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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2020年3月14日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2020】重賞予想・第41回ポプラ賞(3/15)

  年度末4週連続の重賞シリーズもクライマックスに近づいてきました。来週はいよいよ大一番ばんえい記念があります。残念ながら今年度は最後まで無観客レースとなってしまいましたが、ネットによる視聴や馬券購入などで盛り上げていきたいと思います。まず今週の重賞、明け4歳と5歳の対抗重賞ポプラ賞にチャレンジしましょう。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第41回ポプラ賞(BG3)
(2020年3月15日(日)18:05発走 帯広10R ダ200m 4・5歳選抜別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
  インビクタ 牡4 750 島津新 松井浩 青毛 逃
4歳5位
アオノブラック 牡4 780 西謙一 金田勇 鹿毛 差
4歳2位
  アフロディーテ 牝5 770 西将太 西弘美 栗毛 先
5歳5位
  コウシュハレガシー 牡5 790 藤野俊 平田義 栗毛 先
天馬賞
ミスタカシマ 牝5 770 鈴木恵 槻舘重 栗毛 先
柏林賞など
キタノユウジロウ 牡5 790 松田道 村上慎 栗毛 差
銀河賞など
  ギンノダイマオー 牡4 750 藤本匠 松井浩 芦毛 先
4歳3位
ジェイエース 牡4 750 阿部武 山本正 栗毛 追
4歳4位
アアモンドグンシン セン5 810 長澤幸 小林長 鹿毛 逃
5歳1位
 ※脚質ははむ!の主観。出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

「ポプラ賞」の概要と傾向
  年度末の連続重賞シリーズの第3戦は、4歳、5歳世代対抗重賞のポプラ賞。夏のはまなす賞に並ぶばんえいならでは出走条件で、それぞれの世代の重賞勝ち馬と賞金上位の馬により出走馬が構成される。特殊な条件ながら41回目と歴史を重ねていることからもわかるように、ばんえいの中間世代の実力馬が顔をそろえ、それなりに意味を持つレースであると言える。
  過去10年で1番人気は(4,3,1,2)となかなかの成績。3番人気以内の馬で8勝しており、ハンデ差が大きいレースの割には上位人気の馬を信頼できる。一方で人気薄の馬もしばしば連対しており、実力馬と勢いのある軽ハンデ馬との組み合わせが面白いか。年齢別では5歳馬が7勝3敗とやはり一日の長があり有利。牝馬も健闘している。4歳5歳を連覇した馬はセンゴクエースの1頭のみ。また、不利とされる端枠の馬がここでは意外にも活躍することが多く、1番枠が3連勝中である。騎手では鈴木恵介騎手が5勝とこのレースを得意としている。

今回のみどころ
  4歳、5歳それぞれの世代にスターや個性派の馬が揃い、これを比較するのは相当難しい。5歳馬は、ミスタカシマやアアモンドグンシンら古馬重賞で揉まれている馬が多く、経験では一日の長がある。一方、4歳馬の方は三冠馬メムロボブサップらがハンデを嫌ってか回避、しかし2着続きのアオノブラックらは古馬とも互角に戦っており力は遜色ない。また、夏のはまなす賞では現5歳馬のキタノユウジロウが勝ったり、その5歳馬同士のBG1天馬賞ではコウシュハレガシーが勝つなど、世代の中でも甲乙付けがたい状況になっている。ハンデ差の開きも大きく、展開も含めてかなり難解だが、レベルの高いレースになりそうだ。

各馬寸評:(はむ!の個人的見解です。)
 1 インビクタ:明け4歳。とにかく逃げてこそ持ち味が発揮できる。最後の粘りもあり特別戦では滅法強いが、重賞になると力を出せずに大敗している。今回はハンデ差を生かしたい。障害が得意というわけでもなく、一旦後手に回るとズルズルと下がることもある。
 2 アオノブラック:2歳時に重賞勝ちはあるが、他ではいつもライバルのメムロボブサップの後塵を拝していたが、互角の戦いは見せている。切れ味の鋭い馬だが、5歳馬勢に強力な同タイプの馬が揃っておりどこまで戦えるか。はまなす賞では2着に食い込んでいる。
 3 アフロディーテ:牝馬の世代重賞ではいずれも2着と常にミスタカシマの後塵を拝していたが、BG1ヒロインズカップでは、古馬も含めて押さえ込んで逃げ切り勝ち。全世代での牝馬チャンピオンとなった。前に行けるスピードに力強さも加わってきた。
 4 コウシュハレガシー:それまで善戦タイプだったが、天馬賞では各馬がもたつくところを障害力の良さで押し切り勝利。その後は古馬のオープンに挑戦しまずまずの成績を上げている。相手に合わせた走りができ大崩れはないが、勝ちきるには思い切った走りが必要。
 5 ミスタカシマ:牝馬代表格で同世代なら牡馬などが相手でも堂々トップ争いを展開。ただ近走はハンデ差や展開に泣いて十分力を出し切れていない。慌てると障害もミスが出ることも。好位置につけ、一瞬の切れ味で抜け出し最後まで粘るレースに持ち込みたい。
 6 キタノユウジロウ:5歳馬。夏にはまなす賞、銀河賞と連勝し、それまでの善戦止まりにピリオドを打っている。古馬重賞にも挑戦し、いずれも掲示板内に入る善戦を見せている。自在の脚を持ち障害もこなすが、できる限り先行して粘り込むレースがしたい。
 7 ギンノダイマオー:2歳時は常に上位争いを展開、2着4回とあと一歩のところまでいっていたが、ここに来てかなり伸び悩んでいる様子。近走は障害でも戸惑いを見せている。元々はスピードも障害力もある馬なので、立て直しのきっかけが欲しいところ。
 8 ジェイエース:3歳三冠ではダービーの3着を最高に、4着2回と上位には及ばなかったものの切れ味を生かし善戦している。その後はさらに勝ち星を重ね、明け4歳の特別戦・白雪賞では上位2頭を相手に接戦勝ち、今回もかなり有利はハンデをもらっており一発のチャンスか。
 9 アアモンドグンシン:5歳馬で実力は最上位、古馬相手でも強く、ドリームエイジ、チャンピオンカップの2重賞を制しているが、同世代の重賞では力を持て余し勝ちを逃している。障害を越えれば、鋭い切れ味と最後の粘りで強みを見せる。前半の流れが重要。

【はむ!の見解まとめ】
  4歳、5歳の世代間や、それぞれの世代内での力量差と、かなりのハンデ差が微妙に相まって非常に難しい予想。もちろん馬場状態にも留意する必要がある。この予想を書いている時点では晴れの予想でやや水分を含んでいるが重めの馬場になりそうか。
  レース展開だが、出走をめぐって当落線上にあったインビクタが無事出走できたのでやはりこの馬がハナを行きたいところだろう。アアモンドグンシンも前につけたいが、今回はトップハンデであまりペースを上げすぎると厳しくなることも、他に前の方に行きそうなのは、アフロディーテ、キタノユウジロウくらいか、ミスタカシマ、コウシュハレガシーやメムロボブサップあたりも好位置にはつけたいところ。障害は各馬どの位置で降りられるか。先行馬はなるべく後ろを離したい。前がもたつくとアオノブラックやジェイエースあたりが上がってきそう。
  当欄の印だが、ハンデに恵まれた4歳馬◎(8)ジェイエースを応援を兼ねて本命とした。まだ重賞勝ちはないが、今回は勝てる条件が揃っている。初の重量だがダービーより20kg重いだけで問題はないだろう。障害が怪しい馬だが、今の勢いなら乗り越えてくるだろう。リーディングを争う阿部武臣騎手がテン乗りでどう乗りこなすか。山本厩舎の初重賞制覇なるかも見もの。
  対抗には○(5)ミスタカシマがおもしろい。天馬賞では膝折、ヒロインズカップでは古馬相手にハンデを背負わされ800kgの荷物、とそれぞれ厳しい条件であった。それでも大崩れはしていない。今回は適重量で走れる状況にある。阿部騎手とリーディングを争う鈴木恵介騎手はこちらを選んできた。2頭の一騎打ちも考えられる。そして単穴だが、トップハンデでも障害さえ降りてくればということで▲(9)アアモンドグンシンを押さえたい。今回は条件は悪いものの、そこは実力馬、重量は経験しているし、気楽に走れそうな分、力は出せる状況にはある。あとは、力をつけてきた△(6)キタノユウジロウも有力な一頭。ただ謎なくらい力を出せず敗退することもあり、当日の調子も見ておきたい。
  あとは、4歳ながら切れ味がある注(2)アオノブラックが流れをつかんで来れば突っ込みも。実績馬(4)コウシュハレガシーも動きは良さそう。その他、逃げ粘りそうな(1)インビクタあたりにも目を配っておきたい。

はむ!の馬券狙いどころ:
  今年度もあと2週。最後のばんえい記念Dayには資金を残しておきたい。そのためにもしっかり当てたいのだが、かなり難解。ジェイエースとミスタカシマの2頭を軸に自分で印を打ったところに流していきたい。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 8=5→9,6,2,4 合計8通り 各200円
      8→9,6,2,4→5 合計4通り 各100円
      5→9,6,2,4→8 合計4通り 各100円
      9,6→5=8 合計4通り 各100円
  枠複 8=5,8,6 合計3通り 各500円 合計 4,300円
(はむ!の単・複・ワイドで勝負!)
  単勝 8 600円  応援馬券(複勝分)8 400円
  ワイド 4=8,5,9,1 1=8,5,9 合計7点 各100円
  合計 1,700円で勝負! 

  今回の結果と回顧は、レース終了後数日以内に報告したいと思います。

【コラム】無観客競馬(2)
  どうしてもコロナウイルス関連の話題になってしまいます。先月末から続いているイベントの中止要請が、感染拡大の状況から長引いています。国内でも相変わらず連鎖的な感染者が出ていますし、欧米などでも更に感染が拡大。ついにパンデミック(世界的大流行)ということになってしまいました。経済も混乱しており、本当に先の見えない状況です。国内でも、相次ぐイベントの中止、スポーツでも、大相撲の無観客、プロ野球やJリーグなどの開幕が延期、そして高校野球も前代未聞の中止となってしまいました。戦争を除いては大正時代の米騒動以来というから正に歴史的危機という感じです。競馬の方も無観客が継続、ばんえいもついに大一番のばんえい記念を含み今年度一杯無観客となりました。一番盛り上がる時期だっただけに寂しい限りですが、レースそのものは関係者の努力あって開催されるので、ネットを通じて馬券などで応援していきましょう。

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