBA.GO.JP)を参照ください。
  (◎○▲等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえいの今年度の重賞優勝馬による一戦、第40回チャンピオンカップは、4番人気の5歳馬メジロゴーリキが積極的なレースを展開し逃げ切り、今年正月の天馬賞に続き重賞3勝目、古馬重賞は初優勝となった。西謙一騎手も天馬賞に続く重賞制覇で今季2勝、通算7勝目。

レース振り返り
  帯広はこの期間雪がほとんど降っておらず、当日も昼間はプラス気温、かなり乾燥した力のいる馬場であった。
  レースは、ややばらついたスタート。第1障害越えたあたりからメジロゴーリキ、ミノルシャープあたりの若馬勢が飛び出していき、中枠からマツカゼウンカイ、外からマルミゴウカイがこれに付いて、オレノココロ、コウシュハウンカイらの古馬勢はこれらの様子を見るように進む。各馬刻みが入る中、1,2障害中間あたりからメジロゴーリキが意欲的に他馬を引き離しにかかり、2,3馬身リードして、そのまま先頭で第2障害手前へ、ここまで60秒強と中間ペース。
  メジロゴーリキがじっくり溜めている間に追ってきたのがマツカゼウンカイ、その後オレノココロ、コウシュハウンカイ、ミノルシャープ、マルミゴウカイと相次いで到着したところで、メジロゴーリキとマツカゼウンカイがほぼ同時に障害を仕掛ける。マツカゼウンカイは坂の7分目程度で立ち止まるが、メジロゴーリキは止まらずに力強く坂を登り切り先頭で最後の直線へ。その間、障害では次にミノルシャープが坂に挑んだが中腹手前で膝折、オレノココロら他の各馬も相次いで挑戦するが、いずれも坂の中間で一旦は立ち止まる。その間にマツカゼウンカイが力を入れ直し障害を越えこれが2番手で前を追う。オレノココロもすぐに立て直しふた腰めで障害を越え3番手で前を追う。後は大きく遅れた。
  先頭を行くメジロゴーリキは残り30mを切っても快調に飛ばし、4,5馬身離して、逃げ切り態勢へ。後続は、オレノココロがじわじわ加速、マツカゼウンカイを抜いてさらに前を追うが、荷物が重いのか少しずつしか詰まらない。メジロゴーリキは残り10mを切ったあたりでさすがに緩んでくるが、それでもセーフティーリードがあった。止まることもなくそのままゴールを駆け抜けた。オレノココロは敗れたが、最後2馬身差まで迫って2着を確保。マツカゼウンカイもスピードは落ちたものの、最後まで止まることなく3着に粘り込んだ。当欄で狙ったマルミゴウカイは障害で遅れ、最後の直線ではしっかり追っていたが4着が精一杯だった。2番人気の実力馬コウシュハウンカイは終始後手に回り障害も一苦労で5着に終わった。

次走へのメモ
メジロゴーリキ(1着):ダービー、天馬賞とタイトルを取ってきたが、ここでさらに本格素質開花と言っても良いだろう。古馬一線級がハンデがあったとはいえ、力のいる馬場で荷物も800kgを超しており、5歳の若馬にはまだ過酷な条件、そこを障害をひと腰で越え逃げ切るのだからかなりの力の持ち主だ。今後さらに強くなる要素はある。馬体重が減っていたが、これは絞れて動きが良くなったと考えられる。さすがに5歳でばんえい記念は出ないと思われ、一旦立て直して、次の狙いは年度明けのオッズパーク杯あたりか。
オレノココロ(2着):850kgを引っ張りながらも、きっちり好位につけ、障害も崩れはなく、最後の切れ味も見せて、この馬としてはほぼ完璧なレース運びであった。今回は勝った軽ハンデのメジロゴーリキに上手く逃げ切られたということであろう。馬体重が久々に1200kgに達し、いよいよばんえい記念モードに入ったと言える。
マツカゼウンカイ(3着):これまで中団に控え直線で勝負するタイプだったが、取り残される懸念もあるとして、今回は積極的に前に行くレースを展開した。その分だけ障害も慌てずに進め、最後の直線でもしっかり走り切れる結果となった。こういうレースができたことは今後に生かされそう。まずは2週間後のポプラ賞が目標か。
マルミゴウカイ(4着):ひところ体調を崩していた時分を思うと良くなったと言えるが、まだ十分ではなかった。障害も今一歩であった。大外でかつ隣に牝馬が入る枠順的なものと、重馬場も影響したか。このあとの狙いはいろいろあるが、まずはオープン特別戦あたりで勝ち癖をつけたい。
コウシュハウンカイ(5着):安定した走りがモットーのこの馬が今回は終始後手に回っており、この馬本来の力強い走りが見られなかった。重馬場などが影響したのもあるが、本番のばんえい記念に向けてやや心配な面が感じられる。立て直しが期待されるところ。
  その他では、4歳馬アアモンドグンシン(6着)はやはり相手が強かった、持ち味は出せなかったものの崩れはなくまずまず走れたのではないか。ミノルシャープ(7着)は障害で崩れて万事休すといったところ。やや焦ったか。牝馬勢はハンデをもらっていたがやはり力の差があった。

はむ!の予想(馬券)結果
  (通常分)今回 -4,400   (配当)0 (投入)4,400
  (単複・ワイド)今回 -1,180   (配当)220 (投入)1,400
  今年度累計 -17,260 (2/24・チャンピオンカップ終了時点)
    通常  -4,420 (配当 88,480 - 投入 92,900)
   単・ワ -12,840 (配当 21,060 - 投入 33,900)
  本命にしたマルミゴウカイが4着、ノーマークのマツカゼウンカイが3着に入り、またまた大外れ、わずかなワイドの1点だけがスズメの涙のように引っかかったというところ。スパッと諦めればいいのだけど、印を打った馬が1,2着に来ると馬複あたりでなんとかならなかったものかと思ってしまう。今年度の重賞はあと3つ。なんとか少しでも取り戻したい。

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2018データ・馬券成績表)

  3週続きの重賞第2弾、3月3日、明け3歳世代の最高峰のレース、イレネー記念(BG1)です。予想はいつもどおり前日までには書きたいと思います。

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